書籍詳細:コントとマルクス

「コント=マルクス型発展モデル」の意義と限界 コントとマルクス 「コント=マルクス型発展のモデル」の意義と限界

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,970円(本体価格 2,700円)
在庫なし
発刊年月
2001.12
旧ISBN
4-535-58315-3
ISBN
978-4-535-58315-3
判型
A5判
ページ数
160ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

「コント社会学」および「マルクス経済学批判」は「前科学的思考によるヒストリシズム」と断罪されて久しい。その歴史的限界を認識しつつも「コント=マルクス型発展モデル」と捉え直し、現代の社会変動理論への意義を提起する。

目次

コントとマルクス
 ――「コント=マルクス型発展モデル」の意義と限界
 第1節 コントおよびマルクスの「発展法則」の「論理的性格」
 第2節 コントおよびマルクスの「発展法則」における、「一般的に優越的な意義を持つ」側面
 第3節 コントおよびマルクスの「発展法則」における、「発展それ自身」の基本的諸特徴
 第4節 コントの諸発展構成
 第5節 マルクスの諸発展構成
付論 『ドイツ・イデオロギー』におけるマックス・シュティルナー批判
 ――「自己と一致したエゴイスト」対「分業廃棄としての」「コミュニズム」
 第1節 シュティルナーの主張の輪郭
 第2節 『ドイツ・イデオロギー』におけるシュティルナー批判・その1
 第3節 『ドイツ・イデオロギー』におけるシュティルナー批判・その2
 第4節 『ドイツ・イデオロギー』におけるシュティルナー批判・その3
 第5節 『ドイツ・イデオロギー』におけるシュティルナー批判・その4
 第6節 『ドイツ・イデオロギー』におけるシュティルナー批判・その5
 第7節 『ドイツ・イデオロギー』におけるシュティルナー批判・その6
 第8節 『ドイツ・イデオロギー』前史
     ――シュティルナー対フォイエルバッハおよびヘスの論争、ならびにエンゲルスの最初の評言