書籍詳細:こころ学のススメ

こころ学のススメ

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
1996.05
旧ISBN
4-535-56027-7
ISBN
978-4-535-56027-7
判型
四六判
ページ数
224ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

日本のソンディ学(運命分析・衝動病理学)の第一人者で、かつ臨床心理士の養成制度の向上に献身する著者が、運命と折り合いをつけながら、こころの時代を生きるヒントについて、親しみやすく綴った珠玉のエッセー集。

目次

1 こころの時代のココロジー
 こころの時代の心理学
 体型と性格
 無意識と夢
 こころの遺伝子物語パートI
 こころの遺伝子物語パートII
 親の養育機能
 バスに乗りおくれないココロジー
 老いに向けてのこころの健康
 ストレスの心理学
 ほほ笑みの保育
 欲求不満のココロジー
 コンプレックスさまざま
 「こころの専門家 臨床心理士」とは
 身体言語をめぐって
 グルメ文化の影で
 「自分らしく生きる」とは
 ビジュアル・コミュニケーションを考える
 先生が好き!
 非行少年A君のこと
 日本国際賞贈呈式余話
 子どもは誰のもの
 私だけは死なない?
 「運命の女神」とは
 改名の意味するもの
2 こころの時代の「羅針盤」
 「無職少年」ということ
 複眼的視座
 JR物語 安全萬歳!!
 昇華への道
 対岸の火事か
 義務教育体制の危機昂進!!
 「人間」この不知なるものに寄せて
 禁煙雑話
 「動作療法」開眼
 21世紀へのキー・ワード
 「男でもない、女でもない」一個の人間とは
 「自己実現」という落とし穴
 生命の尊さより死の教育を
 言語雑感
 質量不変の法則
 不安を癒すもの
 激震一段落症候群
 虫の話
 鳥の夫婦は…
 PTSD遡及談
 96に物申す
3 こころの時代と学生相談など
 こころの健康活動ということ
 恒常現象と心理臨床
 「歌を忘れたカナリヤ」か
 学生相談室余技機能
 大震災とオウム
 児童学から親学へ
 教育臨床家育成への思い
 「永久の誓い」に誘うもの
 外書購読演習覚書き
 大学の独自性をめぐって
 カルガモの赤ちゃん
 未来を保障する科学のために
4 こころの時代と臨床心理士
 スクール・カウンセリングの要請
 大学冬の時代への提言