雑誌詳細:法律時報  2025年3月号

2025年3月号 通巻 1213号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
社会機能の維持・承継と法
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
未刊
発刊年月
2025.02
雑誌コード
08027
判型
B5判

内容紹介

2021年のデジタル庁発足によって社会のDX化が進む中、変化に対する根本的な検討によって、今後の日本社会と法のあり方を考える。

企画趣旨……松井智予(東京大学)

事業用土地(農地)及び事業(会社)の維持と承継……安藤光義(東京大学)

土地(宅地・所有者不明土地)の維持と承継……板垣勝彦(横浜国立大学)

集合住宅の維持と承継……尾崎一郎(北海道大学)

山林や漁場の維持と承継……亀岡鉱平(大分大学)

自治体機能や地域イベントの維持と承継……市川文子(RE:PUBLIC)

墓地機能の維持と承継……片桐直人(大阪大学)

歴史的建造物や文化財の維持と承継……西田陽介(岡山大学)


■小特集
婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのか
——歴史・比較・展望

企画趣旨……小谷眞男(お茶の水女子大学)

中世教会法における婚姻と契約……川島 翔(九州大学)

婚姻の契約性をめぐる西洋とイスラムの位相
——比較法及び国際私法の視点から……西谷祐子(京都大学)

近代における「契約としての婚姻」
——法と社会との乖離の観点から……田巻帝子(新潟大学)

婚姻の契約化と婚姻廃止論
——婚姻法と親子法の幸せな「離婚」は可能か……池田弘乃(山形大学)

コメント……齊藤笑美子(ジェンダー法政策研究所パリ支部)

法律時報 2025年4月号