雑誌詳細:法律時報 2022年4月号
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毎月27日発売
- [特集1]
- グローバル法VS国際法
- ――国内における実現の場面から
定価:税込 2,035円(本体価格 1,850円)
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在庫僅少
- 発刊年月
- 2022.03
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 176ページ
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内容紹介
国際的な規範を国内で実現するためには、どのような方法があり得るのか。様々なアクターと多様化する規範の動きを捉えて検討する。
※『法律時報』の電子書籍Kindle版(法律時報e-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。
【法律時評】
「成年」・「未成年」の意義と若年成年者の保護
――成年年齢引下げを機縁として……山本敬三
【判例時評】
「法律上の争訟」に関する宝塚判決の拡大適用の終焉?
――大阪地裁2021(令和3)年4月22日中間判決と福岡高裁那覇支部
2021(令和3)年12月15日判決……人見 剛
_______________________________
■特集= グローバル法vs国際法――国内における実現の場面から
_______________________________
企画趣旨……西 平等
行政主導の国際法の「変型」体制と「棲み分け」観念による
国際法の形而上への捨象
――降伏文書・占領管理に由来する法令の取扱いにおけるその成立
……小畑 郁
国際法適合的な国内法の解釈――入管収容と自由権規約……松田浩道
行政機関による国際法規範の国内における実現……島村 健
国際人権条約の私人間効力……齊藤正彰
国際人権法の審級論――日本国裁判所と仮想の「第四審」……齋藤民徒
行政機関による非法的国際規範の国内における実現――ココムとFATF
……興津征雄
ビジネスと人権に関する指導原則の国内的実施
――マルチステークホルダー・アプローチを通じた実効性確保と課題
……菅原絵美
たばこ規制枠組み条約の国内的実現……田中 謙
人権条約の実現における議会の役割――グローバルな法実践における規範・
アクターの多元化の一例として……高田陽奈子
国際法史におけるグローバル法理論の可能性
――一元論・二元論の原意について
……西 平等
_______________________________
■小特集:“HATE SPEECH IN JAPAN”を論じる
HATE SPEECH IN JAPAN出版の背景と経緯……桧垣伸次・奈須祐治
日本型ヘイト・スピーチ法の可能性――第3の道としての非規制的施策
……桧垣伸次
ヘイトスピーチに対する非規制的アプローチの展開
――HATE SPEECH IN JAPAN出版以降の動向を踏まえて……奈須祐治
書評HATE SPEECH IN JAPAN: THE POSSIBILITY OF A
NON-REGULATORY APPROACH――Ch.9、 Ch.14、 Ch.19を中心に
……市川正人
HATE SPEECH IN JAPANを読む――国際法・憲法・比較憲法の観点から
……木下昌彦
_______________________________
●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・6
反トラスト法は「私人による公益の実現」を貫くのか……大久保直樹
信用の基礎理論構築に向けて・7-2
通達にみる生活保護と「借金」(中)……太田匡彦
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・10
Society5.0における新しいガバナンスシステムとサンクションの役割(下)
……稻谷龍彦・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性・10-1
法律上の緊急事態の理論的検討――「宣言」にどのような意味があるのか
……井上武史
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・12
著作権と表現の自由――媒介者の観点から……小町谷育子
行政法の基礎理論・10-1
地方行政組織の構成原理に関する一考察(上)
——公選制行政委員会の終焉に寄せて……島村 健
平成民法学の歩み出し・9
関係的契約理論における解釈理論と解釈学――内田貴『契約の再生』
……石川博康
【特別刑法判例研究】
第三者が管理するサーバに対してリバースプロキシを設定する行為と
著作権侵害罪の成否……渡邊卓也
【労働判例研究】
労働日数・労働時間数の減少を伴うシフト削減の違法性
――シルバーハート事件……小林大祐
【史料の窓】
万国議院商事会議と貴族院…………伊東かおり
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
「成年」・「未成年」の意義と若年成年者の保護
――成年年齢引下げを機縁として……山本敬三
【判例時評】
「法律上の争訟」に関する宝塚判決の拡大適用の終焉?
――大阪地裁2021(令和3)年4月22日中間判決と福岡高裁那覇支部
2021(令和3)年12月15日判決……人見 剛
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■特集= グローバル法vs国際法――国内における実現の場面から
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企画趣旨……西 平等
行政主導の国際法の「変型」体制と「棲み分け」観念による
国際法の形而上への捨象
――降伏文書・占領管理に由来する法令の取扱いにおけるその成立
……小畑 郁
国際法適合的な国内法の解釈――入管収容と自由権規約……松田浩道
行政機関による国際法規範の国内における実現……島村 健
国際人権条約の私人間効力……齊藤正彰
国際人権法の審級論――日本国裁判所と仮想の「第四審」……齋藤民徒
行政機関による非法的国際規範の国内における実現――ココムとFATF
……興津征雄
ビジネスと人権に関する指導原則の国内的実施
――マルチステークホルダー・アプローチを通じた実効性確保と課題
……菅原絵美
たばこ規制枠組み条約の国内的実現……田中 謙
人権条約の実現における議会の役割――グローバルな法実践における規範・
アクターの多元化の一例として……高田陽奈子
国際法史におけるグローバル法理論の可能性
――一元論・二元論の原意について
……西 平等
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■小特集:“HATE SPEECH IN JAPAN”を論じる
HATE SPEECH IN JAPAN出版の背景と経緯……桧垣伸次・奈須祐治
日本型ヘイト・スピーチ法の可能性――第3の道としての非規制的施策
……桧垣伸次
ヘイトスピーチに対する非規制的アプローチの展開
――HATE SPEECH IN JAPAN出版以降の動向を踏まえて……奈須祐治
書評HATE SPEECH IN JAPAN: THE POSSIBILITY OF A
NON-REGULATORY APPROACH――Ch.9、 Ch.14、 Ch.19を中心に
……市川正人
HATE SPEECH IN JAPANを読む――国際法・憲法・比較憲法の観点から
……木下昌彦
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●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・6
反トラスト法は「私人による公益の実現」を貫くのか……大久保直樹
信用の基礎理論構築に向けて・7-2
通達にみる生活保護と「借金」(中)……太田匡彦
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・10
Society5.0における新しいガバナンスシステムとサンクションの役割(下)
……稻谷龍彦・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性・10-1
法律上の緊急事態の理論的検討――「宣言」にどのような意味があるのか
……井上武史
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・12
著作権と表現の自由――媒介者の観点から……小町谷育子
行政法の基礎理論・10-1
地方行政組織の構成原理に関する一考察(上)
——公選制行政委員会の終焉に寄せて……島村 健
平成民法学の歩み出し・9
関係的契約理論における解釈理論と解釈学――内田貴『契約の再生』
……石川博康
【特別刑法判例研究】
第三者が管理するサーバに対してリバースプロキシを設定する行為と
著作権侵害罪の成否……渡邊卓也
【労働判例研究】
労働日数・労働時間数の減少を伴うシフト削減の違法性
――シルバーハート事件……小林大祐
【史料の窓】
万国議院商事会議と貴族院…………伊東かおり
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2022年5月号(2022年4月27日発売)
予定価格:1925円(税込)
特集=租税国家のメタモルフォーゼ
現代日本の現状は、「租税国家」の理念と現実の乖離が著しい。その変容の諸相を描き出し、法的議論の素材を提供する。