ノーマン・サルトリウス
のーまん さるとりうす
プロフィール
1935年生まれ。1958年 ザグレブ大学医学部を卒業し、1965年 イギリスに留学、その後WHOの 活動に参加(1967~93年)。1977年から精神衛生部門の部長をつとめた。その後、世界精神医学会会長に選出され(1993~99年)、現在はジュネーブに拠を置くメンタルヘルス・プログラム改善協会の会長として、活躍している。これまで世界の九つ以上の大学で教授として教鞭をとる。統合失調症、うつ病、および医療供給のあり方、社会精神医学の疫学的研究などの第一人者と知られ、またその活動は精神障害者への 偏見と差別をなくすこと、医療提供における平等の実現にまで向けられている。現在も青年のように精力的、情熱的に、世界を飛びまわり、活動をつづけている。(2014年8月現在)
備考
著作:Hanfried Helmchen, Norman Sartorius, Editors, Ethics in Psychiatry, Springer (2010);Norman Sartorius & Hugh Shulze, Reducing the Stigma of Mental Illness, Cambridge University Press (2005)のほか、多数。