雑誌詳細:法律時報 2016年2月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 国家(行政)作用と費用負担
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2016.01
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
国家作用に常に伴う費用は、誰がいかなる資格に基づき負担すべきか。今後の日本の人口動態・財政収支を見据え、公法学における伝統的かつアクチュアルな問題に改めて迫る。
【法律時評】
普通に戦争をする国の生活――パリ大規模テロの背景とその後……齊藤笑美子
■特集
国家(行政)作用と費用負担
国家作用と租税による費用負担……藤谷武史
行政作用の利用者による費用負担……木村琢麿
国家作用と原因者による費用負担……島村 健
国家作用の費用負担と時間軸――基金・保険・公債……神山弘行
警察・環境行政における費用負担……黒川哲志
社会保障行政における費用負担……嵩 さやか
教育・研究における費用負担……徳本広孝
費用負担の正義――分配と矯正……大屋雄裕
■特別企画
再建型倒産手続下における整理解雇の有効性
──韓国大法院2判決の紹介と日本法への示唆
企画趣旨……池田 悠
雙龍自動車事件大法院判決の要旨……金 炳学・池田 悠
大林自動車工業事件大法院判決の要旨……金 炳学・池田 悠
ソウル中央地裁破産部・韓国民主労総本部・梨花女子大学での聞き取り調査の要旨
……池田 悠・朴 孝淑・盧 尚憲・金 炳学
韓国の再建型倒産手続における労働者の権利保護
──日本法との比較を中心に……中島弘雅・金 炳学
再建型倒産手続下での整理解雇の有効性判断をめぐる日韓比較……池田 悠・朴 孝淑
●連載
グローバル化と法の変容・6
グローバル化社会と行政法――グローバル・ガバナンスへの日本の学説の対応……興津征雄
憲法学のゆくえ・8-2
[座談会]行政学から見た日本国憲法と憲法学(前篇)……伊藤正次・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
憲法学からみた最高裁判所裁判官・10
事実をみつめて――千葉勝美……上田健介
「国家と法」の主要問題 Le Salon de th�orie constitutionnelle・8
立ち竦む「闘う共和国」――テロリズム攻撃に直面するフランスにおける表現の自由……山元 一
【取引法研究会レポート】
民法改正案における時効規定の検討――時効期間の統一化の問題を中心に……草野元己
【B&Aレビュー】
石橋秀起『不法行為法における割合的責任の法理』●民法学のあゆみ……金丸義衡
【民事判例研究】
共同相続における投資信託受益権等の取扱い……星野 豊
【特別刑法判例研究】
事前運動罪における選挙運動の範囲と、供応接待罪における報酬の意義……岡田侑大
【労働判例研究】
妊娠に伴う軽易業務への転換を「契機」とした降格と均等法違反
――広島中央保健生協(C生協病院)事件……鄒 庭雲
【史料の窓】
隈板内閣の成立と貴族院会派……小林和幸
最高裁新判例紹介
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
普通に戦争をする国の生活――パリ大規模テロの背景とその後……齊藤笑美子
■特集
国家(行政)作用と費用負担
国家作用と租税による費用負担……藤谷武史
行政作用の利用者による費用負担……木村琢麿
国家作用と原因者による費用負担……島村 健
国家作用の費用負担と時間軸――基金・保険・公債……神山弘行
警察・環境行政における費用負担……黒川哲志
社会保障行政における費用負担……嵩 さやか
教育・研究における費用負担……徳本広孝
費用負担の正義――分配と矯正……大屋雄裕
■特別企画
再建型倒産手続下における整理解雇の有効性
──韓国大法院2判決の紹介と日本法への示唆
企画趣旨……池田 悠
雙龍自動車事件大法院判決の要旨……金 炳学・池田 悠
大林自動車工業事件大法院判決の要旨……金 炳学・池田 悠
ソウル中央地裁破産部・韓国民主労総本部・梨花女子大学での聞き取り調査の要旨
……池田 悠・朴 孝淑・盧 尚憲・金 炳学
韓国の再建型倒産手続における労働者の権利保護
──日本法との比較を中心に……中島弘雅・金 炳学
再建型倒産手続下での整理解雇の有効性判断をめぐる日韓比較……池田 悠・朴 孝淑
●連載
グローバル化と法の変容・6
グローバル化社会と行政法――グローバル・ガバナンスへの日本の学説の対応……興津征雄
憲法学のゆくえ・8-2
[座談会]行政学から見た日本国憲法と憲法学(前篇)……伊藤正次・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦
憲法学からみた最高裁判所裁判官・10
事実をみつめて――千葉勝美……上田健介
「国家と法」の主要問題 Le Salon de th�orie constitutionnelle・8
立ち竦む「闘う共和国」――テロリズム攻撃に直面するフランスにおける表現の自由……山元 一
【取引法研究会レポート】
民法改正案における時効規定の検討――時効期間の統一化の問題を中心に……草野元己
【B&Aレビュー】
石橋秀起『不法行為法における割合的責任の法理』●民法学のあゆみ……金丸義衡
【民事判例研究】
共同相続における投資信託受益権等の取扱い……星野 豊
【特別刑法判例研究】
事前運動罪における選挙運動の範囲と、供応接待罪における報酬の意義……岡田侑大
【労働判例研究】
妊娠に伴う軽易業務への転換を「契機」とした降格と均等法違反
――広島中央保健生協(C生協病院)事件……鄒 庭雲
【史料の窓】
隈板内閣の成立と貴族院会派……小林和幸
最高裁新判例紹介
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
2016年3月号(2016年2月27日発売)予価1750円+税
集団的労働関係法の時代
非正規労働者・非雇用就業者の拡大により労働組合法を軸とした規制枠組みが機能不全に陥る中、より広い視野で集団的労働関係法を捉え直し、限界を打破するための新たな構造と機能を探る。
・予定目次
1.集団的労働関係法の時代性…野田進(九州大学教授)
2.労働組合法の現状と課題…竹内(奥野)寿(早稲田大学教授)
3.集団的労働関係法における権利・義務主体論の再検討…富永晃一(上智大学准教授)
4.労働協約・団体交渉の機能と新たな法的役割…桑村裕美子(東北大学准教授)
5.日本における従業員代表制の再設計…神吉知郁子(立教大学准教授)
6.労働組合の変容と不当労働行為…緒方桂子(広島大学教授)
7.労働委員会制度の実情と課題…山下昇(九州大学准教授)