雑誌詳細:法律時報 2022年3月号
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毎月27日発売
- [特集1]
- 規制手法の多様化と法理論
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
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在庫僅少
- 発刊年月
- 2022.02
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
行動経済学やナッジを駆使した規制手法の登場は、法学にいかなる課題を突きつけているのか。その影響と課題を検討する。
※『法律時報』の電子書籍Kindle版(法律時報e-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。
【法律時評】
鉄道と防犯の150年……和田俊憲
____________________________
■特集= 規制手法の多様化と法理論
____________________________
企画趣旨……松尾 陽
[戦略論]
規制戦略論の到達点と課題……原田大樹
ナッジは行政国家に何をもたらすか?……吉良貴之
[契約・行政過程における行動経済学]
規制手法としてのナッジ――社会政策の実現をめぐる法と行動経済学
……坂井岳夫
契約ネットワークにおける情報共有と法の機能……松田貴文
[ゲートキーパー論]
ゲートキーパーを通じた規制……松中 学
ゲートキーピングとしての評価・等級付け……須田 守
[近未来の規制手法論]
デジタル刑事司法は刑事司法か?――近未来の刑事法を考える
……稻谷龍彦
規制手法の多様化と法哲学の課題……松尾 陽
____________________________
●論説
侮辱罪の法定刑引上げに関する覚書……亀井源太郎
建物の解体・改修とアスベストの法律問題……小澤英明
「商事信託」と「民事信託」の区別について……大垣尚司
●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・5-2
公益団体のガバナンスと成長(下)――日米比較からの問題提起
……溜箭将之
信用の基礎理論構築に向けて・7-1
通達にみる生活保護と「借金」(上)……太田匡彦
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・9
Society5.0における新しいガバナンスシステムとサンクションの役割(上)
……稻谷龍彦・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性 9-2/9-3
行政規制と民事的手法の競合と協働――篠原報告へのコメント
……堀澤明生
行政訴訟と民事差止訴訟のダブルトラック解消の方向性について
――篠原報告へのコメント……安永祐司
堀澤コメント・安永コメントへの再応答……篠原永明
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・11
憲法訴訟における「事実」……御幸聖樹
行政法の基礎理論・9-2
長等が地方公共団体に対して負う損害賠償責任(下)
――法人のガバナンスの横断的分析の端緒として……巽 智彦
平成民法学の歩み出し・8
フランス親権法の発展と子の利益――田中通裕『親権法の歴史と課題』
……石綿はる美
【B&Aレビュー】
玄守道『刑法における未必の故意――日・独比較法史研究』
●刑事法学の動き
……浅田和茂
【労働判例研究】
定年前後における労働条件の相違と旧労契法20条の「不合理」性
――名古屋自動車学校事件……高橋和征
【史料の窓】
「敗軍の将」徳富蘇峰、正力松太郎に新聞経営の心得を説く
……小宮一夫
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
鉄道と防犯の150年……和田俊憲
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■特集= 規制手法の多様化と法理論
____________________________
企画趣旨……松尾 陽
[戦略論]
規制戦略論の到達点と課題……原田大樹
ナッジは行政国家に何をもたらすか?……吉良貴之
[契約・行政過程における行動経済学]
規制手法としてのナッジ――社会政策の実現をめぐる法と行動経済学
……坂井岳夫
契約ネットワークにおける情報共有と法の機能……松田貴文
[ゲートキーパー論]
ゲートキーパーを通じた規制……松中 学
ゲートキーピングとしての評価・等級付け……須田 守
[近未来の規制手法論]
デジタル刑事司法は刑事司法か?――近未来の刑事法を考える
……稻谷龍彦
規制手法の多様化と法哲学の課題……松尾 陽
____________________________
●論説
侮辱罪の法定刑引上げに関する覚書……亀井源太郎
建物の解体・改修とアスベストの法律問題……小澤英明
「商事信託」と「民事信託」の区別について……大垣尚司
●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・5-2
公益団体のガバナンスと成長(下)――日米比較からの問題提起
……溜箭将之
信用の基礎理論構築に向けて・7-1
通達にみる生活保護と「借金」(上)……太田匡彦
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・9
Society5.0における新しいガバナンスシステムとサンクションの役割(上)
……稻谷龍彦・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性 9-2/9-3
行政規制と民事的手法の競合と協働――篠原報告へのコメント
……堀澤明生
行政訴訟と民事差止訴訟のダブルトラック解消の方向性について
――篠原報告へのコメント……安永祐司
堀澤コメント・安永コメントへの再応答……篠原永明
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・11
憲法訴訟における「事実」……御幸聖樹
行政法の基礎理論・9-2
長等が地方公共団体に対して負う損害賠償責任(下)
――法人のガバナンスの横断的分析の端緒として……巽 智彦
平成民法学の歩み出し・8
フランス親権法の発展と子の利益――田中通裕『親権法の歴史と課題』
……石綿はる美
【B&Aレビュー】
玄守道『刑法における未必の故意――日・独比較法史研究』
●刑事法学の動き
……浅田和茂
【労働判例研究】
定年前後における労働条件の相違と旧労契法20条の「不合理」性
――名古屋自動車学校事件……高橋和征
【史料の窓】
「敗軍の将」徳富蘇峰、正力松太郎に新聞経営の心得を説く
……小宮一夫
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
法律時報 2022年4月号
■予価1925円(税込)/2022年3月26日発売予定
特集=グローバル法VS国際法――国内における実現の場面から(仮)
国際的な規範を国内で実現するためには、どのような方法があり得るのか。様々なアクターと多様化する規範の動きを捉えて検討する。