雑誌詳細:法律時報 2014年5月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 岐路に立つ憲法──その基礎概念・再考
定価:税込 1,991円(本体価格 1,810円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2014.04
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 208ページ
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内容紹介
憲法改正への強い執着を示す現政権下で、日本の憲法は現在どのような問題に立ち向かい、いかなる展望を描けるか。その基礎概念の再検討を通じて考察する。
【法律時評】
プーチンの「法治国家」とクリミア問題……渋谷謙次郎
■特集
岐路に立つ憲法――その基礎概念・再考
企画の趣旨……山元 一
日本国憲法前文における「国家の名誉」……蟻川恒正
日本国憲法と立憲主義――何を考えるべきか……井上武史
「国民の代表者」と「日本国の象徴」……西村裕一
人権と国家権力――「公共の福祉」の多元的機能……玉蟲由樹
日本国憲法とデモクラシー……上田健介
平和主義・国際貢献・集団的自衛権……横大道 聡
■特別企画
行政不服審査法改正の論点
行政不服審査法改正の論点……前田雅子
行政不服審査法改正と救済態様……稲葉一将
行政不服審査法改正と行政不服審査における審理体制のあり方
――審理員・行政不服審査会……大橋真由美
地方自治体における行政不服審査……洞澤秀雄
■小特集
日仏民法セミナー 損害論──伝統と現代
はじめに……金山直樹
序論――損害概念について……森田宏樹
純粋経済損失……中原太郎
身体損害……幡野弘樹
不法行為における損害と契約における損害との区別……齋藤哲志
機会の喪失……小林和子
損害軽減義務……馬場圭太
集団的損害……都筑満雄
環境損害……小野寺倫子
総括……荻野奈緒
●論説
執行対象財産を特定できない現状の打開策
――財産照会手続等の創設を含む財産探知人制度の提案……小・茂秀
被疑者取調べにおける黙秘権告知と憲法38条1項
――黙秘権告知は黙秘権の内容に含まれるのか……関口和徳
●連載
イギリス憲法の実像――その歴史的文脈・30……戒能通厚
憲法学のゆくえ・1-2
[座談会]憲法と刑事法の交錯(前篇)……亀井源太郎・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
福島原発事故賠償の研究・2
原子力損害賠償紛争審査会「中間指針」の性格
――審議経過から見えてくるもの……吉村良一
【強行法と任意法】
法人法規定の強行法規性……織田博子
【B&Aレビュー】
良永彌太郎=柳澤旭編『労働関係と社会保障法』……菊池馨実
松井和彦『契約の危殆化と債務不履行』●民法学のあゆみ……吉政知広
星周一郎「詐欺罪と『詐欺隣接罰則』の罪数関係」●刑事法学の動き…川口浩一
【民事判例研究】
無権利者を委託者とする物の販売委託契約が締結された場合における当該物の所有者の追認の効果……西内祐介
【刑事訴訟法判例研究】
被疑者弁護人の人数制限をめぐる刑訴規則27条1項「特別の事情」の解釈……吉村真性
【労働判例研究】
「他の従業員の反感、不信感」を理由とする整理解雇基準の合理性――淀川海運事件……高橋翔太郎
【史料の窓】
小磯国昭内閣と最高戦争指導会議…佐藤元英 扉
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
プーチンの「法治国家」とクリミア問題……渋谷謙次郎
■特集
岐路に立つ憲法――その基礎概念・再考
企画の趣旨……山元 一
日本国憲法前文における「国家の名誉」……蟻川恒正
日本国憲法と立憲主義――何を考えるべきか……井上武史
「国民の代表者」と「日本国の象徴」……西村裕一
人権と国家権力――「公共の福祉」の多元的機能……玉蟲由樹
日本国憲法とデモクラシー……上田健介
平和主義・国際貢献・集団的自衛権……横大道 聡
■特別企画
行政不服審査法改正の論点
行政不服審査法改正の論点……前田雅子
行政不服審査法改正と救済態様……稲葉一将
行政不服審査法改正と行政不服審査における審理体制のあり方
――審理員・行政不服審査会……大橋真由美
地方自治体における行政不服審査……洞澤秀雄
■小特集
日仏民法セミナー 損害論──伝統と現代
はじめに……金山直樹
序論――損害概念について……森田宏樹
純粋経済損失……中原太郎
身体損害……幡野弘樹
不法行為における損害と契約における損害との区別……齋藤哲志
機会の喪失……小林和子
損害軽減義務……馬場圭太
集団的損害……都筑満雄
環境損害……小野寺倫子
総括……荻野奈緒
●論説
執行対象財産を特定できない現状の打開策
――財産照会手続等の創設を含む財産探知人制度の提案……小・茂秀
被疑者取調べにおける黙秘権告知と憲法38条1項
――黙秘権告知は黙秘権の内容に含まれるのか……関口和徳
●連載
イギリス憲法の実像――その歴史的文脈・30……戒能通厚
憲法学のゆくえ・1-2
[座談会]憲法と刑事法の交錯(前篇)……亀井源太郎・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
福島原発事故賠償の研究・2
原子力損害賠償紛争審査会「中間指針」の性格
――審議経過から見えてくるもの……吉村良一
【強行法と任意法】
法人法規定の強行法規性……織田博子
【B&Aレビュー】
良永彌太郎=柳澤旭編『労働関係と社会保障法』……菊池馨実
松井和彦『契約の危殆化と債務不履行』●民法学のあゆみ……吉政知広
星周一郎「詐欺罪と『詐欺隣接罰則』の罪数関係」●刑事法学の動き…川口浩一
【民事判例研究】
無権利者を委託者とする物の販売委託契約が締結された場合における当該物の所有者の追認の効果……西内祐介
【刑事訴訟法判例研究】
被疑者弁護人の人数制限をめぐる刑訴規則27条1項「特別の事情」の解釈……吉村真性
【労働判例研究】
「他の従業員の反感、不信感」を理由とする整理解雇基準の合理性――淀川海運事件……高橋翔太郎
【史料の窓】
小磯国昭内閣と最高戦争指導会議…佐藤元英 扉
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2014年6月号(5月27日発売)予価1610円
親とは何か──社会的親子をめぐって(仮)
生物学的な親子ではないものの一定の法的承認が論議される「社会的親子」について、子どもの監護養育をめぐる関係を中心に親子法の観点から法的評価を試み、「親とは何か」を考察する。
企画趣旨………………… 中村 恵
総論……………………… 許 末恵
生殖補助医療による子… 中村 恵
未成年養子……………… 床谷文雄
国際養子………………… 渡辺惺之
未成年後見……………… 合田篤子
縦親子関係……………… 栗林佳代
里子里親関係…………… 米沢普子
小特集=八ッ場ダム訴訟の論点(仮)
……………………… 田村達久・野呂 充・人見 剛
法律時評
冤罪事件の動きについて…………守屋克彦