書籍詳細:不安とストレス

不安とストレス

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫なし
発刊年月
1998.06
旧ISBN
4-535-56070-6
ISBN
978-4-535-56070-3
判型
四六判
ページ数
160ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

ストレスが現代人の不安の種となり、病気の原因となっていることはよく知られている。しかし対処のしかたによっては、それを栄養にして人生を飛躍させていくことも可能である。ストレスとつきあい、それに克つ方法を伝授する

目次

1 ストレスと健康
 健康になろうと努力する前に目標をもつことが大切
 ストレス状態に長くおかれると病気になることも多い
 ストレッサーにはどのようなものがあるか
 現代人の60%がなんらかのストレスを強く感じている
 ストレスはさまざまなかたちの反応を引き起こす
 ストレスと関係がふかいおもな病気
2 不安とストレスへの心理学的対処法
 ストレス調査から
 ストレスとはなんだろう
 ストレスに打ちひしがれる人とそうでない人のちがいはどこにあるか
 予測で不安は減少するか
 ストレスと認知
 ストレスに対処する
 ソーシャルサポートを大切にしよう
3 ストレスとうつ病
 本当にある五月病
 100人のうち3人~5人がうつ病にかかり、そのうち15%が自殺を試みる
 几帳面で完璧を期すタイプの人がうつ病になりやすい
 仕事がはかどらない、眠れない、食欲がない
 逆に躁状態となって逸脱した行動をしてしまうこともある
 躁うつ病と呼ばれる病気にはいくつかのタイプがある
 甲状腺の病気が原因でうつ症状がでることもある
 うつ病は原因別に3種類にわけることができる
 いったんうつ状態になると短くて二週間、長くて数ヶ月、うつ状態がつづく
 うつ病を治療しないでほおっておくと病気と病気の間隔が短くなる
 うつ病は心理的、身体的ストレスが加わったときに発病する
 人間の脳の機能の変化とうつ病との関係
 うつ病になりやすい気質
 うつ病の発症のきっかけとなる出来事にはどのようなものがあるか
 最近は軽症うつ病にかかる人が増えている
 うつ病治療の三原則
 抗うつ薬にはさまざまな種類があり、どれが合うかは個人差がある
 状態が安定するまで数ヶ月間は薬を飲みつづけること
 自分自身を知ること
 あまり几帳面にならずに手を抜くことを覚えよう
 こんな症状があったら専門医を受診しよう
4 ストレスにかんする調査票と臨床への応用
 リハビリ訓練の成果の個人差には性格が関与しているのではないか
 衝撃的な出来事に打ちのめされる人とそれをバネにして成長する人のちがい
 ハーディネス
 質問紙法によるストレスの研究
 SSCQ
 SSCQを用いた調査
 SSCQからみた事例
 企業の健診にSSCQを用いた結果
 浮かび上がったうつ傾向群と虚血性疾患ハイリスク群
5 ストレスと上手につきあう方法
 適度なストレスが生産性を高める
 自分にあったストレス解消法をみつける
 自分を大切にするとともに他人を尊重することがよりよい社会生活を送るために重要だ
6 ストレス解消法
 1 自律訓練法
 2 ストレス解消体操