書籍詳細:調停委員控室の午後

調停委員控室の午後

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  • 木口 勝彦
  • 紙の書籍
定価:税込 1,650円(本体価格 1,500円)
在庫なし
発刊年月
1995.04
旧ISBN
4-535-51018-0
ISBN
978-4-535-51018-0
判型
四六判
ページ数
208ページ
Cコード
C1032
ジャンル

内容紹介

多くの私人間紛争が、調停の場において解決されているが、これらは解決の内容も手続きも一般に知られることはない。31の挿話のかたちを借りつつその実態を明らかにする本書は、社会の裏面を覗く好読み物でもある。

目次

第1話 兄弟はやはり兄弟
    ─遺贈を受けた物件の登記請求
第2話 離婚も金次第
    ─離婚と財産分与
第3話 サラ金攻防戦
    ─貸金調停事件
第4話 窮すれば通ず
    ─土地明渡しの猶予
第5話 役所も商売のため
    ─偽りの所有権移転登記請求
第6話 新法と旧法の谷間
    ─火事で焼けた借地上の建物の建て替え
第7話 大会社はつらい
    ─時効で隣家のものになった土地の所有権回復
第8話 底地買い
    ─家屋の明け渡し請求
第9話 倒産の後遺症
    ─交通事故後遺症による保険金請求
第10話 終身賃借権
    ─おばあさん追い出しの巻 ほか