雑誌詳細:法律時報 2018年9月号
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 国際刑事法の現在
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2018.08
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 160ページ
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内容紹介
国際社会の中で発展してきた国際刑事法に焦点をあて、その実務を担う国際刑事裁判所(ICC)の現状と、法規範の理論的な発達を確認することで、将来を展望する。
【法律時評】
子の引渡しの強制執行と民事執行法の改正……棚村政行
【判例時評】
袴田事件・確定判決からの50年を問う
——東京高裁平成30年6月11日決定……水谷規男
■特集
国際刑事法の現在
国際刑事法の現在——企画趣旨及び解題……寺谷広司
国際刑事裁判所の現在……尾﨑久仁子
国際刑事裁判所における証拠法
——各国の証拠法との比較分析……成瀬 剛
国際刑事裁判所の新たな課題
——侵略犯罪に関する公判について……洪 恵子
人道に対する犯罪の法典化の系譜……竹村仁美
混合法廷……野口元郎
国際司法裁判所と国際刑事裁判所
——手続的観点からみた協働と補完……石塚智佐
政府職員の外国の刑事管轄権からの免除……坂巻静佳
国際経済法と経済活動に対する刑事的規律……石井由梨佳
人権の国際保障における刑事的規律
——国際人権法と国際刑事法の構造的同一性と展開の諸態様……寺谷広司
■特別企画 市民社会と市民法を論ずる
企画の趣旨説明にかえて……楜澤能生
社会構成原理としてのcivilと法の基本思想としてのcivil……吉田克己
覚書:グローバル化時代における『市民社会』志向の憲法学の構築に向けて……山元 一
人権宣言におけるdroit概念再考……水林 彪
●論説
ドイツ高速料金の憲法理論——クリュガーの道路有料化批判……三宅雄彦
●連載
憲法の規整力1-2
[ディスカッション]「世論」と「立憲主義」をめぐって……「憲法の規整力」研究会
原発問題から検証する公法理論・7-2
自治体の関与の正統性と法的根拠(下)
——安全規制への周辺自治体の関与を中心に……中嶋直木
拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・7
フランス刑法における未成年者の奪い合いを巡る議論状況……佐藤結美
【B&Aレビュー】
安田拓人ほか「特集『責任』の意義の多角的検討」
●刑事法学の動き……松宮孝明
【債権法判例の行方】
定型約款……宮下修一
【刑事訴訟法判例研究】[最終回]
再審請求審における証拠の明白性判断と供述心理学鑑定の意義
——大崎事件第3次再審請求……三島 聡
【労働判例研究】
業務中のチャットの私的利用と懲戒処分・労働時間
——ドリームエクスチェンジ事件……地神亮佑
【史料の窓】
小笠原島を「日本」へ導いた外務省考法局意見……小野聡子
新法令解説 文献月報・判例評釈 メモランダム
子の引渡しの強制執行と民事執行法の改正……棚村政行
【判例時評】
袴田事件・確定判決からの50年を問う
——東京高裁平成30年6月11日決定……水谷規男
■特集
国際刑事法の現在
国際刑事法の現在——企画趣旨及び解題……寺谷広司
国際刑事裁判所の現在……尾﨑久仁子
国際刑事裁判所における証拠法
——各国の証拠法との比較分析……成瀬 剛
国際刑事裁判所の新たな課題
——侵略犯罪に関する公判について……洪 恵子
人道に対する犯罪の法典化の系譜……竹村仁美
混合法廷……野口元郎
国際司法裁判所と国際刑事裁判所
——手続的観点からみた協働と補完……石塚智佐
政府職員の外国の刑事管轄権からの免除……坂巻静佳
国際経済法と経済活動に対する刑事的規律……石井由梨佳
人権の国際保障における刑事的規律
——国際人権法と国際刑事法の構造的同一性と展開の諸態様……寺谷広司
■特別企画 市民社会と市民法を論ずる
企画の趣旨説明にかえて……楜澤能生
社会構成原理としてのcivilと法の基本思想としてのcivil……吉田克己
覚書:グローバル化時代における『市民社会』志向の憲法学の構築に向けて……山元 一
人権宣言におけるdroit概念再考……水林 彪
●論説
ドイツ高速料金の憲法理論——クリュガーの道路有料化批判……三宅雄彦
●連載
憲法の規整力1-2
[ディスカッション]「世論」と「立憲主義」をめぐって……「憲法の規整力」研究会
原発問題から検証する公法理論・7-2
自治体の関与の正統性と法的根拠(下)
——安全規制への周辺自治体の関与を中心に……中嶋直木
拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析・7
フランス刑法における未成年者の奪い合いを巡る議論状況……佐藤結美
【B&Aレビュー】
安田拓人ほか「特集『責任』の意義の多角的検討」
●刑事法学の動き……松宮孝明
【債権法判例の行方】
定型約款……宮下修一
【刑事訴訟法判例研究】[最終回]
再審請求審における証拠の明白性判断と供述心理学鑑定の意義
——大崎事件第3次再審請求……三島 聡
【労働判例研究】
業務中のチャットの私的利用と懲戒処分・労働時間
——ドリームエクスチェンジ事件……地神亮佑
【史料の窓】
小笠原島を「日本」へ導いた外務省考法局意見……小野聡子
新法令解説 文献月報・判例評釈 メモランダム
2018年10月号(2018年9月27日発売)予価1750円+税
特集=家族への公的介入
家族内の弱者を支援せず、ただ自己責任をとらせるという日本家族法の特徴は、家族に対するこの国の諸政策に一貫して現れていないだろうか。民法だけにとどまらず、複眼的に考察する。
1 企画趣旨……水野紀子(東北大学)
2 家族への公的介入と憲法……蟻川恒正(日本大学)
3 婚姻への公的介入……森山浩江(大阪市立大学)
4 親子関係と公的介入……木村敦子(京都大学)
5 家事手続における問題……今津綾子(東北大学)
6 親権行使(児童虐待)への公的介入……横田光平(同志社大学)
7 精神障害者の処遇……太田匡彦(東京大学)
8 社会主義における家族介入……河本和子(中央大学)
9 死と臓器移植への公的介入……米村滋人(東京大学)
小特集=景表法の実現手法の多様性
企画趣旨……根岸 哲(神戸大学名誉教授)
景品表示法の実現方法の多様性……白石忠志(東京大学)
立案担当者・実務の視点から……古川昌平(弁護士)
独禁法の視点から……泉水文雄(神戸大学)