書籍詳細:責任倫理の系譜学
責任倫理の系譜学 ウェーバーにおける政治と学問
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定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
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内容紹介
社会学の巨匠ウェーバーは、ドイツの現実政治に深くかかわる一方、当時の思想家と論争し、またその影響を受けつつ理論を形成していった。本書ではとくにウェーバーがニーチェをどのように解釈したかを中心に描く。
目次
序 章 ウェーバーに政治理論はあるか
─レオ・シュトラウスの批判によせて
1 諸価値の闘争の意味
2 価値闘争としての政治
3 学問に対する政治の優位
4 政治的公共空間の再建
第1章 憂鬱なる政治の科学
─ミヘルスとウェーバー
1 社会主義からファシズムへ
2 社会民主党分析から『政党の社会学』へ
3 「人民の意志」書簡から「支配の社会学」へ
4 民主主義は学問的に論議できない
5 『政党の社会学』から「社会主義の精神」へ
第2章 教育者としてのグスタフ・シュモラー
─ウェーバーとドイツ歴史学派経済学
1 政治のための学会
2 グスタフ・シュモラーにおける学問と政治
3 方法論争
4 歴史学派の批判的継承
5 結語─政治にとっての学問の利益
第3章 理解という方法
─ジンメルとウェーバー
1 問題の所在
2 客観的文化と主観的文化
3 社会の先験的条件と「近代」
4 「理解」という方法
5 ウェーバーとジンメル
第4章 責任倫理の系譜学
─ニーチェとウェーバー
1 心情倫理の系譜
2 ニーチェ
3 ウェーバーとニーチェ
4 『職業としての政治』
終 章 学問と政治の間に
1 観想的生活と活動的生活
2 ハイデルベルクの選択と1898年の「精神的崩壊」
3 生に対する学問の意味
4 政治的禁欲と認識の冒険
5 快癒
6 市場へ
7 政治からの撤退
─レオ・シュトラウスの批判によせて
1 諸価値の闘争の意味
2 価値闘争としての政治
3 学問に対する政治の優位
4 政治的公共空間の再建
第1章 憂鬱なる政治の科学
─ミヘルスとウェーバー
1 社会主義からファシズムへ
2 社会民主党分析から『政党の社会学』へ
3 「人民の意志」書簡から「支配の社会学」へ
4 民主主義は学問的に論議できない
5 『政党の社会学』から「社会主義の精神」へ
第2章 教育者としてのグスタフ・シュモラー
─ウェーバーとドイツ歴史学派経済学
1 政治のための学会
2 グスタフ・シュモラーにおける学問と政治
3 方法論争
4 歴史学派の批判的継承
5 結語─政治にとっての学問の利益
第3章 理解という方法
─ジンメルとウェーバー
1 問題の所在
2 客観的文化と主観的文化
3 社会の先験的条件と「近代」
4 「理解」という方法
5 ウェーバーとジンメル
第4章 責任倫理の系譜学
─ニーチェとウェーバー
1 心情倫理の系譜
2 ニーチェ
3 ウェーバーとニーチェ
4 『職業としての政治』
終 章 学問と政治の間に
1 観想的生活と活動的生活
2 ハイデルベルクの選択と1898年の「精神的崩壊」
3 生に対する学問の意味
4 政治的禁欲と認識の冒険
5 快癒
6 市場へ
7 政治からの撤退