雑誌詳細:法律時報 2015年10月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 親子法の現在と未来
- ──社会の動きに民法はどのように向かい合うのか
定価:税込 1,991円(本体価格 1,810円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2015.09
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 204ページ
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内容紹介
生殖補助医療の発展などを背景に、法における親子の意味を問われる場面が続いている。制度設計を論じる上で必須となる法的基礎を、第一線の論者が集い考察する大特集。
【法律時評】
少年法適用年齢の引下げ……武内謙治
■特集
親子法の現在と未来――社会の動きに民法はどのように向かい合うのか
[座談会]
親子法のあり方を求めて……二宮周平・棚村政行・水野紀子・窪田充見
[生殖補助医療に関する問題]
代理懐胎と親子関係――ヨーロッパ人権裁判所判決とフランス法を参照しつつ……幡野弘樹
凍結精子による懐胎……西 希代子
AIDにおける子の出自を知る権利……小池 泰
生殖補助医療における行為規制ルールと親子法のあり方……石井美智子
[法的な親子関係の意味をめぐる問題]
認知訴訟と認知調停――いわゆる300日問題をめぐる法的問題……浦野由紀子
性同一性障害を理由とする性別の変更と民法772条……羽生香織
任意認知者による認知無効の取消し……木村敦子
嫡出否認と親子関係不存在確認――最判平成26年7月17日……久保野恵美子
【特別企画】フランス家族財産法の現在――フレデリック・ビシュロン教授講演会
掲載にあたって……幡野弘樹・齋藤哲志
家族資産の移転と公序……フレデリック・ビシュロン(訳:石綿はる美)
カップル関係内部の財産関係……フレデリック・ビシュロン(訳:大島梨沙)
【特別企画】辺野古新基地建設問題の法的論点
辺野古新基地建設問題の展開と基地建設の利益……紙野健二
辺野古新基地建設問題における国と自治体との関係……白藤博行
●連載
グローバル化と法の変容・4
グローバル化社会と憲法……棟居快行
憲法学のゆくえ・7-1
イントロダクション……山本龍彦
[基調報告]憲法と社会保障法――対話の新たな地平……笠木映里
憲法学からみた最高裁判所裁判官・7
法の支配のロジスティクス――矢口洪一……片桐直人
「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・5
「裁判官の良心」と裁判官――憲法理論的考察に向けて……愛敬浩二
【取引法研究会レポート】
新民法における「債権の譲渡における相殺権」の意義……杉本好央
【B&Aレビュー】
樋口亮介「注意義務の内容確定基準――比例原則に基づく義務内容の確定」●刑事法学の動き……松宮孝明
【民事判例研究】
児童期の性的虐待被害に起因するPTSD等の発症に対する損害賠償請求権の時効・除斥期間――釧路PTSD等事件控訴審判決……松本克美
【特別刑法判例研究】
競馬の払戻金の所得区分と必要経費の範囲について……今井康介
【労働判例研究】
会社分割における労働者への通知義務と障害者に対する勤務配慮――阪神バス事件……所 浩代
【史料の窓】
森戸事件と山川健次郎東京帝大総長……小宮 京・中澤俊輔
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
少年法適用年齢の引下げ……武内謙治
■特集
親子法の現在と未来――社会の動きに民法はどのように向かい合うのか
[座談会]
親子法のあり方を求めて……二宮周平・棚村政行・水野紀子・窪田充見
[生殖補助医療に関する問題]
代理懐胎と親子関係――ヨーロッパ人権裁判所判決とフランス法を参照しつつ……幡野弘樹
凍結精子による懐胎……西 希代子
AIDにおける子の出自を知る権利……小池 泰
生殖補助医療における行為規制ルールと親子法のあり方……石井美智子
[法的な親子関係の意味をめぐる問題]
認知訴訟と認知調停――いわゆる300日問題をめぐる法的問題……浦野由紀子
性同一性障害を理由とする性別の変更と民法772条……羽生香織
任意認知者による認知無効の取消し……木村敦子
嫡出否認と親子関係不存在確認――最判平成26年7月17日……久保野恵美子
【特別企画】フランス家族財産法の現在――フレデリック・ビシュロン教授講演会
掲載にあたって……幡野弘樹・齋藤哲志
家族資産の移転と公序……フレデリック・ビシュロン(訳:石綿はる美)
カップル関係内部の財産関係……フレデリック・ビシュロン(訳:大島梨沙)
【特別企画】辺野古新基地建設問題の法的論点
辺野古新基地建設問題の展開と基地建設の利益……紙野健二
辺野古新基地建設問題における国と自治体との関係……白藤博行
●連載
グローバル化と法の変容・4
グローバル化社会と憲法……棟居快行
憲法学のゆくえ・7-1
イントロダクション……山本龍彦
[基調報告]憲法と社会保障法――対話の新たな地平……笠木映里
憲法学からみた最高裁判所裁判官・7
法の支配のロジスティクス――矢口洪一……片桐直人
「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・5
「裁判官の良心」と裁判官――憲法理論的考察に向けて……愛敬浩二
【取引法研究会レポート】
新民法における「債権の譲渡における相殺権」の意義……杉本好央
【B&Aレビュー】
樋口亮介「注意義務の内容確定基準――比例原則に基づく義務内容の確定」●刑事法学の動き……松宮孝明
【民事判例研究】
児童期の性的虐待被害に起因するPTSD等の発症に対する損害賠償請求権の時効・除斥期間――釧路PTSD等事件控訴審判決……松本克美
【特別刑法判例研究】
競馬の払戻金の所得区分と必要経費の範囲について……今井康介
【労働判例研究】
会社分割における労働者への通知義務と障害者に対する勤務配慮――阪神バス事件……所 浩代
【史料の窓】
森戸事件と山川健次郎東京帝大総長……小宮 京・中澤俊輔
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2015年11月号(2015年10月27日発売)予価1610円+税
戦後70年と安保法制 ――「国際法の支配」と立憲主義
日本国憲法の平和主義を根底から揺さぶる「安保法案」を、ときに国際法が正当化する構図がある。法の支配とはいったい何か? 戦後70年=国連体制70年のいま、改めて憲法と国際法の関係に迫る。