雑誌詳細:法律時報 2017年1月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 独占禁止法の現代的課題
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2016.12
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
わが国における独占禁止法の最近の改正、立法論、判審決など最新の動向を幅広く取り上げて実務上の観点から論じるとともに、国際比較や多重執行に伴う問題を紹介することにより、独占禁止法実務の最新動向を鳥瞰する。
【法律時評】
分極化と個別化——2016年アメリカ大統領選挙・雑感……山本龍彦
■特集 独占禁止法の現代的課題
・企画趣旨……中野雄介
・ハードコアカルテル事件における市場画定……白石忠志
・裁量型課徴金制度と確約制度に関する独禁法改正について……植村幸也
・課徴金減免制度の運用と課題……多田敏明
・平成27年独禁法審査手続指針の検証……秋葉健志
・独占禁止法審査手続における適性手続の保障……片山 達
・独占禁止法における審判制度廃止の謎——改正議論を迷走させたものはなにか……中川丈久
・企業結合規制の最新動向……平山賢太郎
・国際カルテルをめぐる諸問題……泉水文雄
■小特集 職場における嫌がらせ——その法理の新展開
・職場におけるハラスメント問題の展開と法的規律の動向……山川隆一
・企業秩序保持義務違反としてのハラスメント……野田 進
・パワー・ハラスメントと労災補償……小畑史子
・労働法上の権利行使に対する抑制と報復——不利益取扱いからハラスメント法理へ?……柳澤 武
・職場のハラスメントをめぐる使用者の相談体制と紛争解決——ハラスメントの相談窓口と予防的措置のあり方をめぐって……國武英生
●連載
・憲法学からみた最高裁判所裁判官・20……上田健介
実務と理論の架橋をめざして——園部逸夫
・「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・18……蟻川恒正
「不断の努力」と憲法
・民法理論の対話と創造・5-1……藤澤治奈
アメリカ担保法と倒産法の交錯(上)——将来財産を目的とする担保権の倒産法上の処遇
【B&Aレビュー】
広渡清吾『ドイツ法研究——歴史・現状・比較』……佐藤岩夫
長野史寛「不法行為法における責任内容確定規範の考察(1)〜(8・完)」●民法学のあゆみ……金丸義衡
【EU法判例研究】
EU刑事手続法の生成……須網隆夫
【民事判例研究】
労働大臣による石綿製造工場等での石綿関連疾患防止のための労働基準法の省令制定権限の不行使は国家賠償法1条1項により違法である……神戸秀彦
【刑事訴訟法判例研究】
強姦事件の被害者供述の信用性が否定された事例……徳永 光
【労働判例研究】
約8年半契約更新を繰り返してきた勤務頻度の低いアルバイトの雇用継続に対する合理的期待——シャノアール事件……徐 侖希
【史料の窓】
鈴木貫太郎・タカ夫人と皇太子裕仁親王……櫻井良樹
新法令解説/文献月報・判例評釈/2016年総目次/メモランダム
分極化と個別化——2016年アメリカ大統領選挙・雑感……山本龍彦
■特集 独占禁止法の現代的課題
・企画趣旨……中野雄介
・ハードコアカルテル事件における市場画定……白石忠志
・裁量型課徴金制度と確約制度に関する独禁法改正について……植村幸也
・課徴金減免制度の運用と課題……多田敏明
・平成27年独禁法審査手続指針の検証……秋葉健志
・独占禁止法審査手続における適性手続の保障……片山 達
・独占禁止法における審判制度廃止の謎——改正議論を迷走させたものはなにか……中川丈久
・企業結合規制の最新動向……平山賢太郎
・国際カルテルをめぐる諸問題……泉水文雄
■小特集 職場における嫌がらせ——その法理の新展開
・職場におけるハラスメント問題の展開と法的規律の動向……山川隆一
・企業秩序保持義務違反としてのハラスメント……野田 進
・パワー・ハラスメントと労災補償……小畑史子
・労働法上の権利行使に対する抑制と報復——不利益取扱いからハラスメント法理へ?……柳澤 武
・職場のハラスメントをめぐる使用者の相談体制と紛争解決——ハラスメントの相談窓口と予防的措置のあり方をめぐって……國武英生
●連載
・憲法学からみた最高裁判所裁判官・20……上田健介
実務と理論の架橋をめざして——園部逸夫
・「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・18……蟻川恒正
「不断の努力」と憲法
・民法理論の対話と創造・5-1……藤澤治奈
アメリカ担保法と倒産法の交錯(上)——将来財産を目的とする担保権の倒産法上の処遇
【B&Aレビュー】
広渡清吾『ドイツ法研究——歴史・現状・比較』……佐藤岩夫
長野史寛「不法行為法における責任内容確定規範の考察(1)〜(8・完)」●民法学のあゆみ……金丸義衡
【EU法判例研究】
EU刑事手続法の生成……須網隆夫
【民事判例研究】
労働大臣による石綿製造工場等での石綿関連疾患防止のための労働基準法の省令制定権限の不行使は国家賠償法1条1項により違法である……神戸秀彦
【刑事訴訟法判例研究】
強姦事件の被害者供述の信用性が否定された事例……徳永 光
【労働判例研究】
約8年半契約更新を繰り返してきた勤務頻度の低いアルバイトの雇用継続に対する合理的期待——シャノアール事件……徐 侖希
【史料の窓】
鈴木貫太郎・タカ夫人と皇太子裕仁親王……櫻井良樹
新法令解説/文献月報・判例評釈/2016年総目次/メモランダム
2017年2月号
特集=「権利」を解剖する――基礎法学の挑戦
「権利」は、法学の鍵概念のひとつである。
しかしながら現代社会における「権利」の用法が多様化する中で、「権利」それ自体は何であるのか、「権利の実質に近い」ものとそうでないものとを切り分ける問いが、深められずに扱われてきたのではないか。
基礎法の諸分野から、この問いに挑む。
小特集=裁判官対話の理論と実践