雑誌詳細:法律時報 2018年8月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 法学と試験
定価:税込 2,255円(本体価格 2,050円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2018.07
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 208ページ
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内容紹介
法学と試験とは切っても切れない関係にある。だが、司法試験「制度」を論じる以上の議論は乏しい。本特集では試験を通じた法学教育の価値、ひいては法学研究そのものについての考察を目指す。
【法律時評】
優生保護法と憲法学者の自問……棟居快行
【判例時評】
労契法20条の解釈基準/最高裁二判決の意義と課題
——最高裁第二小法廷平成30年6月1日判決……野川 忍
■特集
法学と試験
日本の試験……苅部 直
裁判官と試験——裁判官OBの対話……加藤新太郎
弁護士・検事と試験……葉玉匡美
司法試験の複数回実施の可能性を探る……安念潤司
[座談会]
憲法・民法・刑法・行政法担当者が語る「法学と試験」
……宍戸常寿・水津太郎・橋爪 隆・大貫裕之・小粥太郎
[インタビュー]
泉徳治元最高裁判事に聞く……聞き手:尾崎一郎・小粥太郎
■小特集
所有者不明土地と登記——日本登記法研究会第2回研究大会
解題……水津太郎
所有者不明土地問題と土地所有権論……吉田克己
所有者不明土地と不動産登記——相続分譲渡における相続登記の方途の探究から……櫻井 清
所有者不明土地と土地家屋調査士の業務……戸倉茂雄
総括……道垣内弘人
■特別企画
ディシプリンとしての憲法学・再考——林知更『現代憲法学の位相』をめぐって
「憲法論」の磁場をこえて……藤谷武史
普遍的であるということ……西村裕一
藤谷・西村書評への応答……林 知更
●論説
憲法事例問題の解き方──2018年司法試験論文式試験公法系第1問を読む……蟻川恒正
子ども法の基本構造と憲法上の親の権利……横田光平
フランスにおけるテロ対策強化の諸問題——「永続的例外事態」と「緊急事態の一般化」……奥村公輔
●新連載
憲法の規整力・1-1
憲法学と「世論」……横大道 聡
日本人の憲法観……境家史郎
●連載
原発問題から検証する公法理論・7-1
自治体の関与の正統性と法的根拠(上)——安全規制への周辺自治体の関与を中心に……中嶋直木
拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・6
カナダ刑法における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方……和田俊憲
労働法理論の探究・6-2
強行法規はなぜ必要か?(下)——労働法における強行法規と自由意思……水町勇一郎
【B&Aレビュー】
Souichirou Kozuka (Ed.), Implementing the Cape Town Convention and the Domestic Laws on Secured Transactions……佐藤育己
唐沢穣・松村良之・奥田太郎編著『責任と法意識の人間科学』……城下裕二
【債権法判例の行方】
動機の錯誤……伊藤栄寿
【特別刑法判例研究】
人質強要罪における「人質」該当性……藤井智也
【労働判例研究】
職種限定合意の存否と、当該合意による人事権の制約
——ジブラルタ生命(旧エジソン生命)事件……細川 良
【史料の窓】
貴族院の会派「研究会」の初期「会則」……小林和幸
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
優生保護法と憲法学者の自問……棟居快行
【判例時評】
労契法20条の解釈基準/最高裁二判決の意義と課題
——最高裁第二小法廷平成30年6月1日判決……野川 忍
■特集
法学と試験
日本の試験……苅部 直
裁判官と試験——裁判官OBの対話……加藤新太郎
弁護士・検事と試験……葉玉匡美
司法試験の複数回実施の可能性を探る……安念潤司
[座談会]
憲法・民法・刑法・行政法担当者が語る「法学と試験」
……宍戸常寿・水津太郎・橋爪 隆・大貫裕之・小粥太郎
[インタビュー]
泉徳治元最高裁判事に聞く……聞き手:尾崎一郎・小粥太郎
■小特集
所有者不明土地と登記——日本登記法研究会第2回研究大会
解題……水津太郎
所有者不明土地問題と土地所有権論……吉田克己
所有者不明土地と不動産登記——相続分譲渡における相続登記の方途の探究から……櫻井 清
所有者不明土地と土地家屋調査士の業務……戸倉茂雄
総括……道垣内弘人
■特別企画
ディシプリンとしての憲法学・再考——林知更『現代憲法学の位相』をめぐって
「憲法論」の磁場をこえて……藤谷武史
普遍的であるということ……西村裕一
藤谷・西村書評への応答……林 知更
●論説
憲法事例問題の解き方──2018年司法試験論文式試験公法系第1問を読む……蟻川恒正
子ども法の基本構造と憲法上の親の権利……横田光平
フランスにおけるテロ対策強化の諸問題——「永続的例外事態」と「緊急事態の一般化」……奥村公輔
●新連載
憲法の規整力・1-1
憲法学と「世論」……横大道 聡
日本人の憲法観……境家史郎
●連載
原発問題から検証する公法理論・7-1
自治体の関与の正統性と法的根拠(上)——安全規制への周辺自治体の関与を中心に……中嶋直木
拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・6
カナダ刑法における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方……和田俊憲
労働法理論の探究・6-2
強行法規はなぜ必要か?(下)——労働法における強行法規と自由意思……水町勇一郎
【B&Aレビュー】
Souichirou Kozuka (Ed.), Implementing the Cape Town Convention and the Domestic Laws on Secured Transactions……佐藤育己
唐沢穣・松村良之・奥田太郎編著『責任と法意識の人間科学』……城下裕二
【債権法判例の行方】
動機の錯誤……伊藤栄寿
【特別刑法判例研究】
人質強要罪における「人質」該当性……藤井智也
【労働判例研究】
職種限定合意の存否と、当該合意による人事権の制約
——ジブラルタ生命(旧エジソン生命)事件……細川 良
【史料の窓】
貴族院の会派「研究会」の初期「会則」……小林和幸
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2018年9月号(2018年8月27日発売)予価1750円+税
特集=国際刑事法の現在
国際社会の中で発展してきた国際刑事法に焦点をあて、その実務を担う国際刑事裁判所(ICC)の現状と、法規範の理論的な発達を確認することで、将来を展望する。
ICCの現在……尾崎久仁子(ICC判事)
ICCにおける訴訟手続……成瀬 剛(東京大)
侵略犯罪……洪 恵子(南山大)
人道に対する犯罪の法典化……竹村仁美(一橋大)
混合法廷……野口元郎(ICC)
ICJにおける国際刑事法……石塚智佐(東洋大)
国家の刑事管轄権……竹内真理(神戸大)
外国の刑事管轄権からの免除……坂巻静佳(静岡県立大)
国際経済法における刑事的規律……石井由梨佳(防衛大)
国際人権法における刑事的規律……寺谷広司(東京大)
特別企画=市民社会と市民法……吉田克己(早稲田大)・山元 一(慶應義塾大)・水林 彪(東京都立大学名誉教授)