書籍詳細:思春期の心理臨床

思春期の心理臨床 学校現場に学ぶ「居場所」つくり

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  • 佐治 守夫
  • 監修
  • 岡村 達也
  • 加藤 美智子
  • 八巻 甲一
  • 編著
  • 紙の書籍
定価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
在庫なし
発刊年月
1995.10
旧ISBN
4-535-56019-6
ISBN
978-4-535-56019-2
判型
四六判
ページ数
256ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

学校で子どもたちが自分自身でいられる場所=関係をどう創っていくのか。いじめ、不登校、非行に真剣にかかわっている養護教諭との地道な研究会から生まれた本書は、子どもたちとの血の通ったかかわり方を提起する。

目次

第1章 思春期を考える視角
 ふつうの子育ての感覚
第2章 不登校を考える視角
 養護教諭の不登校へのかかわり
第3章 不登校生徒にかかわる視角
─ある学校現場の実践から
 不登校の子どもとある学校とのかかわり
第4章 不登校生徒と生きる視角
─ある養護教諭の実践から
 ある不登校生徒とともに生きはじめた養護教諭
第5章 いじめを考える視角
─グループ・アプローチの視角から
 いじめの定義
第6章 いじめに向き合う視角
 事例
第7章 いじめと生きる視角
─援助を求めているいじめっ子・いじめられっ子
 自殺未遂をしたあるいじめられっ子
第8章 事例検討の実際
─ある「かかわれなさ」をめぐって
 一年を振り返って
第9章 非行と生きる視角
 L子の事例
第10章 孤独と生きる視角
 M子の事例
第11章 からだと生きる視角
 N子の事例
第12章 思春期を考える視角、再び
 分離個体化の視角から見た青年期における人格発達の軌跡