書籍詳細:魂の家族を求めて

魂の家族を求めて 私のセルフヘルプ・グループ論

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫なし
発刊年月
1995.06
旧ISBN
4-535-56015-3
ISBN
978-4-535-56015-4
判型
四六判
ページ数
228ページ
Cコード
C1011
ジャンル

内容紹介

家族内の深いこころの傷による諸症状(アル中、薬物依存や性的な虐待・被虐待など)を、セルフヘルプ・グループで癒す活動に献身する著者が、共依存という家族の呪縛を超えて自己の変革に挑む群像を浮き彫りにする。

目次

第1部
 第1章 ボブが自由になった日
 ――あるセルフヘルプ・グループの誕生
 第2章 ウィリアム・ウィルソンからビル・Wへ
 ――ひとつの回復物語
 第3章 ビルの抑うつと一二の知恵
 ――グループ(全体)はどのように生き残ったか
 第4章 回復物語の中の〈自己〉
 ――「どん底」の体験は何を変えるか
 第5章 パラドクスと魂の成長
 ――AA神学の解読
 第6章 断酒会とアラノン
 ――AA概念の広がり方
 第7章 ロイスのイネイブリング
 ――嗜癖者の配偶者たちの嗜癖
第2部
 第8章 妻から女へ
 ――もうひとつの回復物語
 第9章 バタード・ウーマンたちが作ったシェルター
 第10章 共依存症
 第11章 家族内トラウマの犠牲者たち
 ――アダルト・チルドレンの共同体
 第12章 子どもを虐待する母たちが出会うとき
 第13章 性被害を受けた女性たちのサバイバル・グループ
 第14章 過食・拒食症者たちの共同体
第3部
 第15章 自助共同体(魂の家族)と12&12
 第16章 血縁家族と魂の家族