雑誌詳細:法律時報 2017年4月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 刑事手続と更生支援
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2017.03
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 160ページ
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内容紹介
罪に問われた高齢者・知的障害者等に、刑事司法の早い段階から医療的・福祉的支援へとつなぐ「入り口支援」。再犯を防止し更生の可能性にも期待をあつめるこの取り組みを分析、検証する。
【法律時評】
司法修習生への給費制復活……須網隆夫
■特集 刑事手続と更生支援
・刑事手続と結びついた更生支援の動向と課題……後藤 昭
・起訴猶予と再犯防止措置――積極的活用と条件付起訴猶予の導入に向けて……太田達也
・検察官の訴追裁量権と再犯防止措置……葛野尋之
・検察における再犯防止・社会復帰支援のための取組……和田雅樹
・裁判所が関与する更生支援の可能性……福島 至
・刑事弁護と更生支援――福祉専門職と連携したケース・セオリーの構築……浦崎寛泰
・再犯防止と弁護人の役割……池原毅和
・社会福祉士等による刑事司法への関わり――入口支援としての福祉的支援の現状と課題……水藤昌彦
■小特集 日本における外国人法制の現状と課題――差別・国籍・多文化共生
・日本の外国人法制の現状と課題――総論的考察……柳 赫秀
・国籍法制――血統主義・複数国籍・「帰化」……殷 勇基
・人種差別に対する法整備の課題――ヘイトスピーチ解消法成立を受けて……申 惠丰
・移民統合政策指数(MIPEX)における欧米韓日の比較――外国人の人権の比較法的・人権条約適合的解釈……近藤 敦
●論説
・「自由刑の単一化」と刑罰目的・行刑目的……松宮孝明
●連載
☆労働法理論の探究・1-1
「労働法理論の探究」研究会の発足にあたって……西谷 敏・道幸哲也
雇用差別禁止法の正統化根拠に関する基礎的考察(上)……石田信平
・グローバル化と法の変容・13……齊藤真紀
ある現地法人法務課長の体験が語るもの――米国住友商事事件
・憲法学からみた最高裁判所裁判官・23 【最終回】……川岸令和
戦後憲法価値の実現――田中二郎
・「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・21……木下昌彦
21世紀の財産権と民主主義――富の集中の憲法的意義とその統制について
・民法理論の対話と創造・6-2……白石 大
将来債権譲渡の法的構造の解明に向けて(下)
【B&Aレビュー】
谷口安平・鈴木五十三編著『国際商事仲裁の法と実務』……唐津恵一
佐藤拓磨『未遂犯と実行の着手』●刑事法学の動き……浅田和茂
【特別刑法判例研究】
債権管理回収業に関する特別措置法2条2項後段にいう「債権を譲り受けた」ことに当たるとされた事例……永井紹裕
【労働判例研究】
職務内容、職務内容・配置の変更の範囲が正社員と同一である定年後嘱託社員の賃金格差の不合理性を否定した例――長澤運輸事件……本久洋一
【史料の窓】
イギリス軍艦カーリュー号出港とパークスの配慮……小野聡子
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
司法修習生への給費制復活……須網隆夫
■特集 刑事手続と更生支援
・刑事手続と結びついた更生支援の動向と課題……後藤 昭
・起訴猶予と再犯防止措置――積極的活用と条件付起訴猶予の導入に向けて……太田達也
・検察官の訴追裁量権と再犯防止措置……葛野尋之
・検察における再犯防止・社会復帰支援のための取組……和田雅樹
・裁判所が関与する更生支援の可能性……福島 至
・刑事弁護と更生支援――福祉専門職と連携したケース・セオリーの構築……浦崎寛泰
・再犯防止と弁護人の役割……池原毅和
・社会福祉士等による刑事司法への関わり――入口支援としての福祉的支援の現状と課題……水藤昌彦
■小特集 日本における外国人法制の現状と課題――差別・国籍・多文化共生
・日本の外国人法制の現状と課題――総論的考察……柳 赫秀
・国籍法制――血統主義・複数国籍・「帰化」……殷 勇基
・人種差別に対する法整備の課題――ヘイトスピーチ解消法成立を受けて……申 惠丰
・移民統合政策指数(MIPEX)における欧米韓日の比較――外国人の人権の比較法的・人権条約適合的解釈……近藤 敦
●論説
・「自由刑の単一化」と刑罰目的・行刑目的……松宮孝明
●連載
☆労働法理論の探究・1-1
「労働法理論の探究」研究会の発足にあたって……西谷 敏・道幸哲也
雇用差別禁止法の正統化根拠に関する基礎的考察(上)……石田信平
・グローバル化と法の変容・13……齊藤真紀
ある現地法人法務課長の体験が語るもの――米国住友商事事件
・憲法学からみた最高裁判所裁判官・23 【最終回】……川岸令和
戦後憲法価値の実現――田中二郎
・「国家と法」の主要問題 Le Salon de théorie constitutionnelle・21……木下昌彦
21世紀の財産権と民主主義――富の集中の憲法的意義とその統制について
・民法理論の対話と創造・6-2……白石 大
将来債権譲渡の法的構造の解明に向けて(下)
【B&Aレビュー】
谷口安平・鈴木五十三編著『国際商事仲裁の法と実務』……唐津恵一
佐藤拓磨『未遂犯と実行の着手』●刑事法学の動き……浅田和茂
【特別刑法判例研究】
債権管理回収業に関する特別措置法2条2項後段にいう「債権を譲り受けた」ことに当たるとされた事例……永井紹裕
【労働判例研究】
職務内容、職務内容・配置の変更の範囲が正社員と同一である定年後嘱託社員の賃金格差の不合理性を否定した例――長澤運輸事件……本久洋一
【史料の窓】
イギリス軍艦カーリュー号出港とパークスの配慮……小野聡子
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2017年5月号(2017年4月27日発売)予価1950円+税
特集=権力者の自己言及
議席上での与党の圧倒的優位、そして自民党内での安倍一強体制を温床とした現政権下の権力者の言葉は、統治機構相互にどのような事象を生じさせているのか。日本のみならず広く諸外国も見渡して、諸事象を分析する。
権力者の自己言及……蟻川恒正
言葉/意味/権力……駒村圭吾
「最高権力者」の自己言及……蟻川恒正
代表・国民投票・EU離脱(Brexit)——権力者の自己言及(イギリスの場合)……江島晶子
仲裁者と統治者──フランスの大統領をめぐる精神・制度・実践……只野雅人
ドイツ連邦憲法裁判所の「自己言及」……高田 篤
権力者の自己言及──アメリカの場合……松平徳仁
憲法尊重擁護義務と最高権力者の言葉……石村 修
「政治宗教」と「政教分離」──近代日本政治思想史上の内村鑑三……柳父圀近
危機のなかの憲法と議会政治……高見勝利
小特集=中国における「民法総則」の制定……加藤雅信・王澤鑑・孫憲忠・鈴木 賢・朱曄・小田美佐子
ルドルフ・スメント「今日のドイツの憲法問題と科学」……三宅雄彦
イスラム圏7ヶ国からの入国を停止する大統領令の合憲性……福田健治
個人情報保護法等改正と医学研究倫理指針【法律時評】……丸山英二