雑誌詳細:法律時報 2025年3月号

- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 社会機能の維持・承継と法
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫あり
- 発刊年月
- 2025.02
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
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内容紹介
少子高齢化が進む日本では、社会機能の承継が困難な課題となっている。居住や産業のあり方等々、法的枠組みのこれからを考える。
【法律時評】
選択的夫婦別姓制度と女性差別撤廃委員会勧告……寺谷広司
_______________________________
■特集= 社会機能の維持・承継と法
_______________________________
総論……松井智予
農家の農地承継を支える諸制度の展開……安藤光義
集合住宅の維持と承継——いわゆるマンションについて……尾崎一郎
土地(宅地・所有者不明土地)の維持と承継
——権利関係の明確化と管理命令制度……板垣勝彦
沿岸漁業の維持と承継をめぐる課題……亀岡鉱平
コミュニティを起点とした地域社会の再構築……市川文子
墓地機能の維持と承継……片桐直人
美術館における制度と運営課題……西田陽介
_______________________________
■小特集
婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのか
——歴史・比較・展望
企画趣旨……小谷眞男・高橋一彦
中世教会法における婚姻と契約……川島 翔
婚姻の契約性をめぐる西洋とイスラムの位相
——比較法及び国際私法の視点から……西谷祐子
近代における「契約としての婚姻」——法と社会との乖離の観点から
……田巻帝子
婚姻の契約化と婚姻廃止論
——婚姻法と親子法の幸せな「離婚」は可能か……池田弘乃
婚姻と契約——基礎法からの示唆を得て……齊藤笑美子
****************************
●論説
「ドイツのための選択肢」と国法学者協会の選択……高橋雅人
●新連載
民事法律扶助制度の改革・1
連載開始にあたって……青竹美佳・谷口太規・山野目章夫
変動期にある世界の法律扶助
——米国・北欧・英国・第三世界の法律扶助と日本の課題
……池永知樹
名誉毀損・侮辱を巡る比較刑法研究・1-1
企画趣旨……深町晋也
ドイツにおける名誉に対する罪(1)……嘉門 優
●連載
信用の基礎理論構築に向けて・13-1
日本の政治と軍事の歴史から考える(上)……五百旗頭 薫
メタ「法学入門」・5
憲法学 その1……小粥太郎
法的判断において「議論」が果たす役割の諸相
——法学と議論学との協働・2
制定法解釈における議論スキーム……角松生史
憲法と家族法の交錯・3
「結婚の自由をすべての人に」訴訟からみる婚姻……渡邉泰彦
行政法学のリ・デザイン——二元的思考を超えて・13-2
人と物の「はざま」(下)
——物の法の基底性と行政法体系の「残り半分」……土井 翼
拘禁刑時代の施設内処遇・5
刑事施設と社会のつながり——「塀」をどう「無くす」か
……小西暁和
著作権法と刑法の語らい・21 [最終回]
著作権法と刑法の語らいのこれまで……金子敏哉
これからの語らい……谷川和幸・西貝吉晃
公判外供述の比較法研究・3-6
オーストラリアの伝聞法則(6・完)……成瀬 剛
【イギリス刑法の現在地】
イギリス刑法における共犯処罰をめぐる近時の動向……横濱和弥
【労働判例研究】
警察官によるセクハラ事案における個人賠償責任の有無と
環境型セクハラの対象範囲——警視セクハラ損害賠償事件
……所浩代
【史料の窓】
「国論」を目指した東亜調査会の言論活動……藤田 俊
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
※「幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討」は休載します。
選択的夫婦別姓制度と女性差別撤廃委員会勧告……寺谷広司
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■特集= 社会機能の維持・承継と法
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総論……松井智予
農家の農地承継を支える諸制度の展開……安藤光義
集合住宅の維持と承継——いわゆるマンションについて……尾崎一郎
土地(宅地・所有者不明土地)の維持と承継
——権利関係の明確化と管理命令制度……板垣勝彦
沿岸漁業の維持と承継をめぐる課題……亀岡鉱平
コミュニティを起点とした地域社会の再構築……市川文子
墓地機能の維持と承継……片桐直人
美術館における制度と運営課題……西田陽介
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■小特集
婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのか
——歴史・比較・展望
企画趣旨……小谷眞男・高橋一彦
中世教会法における婚姻と契約……川島 翔
婚姻の契約性をめぐる西洋とイスラムの位相
——比較法及び国際私法の視点から……西谷祐子
近代における「契約としての婚姻」——法と社会との乖離の観点から
……田巻帝子
婚姻の契約化と婚姻廃止論
——婚姻法と親子法の幸せな「離婚」は可能か……池田弘乃
婚姻と契約——基礎法からの示唆を得て……齊藤笑美子
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●論説
「ドイツのための選択肢」と国法学者協会の選択……高橋雅人
●新連載
民事法律扶助制度の改革・1
連載開始にあたって……青竹美佳・谷口太規・山野目章夫
変動期にある世界の法律扶助
——米国・北欧・英国・第三世界の法律扶助と日本の課題
……池永知樹
名誉毀損・侮辱を巡る比較刑法研究・1-1
企画趣旨……深町晋也
ドイツにおける名誉に対する罪(1)……嘉門 優
●連載
信用の基礎理論構築に向けて・13-1
日本の政治と軍事の歴史から考える(上)……五百旗頭 薫
メタ「法学入門」・5
憲法学 その1……小粥太郎
法的判断において「議論」が果たす役割の諸相
——法学と議論学との協働・2
制定法解釈における議論スキーム……角松生史
憲法と家族法の交錯・3
「結婚の自由をすべての人に」訴訟からみる婚姻……渡邉泰彦
行政法学のリ・デザイン——二元的思考を超えて・13-2
人と物の「はざま」(下)
——物の法の基底性と行政法体系の「残り半分」……土井 翼
拘禁刑時代の施設内処遇・5
刑事施設と社会のつながり——「塀」をどう「無くす」か
……小西暁和
著作権法と刑法の語らい・21 [最終回]
著作権法と刑法の語らいのこれまで……金子敏哉
これからの語らい……谷川和幸・西貝吉晃
公判外供述の比較法研究・3-6
オーストラリアの伝聞法則(6・完)……成瀬 剛
【イギリス刑法の現在地】
イギリス刑法における共犯処罰をめぐる近時の動向……横濱和弥
【労働判例研究】
警察官によるセクハラ事案における個人賠償責任の有無と
環境型セクハラの対象範囲——警視セクハラ損害賠償事件
……所浩代
【史料の窓】
「国論」を目指した東亜調査会の言論活動……藤田 俊
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
※「幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討」は休載します。
法律時報 2025年4月号
特集=プライバシーに関する不法行為を支えるもの
プライバシーに関する従来の議論を整理しつつ、デジタル資産や知的財産権が絡む問題など、新たな課題に向き合う意欲的な特集。
■予価:税込2,090円/2025年3月27日発売