雑誌詳細:法律時報 2014年9月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 法制審特別部会は課題に答えたか
- ── 「新たな刑事司法制度の構築」を読む
定価:税込 1,771円(本体価格 1,610円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2014.08
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
法制審議会・新時代の刑事司法特別部会は、「時代に即した新たな刑事司法制度の構築」という課題に的確に答えているか? 法学者、そして部会の議論に参加した一般有識者が多角的に論じる。
【法律時評】
軍事化と国際人権法……阿部浩己
■特集
法制審特別部会は課題に答えたか
――「新たな刑事司法制度の構築」を読む
法制審特別部会は課題に答えたか?……白取祐司
法制審新時代の刑事司法制度特別部会の議論に参加して……村木厚子
部会の議論で感じ、思ったこと……周防正行
雪とハマ瑰と――特別部会に明治から未来を見た……安岡崇志
取調べの録音・録画制度……葛野尋之
供述証拠の収集を容易にするための手段……宇川春彦
通信・会話傍受……笹倉宏紀
被疑者・被告人の身体拘束――特別部会の調査審議の結果をうけて……緑 大輔
弁護人による援助の拡充……岡 慎一
証拠開示制度……大澤 裕
被告人の証人適格論……堀江慎司
■小特集
安全保障への国際法の視座
国際法学における安全保障構想の系譜――動態的に把握された勢力均衡の下での法秩序……西 平等
必要最小限度の限定的な集団的自衛権論……山形英郎
国連体制が目指す安全保障とは――安全保障理事会の実行から見る変化の軌跡……清水奈名子
安全保障とジェンダー――安保理決議1325と国別行動計画の策定をめぐって……川眞田嘉壽子
●論説
【特別企画】社会保険庁分限免職事件と人事院判定・2
社会保険庁廃止と分限免職……尾林芳匡
〈検証・特定秘密保護法〉
特定秘密保護法と国会――国会は特定秘密を監視できるか……清水 勉
和歌山カレー毒物混入事件再審請求と科学鑑定
――科学証拠への信用性の揺らぎ……石塚伸一
●連載
憲法学のゆくえ・2-3
[座談会]憲法学と司法政治学の対話(後篇)……見平 典・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
福島原発事故賠償の研究・6
原子力安全規制と国家賠償責任……下山憲治
【B&Aレビュー】
水島朝穂=大前治『検証防空法――空襲下で禁じられた避難』……山内敏弘
瀬川行太「結果発生への被害者の過失的関与について――被害者の自己答責性の原理を中心に(1)(2・完)」●刑事法学の動き……浅田和茂
【民事判例研究】
テレビ番組を通じた弁護士懲戒請求呼び掛け行為の違法性……星野 豊
【刑事訴訟法判例研究】
嫌疑不十分を理由に不起訴処分にした少年被疑事件につき、成人後に公訴提起した事例……福島 至
【労働判例研究】
有期雇用契約における試用期間設定の効力――リーディング証券事件……中村和雄
【史料の窓】
2・26事件当日の斎藤實内大臣邸……小宮 京
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
軍事化と国際人権法……阿部浩己
■特集
法制審特別部会は課題に答えたか
――「新たな刑事司法制度の構築」を読む
法制審特別部会は課題に答えたか?……白取祐司
法制審新時代の刑事司法制度特別部会の議論に参加して……村木厚子
部会の議論で感じ、思ったこと……周防正行
雪とハマ瑰と――特別部会に明治から未来を見た……安岡崇志
取調べの録音・録画制度……葛野尋之
供述証拠の収集を容易にするための手段……宇川春彦
通信・会話傍受……笹倉宏紀
被疑者・被告人の身体拘束――特別部会の調査審議の結果をうけて……緑 大輔
弁護人による援助の拡充……岡 慎一
証拠開示制度……大澤 裕
被告人の証人適格論……堀江慎司
■小特集
安全保障への国際法の視座
国際法学における安全保障構想の系譜――動態的に把握された勢力均衡の下での法秩序……西 平等
必要最小限度の限定的な集団的自衛権論……山形英郎
国連体制が目指す安全保障とは――安全保障理事会の実行から見る変化の軌跡……清水奈名子
安全保障とジェンダー――安保理決議1325と国別行動計画の策定をめぐって……川眞田嘉壽子
●論説
【特別企画】社会保険庁分限免職事件と人事院判定・2
社会保険庁廃止と分限免職……尾林芳匡
〈検証・特定秘密保護法〉
特定秘密保護法と国会――国会は特定秘密を監視できるか……清水 勉
和歌山カレー毒物混入事件再審請求と科学鑑定
――科学証拠への信用性の揺らぎ……石塚伸一
●連載
憲法学のゆくえ・2-3
[座談会]憲法学と司法政治学の対話(後篇)……見平 典・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
福島原発事故賠償の研究・6
原子力安全規制と国家賠償責任……下山憲治
【B&Aレビュー】
水島朝穂=大前治『検証防空法――空襲下で禁じられた避難』……山内敏弘
瀬川行太「結果発生への被害者の過失的関与について――被害者の自己答責性の原理を中心に(1)(2・完)」●刑事法学の動き……浅田和茂
【民事判例研究】
テレビ番組を通じた弁護士懲戒請求呼び掛け行為の違法性……星野 豊
【刑事訴訟法判例研究】
嫌疑不十分を理由に不起訴処分にした少年被疑事件につき、成人後に公訴提起した事例……福島 至
【労働判例研究】
有期雇用契約における試用期間設定の効力――リーディング証券事件……中村和雄
【史料の窓】
2・26事件当日の斎藤實内大臣邸……小宮 京
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2014年10月号(9月27日発売)予価1610円
特集=「国際的保護」をめぐる新たな潮流── 難民、無国籍者、補完的保護
日本の難民認定手続の改革に向けた検討が進んでいる。難民や無国籍者の保護をめぐる理論と実務の実際を多角的な視点で明らかにし、改革への視座を提供する。
「国際的保護」の境界…阿部浩己/日本の難民認定手続の実際…渡邉彰悟/入管法における難民認定制度…野口貴公美/韓国難民法とその施行後の実務…キム・ジョンチョル=イ・ホテク=宮内博史/EUにおける国際的保護…戸田五郎/無国籍者地位条約と無国籍削減条約…新垣 修/無国籍に取り組むためのUNHCRのマンデート及び活動…マーク・マンリー/日本の無国籍問題をめぐる現状と課題…小田川綾音=付 月/小特集 会社法改正をどう見るか…笠原武朗・江頭憲治郎・稲葉威雄[座談会]グローバル化による法の変容…小畑 郁・高山佳奈子・藤谷武史・横山美夏・山元 一【法律時評】裁判員裁判における量刑傾向…小池信太郎 ほか