雑誌詳細:法学セミナー  2024年3月号

2024年3月号 通巻 830号

  • 紙の書籍
  • 電子書籍
毎月12日発売
[特集1]
最高裁判決2023
——弁護士が語る
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫あり
発刊年月
2024.02
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
120ページ
定期購読申込ページへ

内容紹介

2023年に出た最高裁判決を担当した弁護士が、依頼者との出会い、訴訟戦略上の工夫、事件・判決の意義を語る。


※『法学セミナー』の電子書籍Kindle版(法セミe-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。

Amazonで紙の雑誌をご購入する方はこちらから

_____________________
特集
最高裁判決2023――弁護士が語る
_____________________


プロバイダ責任制限法に基づく電話番号の開示請求と改正の時際法的解釈……中澤佑一 

大阪西中島納骨堂経営許可等取消請求事件……豊永泰雄 

「宮本から君へ」事件――民法34条を起爆剤とする給付行政に係る行政裁量の壁の突破……平 裕介 

性同一性障害特例法の第3条1項4号を違憲無効とした最高裁大法廷決定……南 和行=吉田昌史 

刑事施設におけるカルテ不開示決定に対する国家賠償請求事件……浦城知子 

参議院議員定数是正訴訟……山口邦明 

__________________________

●法学者の本棚「生きること それがただちに 人生なのだ」……北村喜宣 
        ――山下和美 著『天才 柳沢教授の生活』

●論説
最高裁における弁論──「宮本から君へ」訴訟上告審判決を見る視点……蟻川恒正 

日本版DBSの課題と展望……高平奇恵 

***********************************

●連載 Law of IoB――インターネット・オブ・ブレインズの法【最終回・第23回】脳神経技術と民主主義――ニューロマーケティングを素材として[事例研究6 後編:ディスカッション]……大島義則=松尾剛行=駒村圭吾=斉藤邦史=数藤雅彦=成原 慧=福士珠美=小久保智淳=西村友海=酒井麻千子 

●FOCUS憲法Ⅳ【最終回・第10回】[座談会]判決の射程の評価と学説の判例への向き合い方(2)……木下智史=松本和彦=村西良太=片桐直人=伊藤 建 

●憲法と行政法の交差点【第24回】立法国賠訴訟における実体的な憲法判断の先行――付随的違憲審査制の黄昏?……栗島智明 

●裁判実務と対話する刑法理論【第32回】急迫性等の正当防衛前提状況について(その7)……嶋矢貴之 

●入門刑法Ⅰ[総論]【第12講】責任論……大塚裕史 


最新裁判例研究

●経済法…………田平 恵 
排除の意図・目的が考慮された私的独占事例
[東京高裁令和5・1・25 審決集69巻254頁]

●租税法………藤原健太郎 
消費税法における「課税対応課税仕入れ」と「共通対応課税仕入れ」の区分
[最一小判令和5・3・6 民集77巻3号440頁]

●労働法…………石田信平 
住友生命保険事件
[京都地判令和5・1・26 労判1282号19頁]

書評●『世の中を知る、考える、変えていく
─高校生からの社会科学講義』飯田高=近藤絢子=砂原庸介=丸山里美 編…………板垣勝彦 

※連載「ここに弁護士がいてよかった」、石綿はる美「家族法のアラカルト」、高田晴仁「歴史に学ぶ商法・会社法」は休載いたします。

法学セミナー2024年4月号(831号)

特集=法学入門2024(仮)

法学の学習は条文から出発する。これから法を学ぶ初学者に、学習の基本である条文に親しみ、理解を深めてもらうための入門企画。