小林 富雄
こばやしとみお
プロフィール
1950年、千葉県生まれ。1972年、東京工業大学理学部物理学科卒業。1977年、東京大学大学院理学系研究科修了。東京大学素粒子物理国際センター教授。理学博士。専門は高エネルギー素粒子物理。2013年度、仁科記念賞受賞。世界で最も高いエネルギーをもつ加速器の国際共同実験を主導、LHC のATLAS実験では日本グループの共同代表者を務める。素粒子の標準理論は、約40年かけて実験的に確かめられたが、それを超える物理を見つけたいと考えている。おもな著訳書に『神の素粒子 宇宙創成の謎に迫る究極の加速器』(日経ナショナルジオグラフィック社,監修)、『ヒッグス粒子 神の粒子の発見まで』(東京化学同人,訳)がある。(2013年11月現在)