書籍詳細:歴史の中の民法

オリジンに立ち返り素敵なアイディアを見つけよう 歴史の中の民法 ローマ法との対話

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,740円(本体価格 3,400円)
在庫なし
発刊年月
2001.10
旧ISBN
4-535-51279-5
ISBN
978-4-535-51279-5
判型
菊変型判
ページ数
336ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

民法の基礎概念や考え方がどのようにして生誕し、日本法へ連なるのか。オリジンに立ち返り素敵なアイディアを現代に生かしたい。ベーレンツ教授の「ローマ法史講義案」の翻訳と、河上氏による解説・補講からなる。

目次

第1部 ドイツおよび他の近代法秩序へのローマ法の継受
 1 今日の世界におけるローマ法
 2 ヨーロッパにおけるローマ法の継受
第2部 ローマ法の基礎
 3 王政時代
 4 共和政
 5 元首政
第3部 人の法
 6 法システムにおける「人」の概念
 7 奴隷
 8 婚姻
 9 親子法
 10 後見および監護
第4部 各種の人の財産
第1節 物権法上の対象となる財産
 11 所有権
 11a 相続法
 12 法律行為による所有権の取得
 13 所有権の原始取得
 14 制限物権
第2節 債務法上の対象となる財産
 15 債務の原初形態としての「消費貸借契約」
 16 売買契約
 17 使用賃貸借、用益賃貸借、雇用契約、請負契約
 18 組合法
 19 無償の支援的給付の債務関係
 20 不当利得の清算権
 21 不法行為の要件
 22 過失なき(準不法行為的)責任
 23 取引の行為規範的秩序としての債務法
第5部 訴権および司法上の権利保護の概要
 24 訴権
 25 権利行使、権利取得、法的生活のコントロール
 26 執行