書籍詳細:21世紀司法への提言
21世紀司法への提言
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内容紹介
法曹養成制度や裁判制度など、日本の司法をめぐる課題は多い。日本のこれからの司法はどうあるべきか。弁護士・学者の共同懇話会を発足させ、弁護士のあり方を含めた具体的な司法制度研究の成果を、司法界、市民に問うもの。
目次
第1部 司法改革の展望
第1章 応答的司法のための司法改革・弁護士改革の課題
1 政治環境の変動と本稿の課題
2 規制緩和と法の支配
3 日弁連と政治過程
4 応答的司法を求めて
5 応答的司法のための法曹一元
6 応答的司法のための専門的法学教育
7 弁護士職の規制緩和とプロフェッショナリズム
8 結語
第2章 規制緩和と司法
1 法の成長
2 司法の充実・強化
3 公共財としての法
4 訴訟の公共性
第3章 日本社会の変動と法曹一元
1 現代日本社会と司法
2 これまでの法曹一元運動
3 法曹一元の目的と内容
4 「基盤整備」論への批判と条件の成熟
5 法曹一元実現のための課題と計画化
第4章 法曹養成をめぐる対立と今後の課題
1 はじめに
2 戦後の法曹養成制度とその特徴
3 法曹養成をめぐる戦後の政策と運動
4 法曹養成問題の今次の改革論議
5 市民的基盤に立つ法曹養成の課題
第5章 非常勤裁判官制度の導入を
1 非常勤裁判官の定義
2 非常勤裁判官制度の意義
3 イギリスにおける非常勤裁判官
4 日本における弁護士会の取りくみ
5 裁判所側の反応
6 憲法上の論点
7 法律上の論点
8 非常勤裁判官の執務形態・対象事件
9 非常勤裁判官と法曹一元との関係
10 よりよい司法の実現を
第6章 国際人権法(国際人権規約)と司法改革
1 「規制緩和」の潮流と見失われてはならない(対抗する)国際人権法の枠組み
2 日弁連・単位会による国際人権法・国際的フォーラムの活用とその強化
3 司法判断における国際人権法の位置とその改革
4 むすびにかえて
第7章 国際化と司法
1 概説
2 弁護士の社会的責任と特殊性
3 今後の重要問題
4 司法改革の問題点
5 むすび
第2部 司法改革は市民とともに
第8章 市民活動による社会形成と司法改革の課題
1 「法の支配」
2 社会的秩序形成原理としての市民活動
3 法システムへの参加
4 応答的司法
5 むすび
第9章 司法の民主的統制と弁護士の役割
1 はじめに
2 「司法の民主的統制」とは何か
3 弁護士活動の質的転換へ
4 まとめ
第10章 法律扶助制度の拡充に向けて
1 はじめに
2 研究会報告書の内容と問題点
3 弁護士、弁護士会への影響
4 おわりに
第11章 刑事弁護充実の方策
1 刑事司法の利用者としての被疑者・被告人
2 被疑者弁護の改善
3 国選弁護人への給付体系の合理化
4 専門性の強化
5 まとめ
第12章 オンブズマン活動と司法改革
1 オンブズマンとは
2 市民オンブズマンの基本的観点
3 オンブズマン活動と司法の活用
4 具合的な司法活動
5 オンブズマン運動と裁判所の新しい動き
6 今後の展開
第13章 成年後見制と弁護士の役割
1 はじめに
2 高齢者・障害者激増の時代
3 高齢者・障害者の無権利状態
4 高齢者・障害者の権利擁護システム(成年後見制)と弁護士の役割
5 成年後見制の立法化と弁護士の役割の拡大
6 新しい世紀の弁護士業務
第14章 険しい少年司法改革への道程
1 はじめに
2 日弁連の基本姿勢と少年法「改正」反対運動
3 中間答申後の少年審判の変化
4 世論の注目と意見交換会・法制審議会
5 改革論の登場
6 おわりに
第3部 弁護士と弁護士会の現状と未来
第15章 弁護士制度の現状と改革の課題
1 はじめに
2 弁護士制度と弁護士の役割を統合する理念について
3 弁護士の専門性の現状と改革への課題
4 自律性とわが国における「弁護士自治」について
5 「法律事務独占」の現状と改革の課題
6 弁護士に対する業務規制と改革の課題
第16章 新民事訴訟法と弁護士倫理
1 今回の民事訴訟改正の一つの特徴
2 民訴弁護活動と倫理
3 民事訴訟における弁護士の役割
4 ッ事訴訟事件と懲戒
第17章 人権・正義の拡大と業務との関連性
1 規制緩和反対を利用した十把一絡的思考とそれを克服する方向
2 議論の整理
3 対立を乗り越える鍵
4 規制緩和論の解明
