書籍詳細:株主代表訴訟

株主代表訴訟 全判例と理論を知る

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
在庫なし
発刊年月
1996.01
旧ISBN
4-535-51041-5
ISBN
978-4-535-51041-8
判型
A5判
ページ数
384ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

株主代表訴訟は今後も増加し高額化してゆく。その健全な発展のためにはこれまでの裁判例を整理し、比較法をもふまえた総合的な分析をすることが不可欠である。それを手続法的視点から本格的におこなった労作。

目次

第1章 はじめに
 わが国の株主代表訴訟制度
 本書の立場と構成
第2章 株主代表訴訟の法構造に関する判例
 株主代表訴訟と提訴手数料
 株主代表訴訟と権利濫用
 株主代表訴訟と不法行為
 株主代表訴訟と担保提供申立て
 株主代表訴訟と事前提訴請求要件の瑕疵治癒
 会社更生開始後の株主代表訴訟
 株主代表訴訟と追求しうる取締役の責任
 株主代表訴訟と債権者代位権
第3章 株主代表訴訟の実際的機能に関する判例
 株主代表訴訟において請求が認容された事例
 株主代表訴訟において請求が棄却された事例
 株式会社以外の代表訴訟
第4章 株主代表訴訟の沿革と若干の比較法的考察
 沿革や比較法的考察の意義
 株主代表訴訟の沿革
 日米比較法瞥見
 株主代表訴訟の評価
第5章 結び
 手続法と商法の交錯
 株主代表訴訟に関する判例の今後の動向
 立法法と解釈論の今後の方向性