雑誌詳細:法律時報 2015年7月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 司法制度改革と民事訴訟手続
- ーー改革の趣旨と現状の検証
定価:税込 1,771円(本体価格 1,610円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2015.06
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
司法制度改革審議会意見書を踏まえた民事訴訟手続の改革は、何を実現したか。改正法施行から10年が経過した今、改革の趣旨と残る問題点を検証する。
【法律時評】
仮処分による原発再稼働の差止め……高木 光
■特集
司法制度改革と民事訴訟手続――改革の趣旨と現状の検証
司法制度改革と平成15年民事手続法改正後の現状――本企画の趣旨を兼ねて……本間靖規
民事訴訟手続における計画的審理と審理計画……坂田 宏
訴え提起前の証拠収集制度……増田勝久
民事訴訟手続における専門家の関与――専門委員制度の課題と展望を中心に……杉山悦子
鑑定制度の現状と課題……小田 司
知的財産訴訟における専門的処理の強化……高林 龍
少額訴訟手続、和解に代わる決定の現状と課題……上田竹志
人事訴訟管轄の家庭裁判所への移管……稲田龍樹
■小特集
立法学学術フォーラム
企画にあたって……井上達夫
立法をめぐる基盤変動と課題……川崎政司
議会民主政の変動と立憲主義の危機……西原博史
立法システムにおける熟議デモクラシー……齋藤純一
「熟議の政治」、その挑戦と挫折……鈴木 寛
7.1閣議決定と国会の違憲審査機能……高見勝利
集合的決定としての「立法」への懐疑――私法の視点から……山田八千子
まとめ――立法学研究のもつ意味と今後の課題……井田 良
●連載
憲法学のゆくえ・6-1
イントロダクション……宍戸常寿
[基調報告]憲法学と国際法学との対話に向けて……森 肇志
憲法学からみた最高裁判所裁判官・4
「理想」の追求とその行方――入江俊郎……嘉多山 宗
「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・2
フランス憲法史と日本――革命200年・戦後70年の「読み直し」……辻村みよ子
【取引法研究会レポート】
債権法改正案における瑕疵担保と債務不履行……藤田寿夫
【B&Aレビュー】
山元 一『現代フランス憲法理論』……井上武史
永下康之「損害賠償法における素因の位置」●民法学のあゆみ……吉村良一
田中優輝「被害者による危険の引受けについて(1)~(5・完)」●刑事法学の動き……松原久利
【EU法判例研究】
基本的人権の保護とEU法・スペイン憲法……須網隆夫
【民事判例研究】
債務整理を受任した弁護士の委任契約上の説明義務……西内祐介
【刑事訴訟法判例研究】
間接証拠たる目撃証言および被告人供述の信用性を否定し、事実誤認を理由に第一審の有罪判決(無期懲役)を破棄し無罪とした原判決を是認した事例――舞鶴女子高校生殺害事件……佐藤元治
【労働判例研究】
事務所内での自習時間と安全配慮義務における過重負荷の要素としての労働時間性――医療法人雄心会事件……加藤正佳
学会レポート 第11回東アジア行政法学会国際学術大会――東アジアにおける「行政組織法制の改革」および「行政不服審査制度の発展と改革」……下山憲治
【史料の窓】
明治維新期の立憲政治構想……福井 淳
第65回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~……冨田彰乃
最高裁新判例紹介
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
仮処分による原発再稼働の差止め……高木 光
■特集
司法制度改革と民事訴訟手続――改革の趣旨と現状の検証
司法制度改革と平成15年民事手続法改正後の現状――本企画の趣旨を兼ねて……本間靖規
民事訴訟手続における計画的審理と審理計画……坂田 宏
訴え提起前の証拠収集制度……増田勝久
民事訴訟手続における専門家の関与――専門委員制度の課題と展望を中心に……杉山悦子
鑑定制度の現状と課題……小田 司
知的財産訴訟における専門的処理の強化……高林 龍
少額訴訟手続、和解に代わる決定の現状と課題……上田竹志
人事訴訟管轄の家庭裁判所への移管……稲田龍樹
■小特集
立法学学術フォーラム
企画にあたって……井上達夫
立法をめぐる基盤変動と課題……川崎政司
議会民主政の変動と立憲主義の危機……西原博史
立法システムにおける熟議デモクラシー……齋藤純一
「熟議の政治」、その挑戦と挫折……鈴木 寛
7.1閣議決定と国会の違憲審査機能……高見勝利
集合的決定としての「立法」への懐疑――私法の視点から……山田八千子
まとめ――立法学研究のもつ意味と今後の課題……井田 良
●連載
憲法学のゆくえ・6-1
イントロダクション……宍戸常寿
[基調報告]憲法学と国際法学との対話に向けて……森 肇志
憲法学からみた最高裁判所裁判官・4
「理想」の追求とその行方――入江俊郎……嘉多山 宗
「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・2
フランス憲法史と日本――革命200年・戦後70年の「読み直し」……辻村みよ子
【取引法研究会レポート】
債権法改正案における瑕疵担保と債務不履行……藤田寿夫
【B&Aレビュー】
山元 一『現代フランス憲法理論』……井上武史
永下康之「損害賠償法における素因の位置」●民法学のあゆみ……吉村良一
田中優輝「被害者による危険の引受けについて(1)~(5・完)」●刑事法学の動き……松原久利
【EU法判例研究】
基本的人権の保護とEU法・スペイン憲法……須網隆夫
【民事判例研究】
債務整理を受任した弁護士の委任契約上の説明義務……西内祐介
【刑事訴訟法判例研究】
間接証拠たる目撃証言および被告人供述の信用性を否定し、事実誤認を理由に第一審の有罪判決(無期懲役)を破棄し無罪とした原判決を是認した事例――舞鶴女子高校生殺害事件……佐藤元治
【労働判例研究】
事務所内での自習時間と安全配慮義務における過重負荷の要素としての労働時間性――医療法人雄心会事件……加藤正佳
学会レポート 第11回東アジア行政法学会国際学術大会――東アジアにおける「行政組織法制の改革」および「行政不服審査制度の発展と改革」……下山憲治
【史料の窓】
明治維新期の立憲政治構想……福井 淳
第65回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~……冨田彰乃
最高裁新判例紹介
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2015年8月号(2015年7月27日発売)予価1610円+税
特集=法における「国家」・「人間」ーー広中俊雄博士の法学研究(仮)
「国家」という言葉が、時の政治によって軽々と弄ばれる現在、法学者は「国家」、そして「人間」をどのようにして主題化し、それに対峙するのか。故広中俊雄博士が呈示した根本問題と向き合い、法学の可能性を探る。