書籍詳細:心が痛い子どもたち

心が痛い子どもたち

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫なし
発刊年月
1996.06
旧ISBN
4-535-56026-9
ISBN
978-4-535-56026-0
判型
四六判
ページ数
192ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

「勉強しなさい」「がんばりなさい」など親からのなにげない一言が、子どもの心にグサリと突き刺さる。親たちがどうすれば「心の痛み=ストレス」をかけずに子育てをしてゆけるかをやさしく語りかける本。

目次

序 章 子どものこころ
 子どものストレス病が増えている
 「心が痛い」子どもたち
第1章 子どもも楽じゃない
 やっぱり「ふつう」がいい
 勉強しなさい!
 早いほうがいい
 勉強はつらいもの
 友だちはたくさんいるほうがいい
 みんなと同じが安心
 子どもは忙しい
第2章 それは育ち方から始まった
 離れたくない
 下に下ろして、ほっといて
 反抗は自己主張なのに
 物でつらないで
 だまってみていて
 子どものうそ
第3章 耐える力を育てる
 がまんするだけではだめ
 叱らないで、だけど引き下がらないで
 「がんばれ」ではがんばれない子がいる
 痛みと上手につきあう
 過保護、過干渉では耐える力は身につかない
 小さいときからやっておこう
 子育てのさじかげん
第4章 傷ついた心を抱いて
 見捨てられるかもしれない
 ちゃんとわかっているのに
 北風の気持ちに気づいて
 期待されることはつらい
 あずかり知らぬできごと
 話せないほどつらかった
 しゃべってしまうのはつらい
第5章 ちゃんと育てればストレスに強くなる
 ミルクだけでは育たない
 エジソンのお母さんみたいに
 ほめることとおだてること
 待てる親になる
 聞き上手になる
第6章 学校へ行かないこと
 「学校へ行かない」ということ
 どこに相談するか
 不登校を受け入れる
 在学期間にこだわらない見通し
 特別な子どもとしてとらえない
 不登校によって不利益を受けない配慮をする
 学校の先生の気持ち
終 章 傷ついた心を癒す
 子どもの目の高さで見てみると
 子どもをまるごと受け入れて
 親が変われば子どもも変わる
 心を癒す「空間」と「時間」
 何を言ってもかまわない
 心理療法は何のために