雑誌詳細:法律時報 2017年9月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 「国際立法」の現在
- ──国連国際法委員会創設70年を契機に考える
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2017.08
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 160ページ
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内容紹介
創設70年を迎えた国際法委員会は、「国際法の漸進的発展及び法典化」を担い、多くの「立法」を成功させてきた。この節目に、現代の国際立法はいかなるものかを考察する。
【法律時評】
国政と都議選——国民目線と都会目線……岡田順太
【判例時評】
福知山線脱線事故刑事裁判を振り返って——最二決平成29年6月12日を素材に……松宮孝明
■特集
「国際立法」の現在
——国連国際法委員会創設70年を契機に考える
「国際立法」の現在——企画趣旨及び解題……寺谷広司
国際法委員会の70年と新たな傾向——国際法の漸進的発達と科学的知識……村瀬信也
国際立法と方法論——国際立法と国際法学……吉田 脩
国連安全保障理事会は「国際立法」権限を簒奪したのか?
──国際テロリズムと大量破壊兵器の不拡散をめぐって……佐藤哲夫
国際司法裁判所と「国際立法」——グローバル化時代の国際社会におけるその意義……酒井啓亘
国際法委員会による国際立法と法政策
──国家責任条文による対抗措置に対する法的規制の試みを例に……岩月直樹
条約解釈における「後の合意」と「後の慣行」に関するILC結論草案
──第1読終了時点における評価……阿部克則
「国際立法」を通じた海洋法秩序の形成と発展……西本健太郎
国際経済法における国際立法——ILCによる立法の可能性……福永有夏
災害時の人の保護……植木俊哉
環境分野の国際立法——その特質と課題……高村ゆかり
■特別企画
いまこそ立憲主義の意義を問う
国民が担う立憲主義……佐々木弘通
共謀罪の何が問題か……高山佳奈子
●論説
財政憲法の独自性?——ドイツ基本法の債務ブレーキ導入の意義……三宅雄彦
●連載
戦後憲法学の70年を語る──高橋・高見憲法学との対話・1-2
第2回 主権論と国家法人説──ドイツ憲法研究とフランス憲法研究(1)
……高橋和之・高見勝利/宍戸常寿・林 知更・小島慎司・西村裕一
民法理論の対話と創造・9-1
個人保証規制のあり方を考える(上)──フランスにおける事業債務の保証規制を手がかりに……齋藤由起
労働法理論の探究・3-1
労働法における法律行為(上)──意思と合理性の史的位相変化……米津孝司
【B&Aレビュー】
中原太郎「フランス民法典における『信託』について」●民法学のあゆみ……荻野奈緒
【債権法判例の行方】
債権者代位権の転用……秋山靖浩
【EU法判例研究】
「社会保障ツーリズム」における社会扶助受給権の存否……橋本陽子
【刑事訴訟法判例研究】
被害者及び目撃者の虚偽供述が発覚し再審無罪となった事件……吉村真性
【労働判例研究】
年休日数に関する虚偽情報の告知と使用者の責任──中津市(特別職職員・年休)事件……武井 寛
【史料の窓】
上原勇作宛大迫尚道書簡──戦将と日蓮宗……日向玲理
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
国政と都議選——国民目線と都会目線……岡田順太
【判例時評】
福知山線脱線事故刑事裁判を振り返って——最二決平成29年6月12日を素材に……松宮孝明
■特集
「国際立法」の現在
——国連国際法委員会創設70年を契機に考える
「国際立法」の現在——企画趣旨及び解題……寺谷広司
国際法委員会の70年と新たな傾向——国際法の漸進的発達と科学的知識……村瀬信也
国際立法と方法論——国際立法と国際法学……吉田 脩
国連安全保障理事会は「国際立法」権限を簒奪したのか?
──国際テロリズムと大量破壊兵器の不拡散をめぐって……佐藤哲夫
国際司法裁判所と「国際立法」——グローバル化時代の国際社会におけるその意義……酒井啓亘
国際法委員会による国際立法と法政策
──国家責任条文による対抗措置に対する法的規制の試みを例に……岩月直樹
条約解釈における「後の合意」と「後の慣行」に関するILC結論草案
──第1読終了時点における評価……阿部克則
「国際立法」を通じた海洋法秩序の形成と発展……西本健太郎
国際経済法における国際立法——ILCによる立法の可能性……福永有夏
災害時の人の保護……植木俊哉
環境分野の国際立法——その特質と課題……高村ゆかり
■特別企画
いまこそ立憲主義の意義を問う
国民が担う立憲主義……佐々木弘通
共謀罪の何が問題か……高山佳奈子
●論説
財政憲法の独自性?——ドイツ基本法の債務ブレーキ導入の意義……三宅雄彦
●連載
戦後憲法学の70年を語る──高橋・高見憲法学との対話・1-2
第2回 主権論と国家法人説──ドイツ憲法研究とフランス憲法研究(1)
……高橋和之・高見勝利/宍戸常寿・林 知更・小島慎司・西村裕一
民法理論の対話と創造・9-1
個人保証規制のあり方を考える(上)──フランスにおける事業債務の保証規制を手がかりに……齋藤由起
労働法理論の探究・3-1
労働法における法律行為(上)──意思と合理性の史的位相変化……米津孝司
【B&Aレビュー】
中原太郎「フランス民法典における『信託』について」●民法学のあゆみ……荻野奈緒
【債権法判例の行方】
債権者代位権の転用……秋山靖浩
【EU法判例研究】
「社会保障ツーリズム」における社会扶助受給権の存否……橋本陽子
【刑事訴訟法判例研究】
被害者及び目撃者の虚偽供述が発覚し再審無罪となった事件……吉村真性
【労働判例研究】
年休日数に関する虚偽情報の告知と使用者の責任──中津市(特別職職員・年休)事件……武井 寛
【史料の窓】
上原勇作宛大迫尚道書簡──戦将と日蓮宗……日向玲理
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2017年10月号(2017年9月27日発売)予価1950円+税
特集=相続法の分析と構築
現在改正に向けて議論が進められている相続法。本特集では、日本の相続法における構造的不備を捉え、この相続法の改正に関わる基本問題をテーマに抜本的な議論を試みる。
小特集=責任無能力者による不法行為と「家族」の責任