書籍詳細:心理療法のできること できないこと

心理療法のできること できないこと

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫僅少
発刊年月
1999.01
旧ISBN
4-535-56080-3
ISBN
978-4-535-56080-2
判型
四六判
ページ数
272ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

百花繚乱ともいえる心理療法、しかしそれぞれの流派が自派の得手不得手を十分わきまえることなくばらばらに競っていないだろうか。「どの悩みはどの流派が有効か」など、具体的に状況を整理・吟味するユニークな本。

目次

Part1
心理療法の学派の違いによってできること、できないこと

 ロジャーズ派(クライエント中心療法)…林もも子
 分析心理学的心理療法…福島哲夫
 精神分析的精神療法…小羽俊士
Part2
悩みの内容によってできること、できないこと

 児童・思春期の悩み
 児童の心の悩み…横山恭子
 不登校時の援助…鍋田恭孝
 虐待された子ども・虐待した親への援助…四方耀子・増沢 高
 摂食障害の悩みに対する援助…前川あさ美
 心の病い
 神経症に対する心理療法…鍋田恭孝
 うつ病、不安神経症の治療…大野 裕・三谷美津江
 人格障害への対応…守屋直樹
Part3
多様な領域にみる心理療法の役割

 産業メンタルヘルスの可能性とカウンセラーの役割…児玉隆治
 スクールカウンセリングの可能性と限界…鵜養美昭
 ターミナル・ケアにおける心理療法の役割…小池眞規子