雑誌詳細:法律時報 2013年9月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 行政関係紛争における訴訟類型の交錯
定価:税込 1,781円(本体価格 1,619円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2013.08
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 160ページ
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内容紹介
2004年の行訴法改正により、行政関係紛争において特定の行為をどのような訴訟として争うかが極めて重要になっている。本特集では3つの点に着目して問題状況を捉え、行政法と民訴法の双方の視点から分析することで、議論の新たな可能性に迫る。
【法律時評】
2013年参院選と両院制の今後──定数不均衡と「ねじれ国会」の解消とを素材に……新井 誠
■特集=行政関係紛争における訴訟類型の交錯
行政関係紛争における訴訟類型の交錯
──形式的行政処分論議のリバイバルを中心として……榊原秀訓
「処分性」拡張と処分性概念の変容……下井康史
訴訟実務から見た「処分性」拡大の傾向──実効的な司法救済のタイミング……越智敏裕
行政関係紛争と確認訴訟……山田健吾
予防訴訟としての確認訴訟と差止訴訟……湊 二郎
民事訴訟法研究者からみた公法紛争における確認訴訟……石田秀博
行政関係紛争における事実行為と民事訴訟……深澤龍一郎
公法紛争における事実行為と民事訴訟
──「公共施設に対する民事差止訴訟の活用可能性」に関する一素描……川嶋四郎
●論説
競争法は「表現の自由」の破壊者か保護者か(1)
──情報社会の新しい秩序の形成期における一試論:欧米の事例から……市川芳治
福島原発事故被害の救済──原発事故集団訴訟の意義と課題……吉村良一
中小企業向けスワップ事件の金融ADRにおける扱いについて……青木浩子
便宜供与の法的性格と大阪市労使関係条例……西谷 敏
民事裁判の基礎理論・和解の構造分析──和解構造論とは、どのような考え方か……河村 浩
韓国における国民参与刑事裁判制度の最終形態
──国民司法参与委員会の最終形態案をふまえて……崔 鍾植
●連載
イギリス憲法の実像──その歴史的文脈・24……戒能通厚
【強行法と任意法】
第三者のためにする契約の意義と民法537条2項の強行法規性……長谷川貞之
【取引法研究会レポート】
名板貸責任における第三者保護要件……宮川不可止
【B&Aレビュー】
星周一郎『防犯カメラと刑事手続』●刑事法学の動き……辻本典央
【民事判例研究】
インターネットのウェブサイトへの記事掲載が新聞社等の名誉を毀損するとされた事例…和田真一
【刑事訴訟法判例研究】
被害者の証人尋問において、捜査段階に撮影された被害再現写真を示すことを許可し、
当該写真を証人尋問調書に添付した措置を適法とした事例……石田倫識
【労働判例研究】
運転士不登用と組合間差別──東日本旅客鉄道(千葉動労・不登用)事件……盛 誠吾
【史料の窓】
吉野作造と大正デモクラシー……古川江里子
最高裁新判例紹介
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2013年参院選と両院制の今後──定数不均衡と「ねじれ国会」の解消とを素材に……新井 誠
■特集=行政関係紛争における訴訟類型の交錯
行政関係紛争における訴訟類型の交錯
──形式的行政処分論議のリバイバルを中心として……榊原秀訓
「処分性」拡張と処分性概念の変容……下井康史
訴訟実務から見た「処分性」拡大の傾向──実効的な司法救済のタイミング……越智敏裕
行政関係紛争と確認訴訟……山田健吾
予防訴訟としての確認訴訟と差止訴訟……湊 二郎
民事訴訟法研究者からみた公法紛争における確認訴訟……石田秀博
行政関係紛争における事実行為と民事訴訟……深澤龍一郎
公法紛争における事実行為と民事訴訟
──「公共施設に対する民事差止訴訟の活用可能性」に関する一素描……川嶋四郎
●論説
競争法は「表現の自由」の破壊者か保護者か(1)
──情報社会の新しい秩序の形成期における一試論:欧米の事例から……市川芳治
福島原発事故被害の救済──原発事故集団訴訟の意義と課題……吉村良一
中小企業向けスワップ事件の金融ADRにおける扱いについて……青木浩子
便宜供与の法的性格と大阪市労使関係条例……西谷 敏
民事裁判の基礎理論・和解の構造分析──和解構造論とは、どのような考え方か……河村 浩
韓国における国民参与刑事裁判制度の最終形態
──国民司法参与委員会の最終形態案をふまえて……崔 鍾植
●連載
イギリス憲法の実像──その歴史的文脈・24……戒能通厚
【強行法と任意法】
第三者のためにする契約の意義と民法537条2項の強行法規性……長谷川貞之
【取引法研究会レポート】
名板貸責任における第三者保護要件……宮川不可止
【B&Aレビュー】
星周一郎『防犯カメラと刑事手続』●刑事法学の動き……辻本典央
【民事判例研究】
インターネットのウェブサイトへの記事掲載が新聞社等の名誉を毀損するとされた事例…和田真一
【刑事訴訟法判例研究】
被害者の証人尋問において、捜査段階に撮影された被害再現写真を示すことを許可し、
当該写真を証人尋問調書に添付した措置を適法とした事例……石田倫識
【労働判例研究】
運転士不登用と組合間差別──東日本旅客鉄道(千葉動労・不登用)事件……盛 誠吾
【史料の窓】
吉野作造と大正デモクラシー……古川江里子
最高裁新判例紹介
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2013年10月号(9月27日発売)予価1700円(税込)
特集=国際法秩序構想の諸系譜と現在
第2次世界大戦、冷戦を経て、現在の国際法はいかなる法秩序を構想しているのか。法秩序構想のさまざまな系譜を、掘り起こして分析し、それらの現代的意義を探る。