雑誌詳細:法律時報 2018年6月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 実定法による労働契約締結強制法理
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2018.05
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
只今、在庫が不足しており納期が確定できないため、
オンラインでの受付ができません。
オンラインでの受付ができません。
紙の雑誌のご購入
内容紹介
当事者の意思の合致がなくとも、要件を満たせば労働契約の成立を認める立法が目立つ。こうした現代の労働契約締結法理を検討する。
【法律時評】
森友学園事件その後——明るみに出た政官関係の闇……村上裕章
【判例時評】
内閣官房報償費に係る行政文書の情報公開
——最二小判平成30年1月19日裁時1692号1頁……碓井光明
■特集
実定法による労働契約締結強制法理
法律による労働契約締結強制——その妥当性の検討のための覚書き……大内伸哉
契約締結強制としての労契法18条1項による労働契約の成立と内容の規律……新屋敷恵美子
会社分割における労働契約の承継……成田史子
事業譲渡における労働契約承継法理の可能性
——解釈論・立法政策の提言……土田道夫
派遣先の直接雇用申込みみなし規制の正当性
——雇用保障の視点からみた規制の再構成……本庄淳志
不合理な労働条件禁止規定の法的効果
——日本郵便事件二判決を素材として……野川 忍
●論説
憲法問題・改憲問題と憲法研究者の役割……稲 正樹
●連載
戦後憲法学の70年を語る——高橋・高見憲法学との対話・4-2
第11回 憲法と政治
……高橋和之・高見勝利/宍戸常寿・林 知更・小島慎司・西村裕一
原発問題から検証する公法理論・6-1
伝統的許可制度の現代的変容(上)
——原子炉設置許可とバックフィット命令を素材にして……米田雅宏
拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・5-1
アメリカ合衆国における家族による児童の連れ去りに対する処罰のあり方(上)
……佐伯仁志
労働法理論の探究・5-2
労働関係法から労働者法へ(下)──労働法の意義論再考……本久洋一
【B&Aレビュー】
平田彩子著『自治体現場の法適用——あいまいな法はいかに実施されるか』
……高村学人
【債権法判例の行方】
付随的な義務の不履行と契約の解除……松井和彦
【特別刑法判例研究】
千葉県青少年健全育成条例において青少年が罰則の対象から
除外されていることの趣旨……三上正隆
【労働判例研究】
混合組合に対するチェック・オフの中止措置と不当労働行為の成否
——大阪府・府労委(泉佐野市)事件……野田 進
【史料の窓】
足尾鉱毒事件における田中正造の天皇への期待……福井 淳
第68回“社会を明るくする運動”に寄せて……五島伸一
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
森友学園事件その後——明るみに出た政官関係の闇……村上裕章
【判例時評】
内閣官房報償費に係る行政文書の情報公開
——最二小判平成30年1月19日裁時1692号1頁……碓井光明
■特集
実定法による労働契約締結強制法理
法律による労働契約締結強制——その妥当性の検討のための覚書き……大内伸哉
契約締結強制としての労契法18条1項による労働契約の成立と内容の規律……新屋敷恵美子
会社分割における労働契約の承継……成田史子
事業譲渡における労働契約承継法理の可能性
——解釈論・立法政策の提言……土田道夫
派遣先の直接雇用申込みみなし規制の正当性
——雇用保障の視点からみた規制の再構成……本庄淳志
不合理な労働条件禁止規定の法的効果
——日本郵便事件二判決を素材として……野川 忍
●論説
憲法問題・改憲問題と憲法研究者の役割……稲 正樹
●連載
戦後憲法学の70年を語る——高橋・高見憲法学との対話・4-2
第11回 憲法と政治
……高橋和之・高見勝利/宍戸常寿・林 知更・小島慎司・西村裕一
原発問題から検証する公法理論・6-1
伝統的許可制度の現代的変容(上)
——原子炉設置許可とバックフィット命令を素材にして……米田雅宏
拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・5-1
アメリカ合衆国における家族による児童の連れ去りに対する処罰のあり方(上)
……佐伯仁志
労働法理論の探究・5-2
労働関係法から労働者法へ(下)──労働法の意義論再考……本久洋一
【B&Aレビュー】
平田彩子著『自治体現場の法適用——あいまいな法はいかに実施されるか』
……高村学人
【債権法判例の行方】
付随的な義務の不履行と契約の解除……松井和彦
【特別刑法判例研究】
千葉県青少年健全育成条例において青少年が罰則の対象から
除外されていることの趣旨……三上正隆
【労働判例研究】
混合組合に対するチェック・オフの中止措置と不当労働行為の成否
——大阪府・府労委(泉佐野市)事件……野田 進
【史料の窓】
足尾鉱毒事件における田中正造の天皇への期待……福井 淳
第68回“社会を明るくする運動”に寄せて……五島伸一
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2018年7月号(2018年6月27日発売)予価1750円+税
特集=最高裁判所の行政法解釈学
近年、行政法に関する最高裁判例で打ち出されている新たな考え方・概念を分析し、裁判所の行政法解釈の変化を明らかにする。
最高裁の行政法解釈学――総論……亘理格(中央大)
行政法と憲法……渡辺康行(一橋大)
平等原則と比例原則……原田大樹(京都大)
信義則と権利濫用の禁止……中川丈久(神戸大)
審査基準・処分基準と理由の提示……野口貴公美(一橋大)
裁量審査の密度と方法……深澤龍一郎(名古屋大)
原告適格における個別的保護利益性……神橋一彦(立教大)
処分性判断における仕組み解釈……高木英行(東洋大)
小特集=福島原発事故被害救済の現段階
福島原発事故における国の責任……北村和生(立命館大学)
福島原発事故賠償における損害論……吉村良一(立命館大学)
原発ADRの現状と課題……小島延夫(弁護士)
住宅支援打切りの問題……津久井 進(弁護士)
法律時評
放送制度改革……稲葉一将(名古屋大学)