雑誌詳細:法律時報 2022年6月号
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毎月27日発売
- [特集1]
- 「婚姻の自由」の現代的諸相
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
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在庫僅少
- 発刊年月
- 2022.05
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
同性婚、夫婦同氏強制などの場面で、「婚姻の自由」の侵害が問われている。憲法と民法、各々が想定する「婚姻」とは何かを探究する。
※『法律時報』の電子書籍Kindle版(法律時報e-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。
【法律時評】
従業員代表制の常設化よりも労組法の見直しを……道幸哲也
【判例時評】
福島原発事故賠償訴訟最高裁小法廷決定の見方
――最高裁令和4年3月2日、同7日、同30日決定の意味するもの
……吉村良一
_______________________________
■特集= 「婚姻の自由」の現代的諸相
_______________________________
「婚姻の自由」に関する基本的な問題状況――企画趣旨に代えて
……米村滋人
「婚姻の自由」のパラドクス……蟻川恒正
婚姻と民法――カップルの選択という構成……水野紀子
同性婚と憲法――フランスの同性婚法をめぐる「婚姻の自由」と「平等」
……建石真公子
同性婚がアメリカの「婚姻」に与えた影響……山口真由
夫婦の氏とデモクラシー……江藤祥平
夫婦の氏と婚姻の自由――「家族の呼称」としての氏の分析を中心に
……木村敦子
婚姻とそうでないものの境……松田和樹
_______________________________
●論説
ロシアのウクライナ侵攻と日本国憲法9条……木庭 顕
難民申請者の裁判を受ける権利と適正手続……近藤 敦
●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・7-2
プラットフォームとインフラストラクチャーをめぐる法の一般原則(中)
――「法の下の平等」の私法的基礎づけを含めて……渕 圭吾
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・12
AIと憲法(下)――アルゴリズム、プライバシー、デモクラシー
……山本龍彦・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性・11-1
地方議会議員の出席停止の懲罰と「法律上の争訟」
――岩沼市議会事件判決を契機に……柴田憲司
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・14
「処分」違憲審査――憲法事実としての事案類型……岩井 信
平成民法学の歩み出し・11
実親子関係をめぐる民法と戸籍法・戸籍実務の交錯
――水野紀子「フランスにおける親子関係の決定と民事身分の
保護(1)〜(3)」……幡野弘樹
【B&Aレビュー】
ドミニク・ルソー/著(山元一監訳)
『憲法とラディカルな民主主義――「代表民主制」の限界を問う』
……宇野重規
町村泰貴/編
『民事手続の中の情報――情報化のジレンマに直面する手続法』
……上田竹志
堀田周吾『被疑者取調べと自白』●刑事法学の動き……辻本典央
【特別刑法判例研究】
組織的犯罪処罰法11条における犯罪収益等収受罪の成否……大塚雄祐
【労働判例研究】
トランスジェンダー職員に対するトイレ利用制限等の可否
――国・人事院(経産省職員)事件……島田裕子
【史料の窓】
公使館附医官派遣に関する稲垣満次郎の意見具申……日向玲理
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
従業員代表制の常設化よりも労組法の見直しを……道幸哲也
【判例時評】
福島原発事故賠償訴訟最高裁小法廷決定の見方
――最高裁令和4年3月2日、同7日、同30日決定の意味するもの
……吉村良一
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■特集= 「婚姻の自由」の現代的諸相
_______________________________
「婚姻の自由」に関する基本的な問題状況――企画趣旨に代えて
……米村滋人
「婚姻の自由」のパラドクス……蟻川恒正
婚姻と民法――カップルの選択という構成……水野紀子
同性婚と憲法――フランスの同性婚法をめぐる「婚姻の自由」と「平等」
……建石真公子
同性婚がアメリカの「婚姻」に与えた影響……山口真由
夫婦の氏とデモクラシー……江藤祥平
夫婦の氏と婚姻の自由――「家族の呼称」としての氏の分析を中心に
……木村敦子
婚姻とそうでないものの境……松田和樹
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●論説
ロシアのウクライナ侵攻と日本国憲法9条……木庭 顕
難民申請者の裁判を受ける権利と適正手続……近藤 敦
●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・7-2
プラットフォームとインフラストラクチャーをめぐる法の一般原則(中)
――「法の下の平等」の私法的基礎づけを含めて……渕 圭吾
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・12
AIと憲法(下)――アルゴリズム、プライバシー、デモクラシー
……山本龍彦・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性・11-1
地方議会議員の出席停止の懲罰と「法律上の争訟」
――岩沼市議会事件判決を契機に……柴田憲司
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・14
「処分」違憲審査――憲法事実としての事案類型……岩井 信
平成民法学の歩み出し・11
実親子関係をめぐる民法と戸籍法・戸籍実務の交錯
――水野紀子「フランスにおける親子関係の決定と民事身分の
保護(1)〜(3)」……幡野弘樹
【B&Aレビュー】
ドミニク・ルソー/著(山元一監訳)
『憲法とラディカルな民主主義――「代表民主制」の限界を問う』
……宇野重規
町村泰貴/編
『民事手続の中の情報――情報化のジレンマに直面する手続法』
……上田竹志
堀田周吾『被疑者取調べと自白』●刑事法学の動き……辻本典央
【特別刑法判例研究】
組織的犯罪処罰法11条における犯罪収益等収受罪の成否……大塚雄祐
【労働判例研究】
トランスジェンダー職員に対するトイレ利用制限等の可否
――国・人事院(経産省職員)事件……島田裕子
【史料の窓】
公使館附医官派遣に関する稲垣満次郎の意見具申……日向玲理
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2022年7月号(2022年6月27日発売)
予定価格:1925円(税込)
特集=民事基本立法の法学と政治学
法学界・法学者は法改正にどのような役割を果たしてきたのか。立法過程をつぶさに観察することで立法と法学の関係を探る。