書籍詳細:ゼミナール 婚姻法改正

ゼミナール 婚姻法改正

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  • 婚姻法改正を考える会
  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
1995.06
旧ISBN
4-535-51021-0
ISBN
978-4-535-51021-0
判型
A5判
ページ数
288ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

婚姻法が変わろうとしている。私たちの意見を反映した新制度となるように論議を深めることが求められている。本書では、23人の家族法学者が、相互の議論の成果を踏まえて、現行法の問題点と改正の方向を示唆する。

目次

●目次
第1部 婚姻の成立
 1 婚姻の届出主義と憲法二四条との関係
 2 婚姻適齢と未成年者の婚姻に対する父母の同意権
 3 再婚禁止期間は性差別か
 4 同性愛者間の婚姻は法的に可能か
 5 事実婚の法的扱い

第2部 婚姻の効果
 6 夫婦別氏選択制の導入をめざして
 7 夫婦間の扶養とは何か
 8 同居・協力義務の権利的構成
 9 夫婦の居住の確保
 10 夫婦間の契約取消の是非
 11 夫婦財産契約をより利用しやすくするために
 12 夫婦別産制の問題点
 13 日常家事債務の連帯責任

第3部 離婚
 14 協議離婚制度
 15 離婚原因と七七〇条二項の必要性
 16 財産分与
 17 履行確保制度
 18 離婚後の親子の面接交渉
 19 裁判離婚手続

第4部 婚姻と親子関係
 20 婚姻の尊重と婚外子の差別は必然的なものか
 21 妻の出産した婚外子
 22 婚姻による親子関係の推定制度

第5部 親族関係と戸籍
 23 姻族関係はなお必要か
 24 身分登録・公証制度としての戸籍の検討