書籍詳細:聖娼

聖娼 永遠なる女性の姿

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  • N. クォールズ-コルベット
  • 菅野 信夫
  • 高石 恭子
  • 紙の書籍
定価:税込 2,640円(本体価格 2,400円)
在庫なし
発刊年月
1998.12
旧ISBN
4-535-56126-5
ISBN
978-4-535-56126-7
判型
四六判
ページ数
288ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

聖娼、それは古代文明に実在した制度で、女神の愛を直接触れさせる女性達のこと。そこでは、精神と性愛は深く統合されていた。その後無意識の奥に失われた聖娼のイメージを、現代の女性(と男性)の癒しに復活させる途を探る。

目次

序 章 聖娼のイメージを求めて
第1章 女神とその処女
 聖なる儀式
 巫女
 聖娼の起源
 女性へのイニシエーション
 世俗的買春
 聖婚
 聖娼の消滅
 亡霊となった女神
第2章 聖娼の心理学的な意味
 はじめに
 女神
 聖娼
 異邦人
 婚礼
第3章 男性心理のなかの聖娼
 アニマ
 夢の中のアニマ
 D・H・ローレンスの『死んだ男』
 アニマの段階
 中年期におけるアニマの発達
第4章 女性心理のなかの聖娼
 はじめに
 ジェイン、メアリ、スーザン
 アン
 門の前に立つ異邦人
第5章 魂の再生
 分裂した女性性
 マグダラのマリア
 処女マリアと黒い聖母
 時を超える女神
 統合を求めて