5 弁護試論で提起した新しい論点
第18章 日弁連活動に対する会員の無関心化は進行しているか
1 弁護士団体の政治社会学
2 問題設定
3 方法
4 日弁連総会の出席率の変遷
5 暫定的結論
6 むすび
第1章 応答的司法のための司法改革・弁護士改革の課題
1 政治環境の変動と本稿の課題
2 規制緩和と法の支配
3 日弁連と政治過程
4 応答的司法を求めて
5 応答的司法のための法曹一元
6 応答的司法のための専門的法学教育
7 弁護士職の規制緩和とプロフェッショナリズム
8 結語
第2章 規制緩和と司法
1 法の成長
2 司法の充実・強化
3 公共財としての法
4 訴訟の公共性
第3章 日本社会の変動と法曹一元
1 現代日本社会と司法
2 これまでの法曹一元運動
3 法曹一元の目的と内容
4 「基盤整備」論への批判と条件の成熟
5 法曹一元実現のための課題と計画化
第4章 法曹養成をめぐる対立と今後の課題
1 はじめに
2 戦後の法曹養成制度とその特徴
3 法曹養成をめぐる戦後の政策と運動
4 法曹養成問題の今次の改革論議
5 市民的基盤に立つ法曹養成の課題
第5章 非常勤裁判官制度の導入を
1 非常勤裁判官の定義
2 非常勤裁判官制度の意義
3 イギリスにおける非常勤裁判官
4 日本における弁護士会の取りくみ
5 裁判所側の反応
6 憲法上の論点
7 法律上の論点
8 非常勤裁判官の執務形態・対象事件
9 非常勤裁判官と法曹一元との関係
10 よりよい司法の実現を
第6章 国際人権法(国際人権規約)と司法改革
1 「規制緩和」の潮流と見失われてはならない(対抗する)国際人権法の枠組み
2 日弁連・単位会による国際人権法・国際的フォーラムの活用とその強化
3 司法判断における国際人権法の位置とその改革
4 むすびにかえて
第7章 国際化と司法
1 概説
2 弁護士の社会的責任と特殊性
3 今後の重要問題
4 司法改革の問題点
5 むすび
第2部 司法改革は市民とともに
第8章 市民活動による社会形成と司法改革の課題
1 「法の支配」
2 社会的秩序形成原理としての市民活動
3 法システムへの参加
4 応答的司法
5 むすび
第9章 司法の民主的統制と弁護士の役割
1 はじめに
2 「司法の民主的統制」とは何か
3 弁護士活動の質的転換へ
4 まとめ
第10章 法律扶助制度の拡充に向けて
1 はじめに
2 研究会報告書の内容と問題点
3 弁護士、弁護士会への影響
4 おわりに
第11章 刑事弁護充実の方策
1 刑事司法の利用者としての被疑者・被告人
2 被疑者弁護の改善
3 国選弁護人への給付体系の合理化
4 専門性の強化
5 まとめ
第12章 オンブズマン活動と司法改革
1 オンブズマンとは
2 市民オンブズマンの基本的観点
3 オンブズマン活動と司法の活用
4 具合的な司法活動
5 オンブズマン運動と裁判所の新しい動き
6 今後の展開
第13章 成年後見制と弁護士の役割
1 はじめに
2 高齢者・障害者激増の時代
3 高齢者・障害者の無権利状態
4 高齢者・障害者の権利擁護システム(成年後見制)と弁護士の役割
5 成年後見制の立法化と弁護士の役割の拡大
6 新しい世紀の弁護士業務
第14章 険しい少年司法改革への道程
1 はじめに
2 日弁連の基本姿勢と少年法「改正」反対運動
3 中間答申後の少年審判の変化
4 世論の注目と意見交換会・法制審議会
5 改革論の登場
6 おわりに
第3部 弁護士と弁護士会の現状と未来
第15章 弁護士制度の現状と改革の課題
1 はじめに
2 弁護士制度と弁護士の役割を統合する理念について
3 弁護士の専門性の現状と改革への課題
4 自律性とわが国における「弁護士自治」について
5 「法律事務独占」の現状と改革の課題
6 弁護士に対する業務規制と改革の課題
第16章 新民事訴訟法と弁護士倫理
1 今回の民事訴訟改正の一つの特徴
2 民訴弁護活動と倫理
3 民事訴訟における弁護士の役割
4 ッ事訴訟事件と懲戒
第17章 人権・正義の拡大と業務との関連性
1 規制緩和反対を利用した十把一絡的思考とそれを克服する方向
2 議論の整理
3 対立を乗り越える鍵
4 規制緩和論の解明
5 弁護試論で提起した新しい論点
第18章 日弁連活動に対する会員の無関心化は進行しているか
1 弁護士団体の政治社会学
2 問題設定
3 方法
4 日弁連総会の出席率の変遷
5 暫定的結論
6 むすび