雑誌詳細:法律時報 2015年8月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 法における「国家」と「人間」
- ──広中俊雄博士の法学研究
定価:税込 1,771円(本体価格 1,610円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2015.07
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 160ページ
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内容紹介
「国家」という言葉が、時の政治によって軽々と弄ばれる現在、法学者は「国家」、そして「人間」をどのようにして主題化し、それに対峙するのか。故広中俊雄博士が呈示した根本問題と向き合い、法学の可能性を探る。
【法律時評】
安保法案のねらいと法案論議の問題点……愛敬浩二
■特集
法における「国家」と「人間」── 広中俊雄博士の法学研究
企画趣旨……佐藤岩夫
日本国憲法における「国家」と「人間」──「個人の尊厳」と9条……蟻川恒正
現代日本の警察──広中・警察研究と刑事訴訟法学との対話……川崎英明
広中俊雄の法社会学研究……佐藤岩夫
広中俊雄の民法体系論と市民社会の基本的諸秩序論……吉田克己
広中俊雄の民法体系論──「人の法」構想を中心に……大村敦志
広中俊雄の民法解釈方法論……小粥太郎
『日本民法典資料集成Ⅰ』と『新版民法綱要』に見る民法典編纂史研究……中村哲也
広中俊雄のローマ法研究──歴史の中の社会・国家と法……林 信夫
■特別企画
財の帰属――その構造と原理
企画趣旨……水津太郎
法的問題としての財の帰属……ヘルベルト・ツェヒ(訳:水津太郎)
デジタルの世界における財の帰属──権利客体としてのデータ……ヘルベルト・ツェヒ(訳:兼平麻渚生)
●連載
グローバル化と法の変容・3
国際法における法源論の変容──そのプロブレマティーク……齋藤民徒
憲法学のゆくえ・6-2
[座談会]憲法学と国際法学との対話に向けて(前篇)
……森 肇志・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
憲法学からみた最高裁判所裁判官・5
激流に立つ巌──石田和外……早瀬勝明
「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・3
主権のヌキ身の常駐について──Of sovereignty, standing and denuded……長谷部恭男
【B&Aレビュー】
溝渕将章「民法一〇一条一項と『悪意の帰責』法理(一)(二・完)──BGB一六六条一項の解釈論を手がかりに」●民法学のあゆみ……桑岡和久
徳永 元「責任主義における期待可能性論の意義について(1)~(3・完)」●刑事法学の動き……生田勝義
【民事判例研究】
元本確定前における根保証の随伴性──情報提供・保証意思の確認、法律関係の解釈……辻 博明
【特別刑法判例研究】
虚偽過少申告逋脱犯の主観的要件……菊地一樹
【労働判例研究】
会社更生手続における支配介入──日本航空JAL不当労働行為救済命令取消請求事件……高橋賢司
【史料の窓】
日本国憲法下における宮中人事への「宮廷政治家」の懸念……小宮一夫
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
安保法案のねらいと法案論議の問題点……愛敬浩二
■特集
法における「国家」と「人間」── 広中俊雄博士の法学研究
企画趣旨……佐藤岩夫
日本国憲法における「国家」と「人間」──「個人の尊厳」と9条……蟻川恒正
現代日本の警察──広中・警察研究と刑事訴訟法学との対話……川崎英明
広中俊雄の法社会学研究……佐藤岩夫
広中俊雄の民法体系論と市民社会の基本的諸秩序論……吉田克己
広中俊雄の民法体系論──「人の法」構想を中心に……大村敦志
広中俊雄の民法解釈方法論……小粥太郎
『日本民法典資料集成Ⅰ』と『新版民法綱要』に見る民法典編纂史研究……中村哲也
広中俊雄のローマ法研究──歴史の中の社会・国家と法……林 信夫
■特別企画
財の帰属――その構造と原理
企画趣旨……水津太郎
法的問題としての財の帰属……ヘルベルト・ツェヒ(訳:水津太郎)
デジタルの世界における財の帰属──権利客体としてのデータ……ヘルベルト・ツェヒ(訳:兼平麻渚生)
●連載
グローバル化と法の変容・3
国際法における法源論の変容──そのプロブレマティーク……齋藤民徒
憲法学のゆくえ・6-2
[座談会]憲法学と国際法学との対話に向けて(前篇)
……森 肇志・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
憲法学からみた最高裁判所裁判官・5
激流に立つ巌──石田和外……早瀬勝明
「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・3
主権のヌキ身の常駐について──Of sovereignty, standing and denuded……長谷部恭男
【B&Aレビュー】
溝渕将章「民法一〇一条一項と『悪意の帰責』法理(一)(二・完)──BGB一六六条一項の解釈論を手がかりに」●民法学のあゆみ……桑岡和久
徳永 元「責任主義における期待可能性論の意義について(1)~(3・完)」●刑事法学の動き……生田勝義
【民事判例研究】
元本確定前における根保証の随伴性──情報提供・保証意思の確認、法律関係の解釈……辻 博明
【特別刑法判例研究】
虚偽過少申告逋脱犯の主観的要件……菊地一樹
【労働判例研究】
会社更生手続における支配介入──日本航空JAL不当労働行為救済命令取消請求事件……高橋賢司
【史料の窓】
日本国憲法下における宮中人事への「宮廷政治家」の懸念……小宮一夫
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2015年9月号(2015年8月27日発売)予価1610円+税
特集=過去の不正義と国際法──日韓請求権協定の現在
日韓基本条約と日韓請求権協定の締結による国交正常化から50年を迎えた今もなお、日本の植民地支配をめぐる議論が続いている。司法の場における国際法上の取り組みを通して、過去の不正義という問題に迫る。