雑誌詳細:法学セミナー  2024年1月号

2024年1月号 通巻 828号

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毎月12日発売
[特集1]
ポストコロナと労働法
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
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在庫あり
発刊年月
2023.12
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
128ページ
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内容紹介

コロナ禍を経て浮き彫りとなった労働法の課題は何か。時代を見据えた雇用と働き方を考える。

※『法学セミナー』の電子書籍Kindle版(法セミe-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。

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特集= ポストコロナと労働法
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企画趣旨……和田 肇 

パンデミック下の職場での健康確保……石崎由希子 

コロナ禍における非正規雇用と労働法上の課題……國武英生 

経営危機と解雇・休業……鈴木俊晴 

コロナ禍・ポストコロナ禍における在宅テレワークと労働法
  ……細川 良 

フリーランスのセーフティネットに関する一考察――労働法学の観点から
  ……河合 塁

学生アルバイトと業務上の損害・費用負担および休業時の賃金保障
  ……細谷越史 

コロナ禍における労働弁護士の働き方……竹村和也

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●法学者の本棚
信託を学んで元気になる……名津井吉裕 
――友松義信
『信託の世界史――10のテーマで学ぶ信託と
   フィデューシャリー・デューティーの起源』

●#ゼミを語ろう
早稲田大学法学部 松原芳博ゼミ(刑法)

●論説
生成するAIとせいせいしない著作権法……金子敏哉


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●連載
ここに弁護士がいてよかった
【第26回】弁護士としての「自立」を目指して
――登録10年目、キャリアプランを立てずに歩んだらこうなりました
  ……佐々木久実 

Law of IoB――インターネット・オブ・ブレインズの法
【第21回】従業員の脳波情報[事例研究5 後編:ディスカッション]
  ……大島義則=数藤雅彦=松尾剛行=西村友海=小久保智淳=成原慧=
   駒村圭吾=斎藤邦史=福士珠美=横大道聡 

FOCUS憲法Ⅳ
【第8回】集会の自由と執行停止の要件[問題解説編]
――集会の自由をめぐる憲法思考……伊藤 建

憲法と行政法の交差点【第22回】防衛組織の民主的統制(文民統制)
  ……栗島智明 

家族法のアラカルト【第11回】内密出産の取扱いに関する通知をめぐって
――母子関係の成立や子の養育……石綿はる美

歴史に学ぶ商法・会社法【第21回】株式会社役員の責任(その3)
  ……高田晴仁

裁判実務と対話する刑法理論【第31回】急迫性等の正当防衛前提状況について(その6)
  ……嶋矢貴之

入門刑法Ⅰ[総論]【第10講】正当防衛論(1)……大塚裕史



●最新裁判例研究

 ◇刑事訴訟法……河村有教
 逮捕された被疑者から当番弁護士の派遣要請を受けた警察官はできる限り速やかに
 弁護士会にその旨を通知する義務を負うとされた事例
 [大阪地判令和4・12・23 判タ1507号116頁]

 ◇民事訴訟法……安永祐司
 両当事者が口頭弁論期日に2回連続で出頭しなかった場合の訴えの取下げの擬制
 [最三小決令和5・9 ・27 裁判所ウェブサイト]

 ◇商 法……清水円香
 株式公開買付け後の株式併合に係る株式買取請求と公正な価格
 [東京地決令和5・3・23 資料版商事法務470号130頁]


●書評
『法と感情の哲学』スーザン・バンディズ 編、橋本祐子 監訳……関 良徳


法学セミナー2024年2月号

特集=若年層の困窮(仮)

いま、さまざまな困窮を抱える若者には、誰の・どんな支援が必要なのか?法学・福祉学・社会学の視点からじっくり考えます。

●予価1540円(税込)/2024年1月12日発売予定