書籍詳細:参加型開発
多様な事例をもとに「開発」のあり方を問い直す 参加型開発 貧しい人々が主役となる開発へ向けて
- 紙の書籍
定価:税込 3,300円(本体価格 3,000円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2002.03
- 旧ISBN
- 4-535-55252-5
- ISBN
- 978-4-535-55252-4
- 判型
- A5判
- ページ数
- 264ページ
- Cコード
- C3033
- ジャンル
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内容紹介
途上国の住民自身が開発の過程に主体的に参加し、経済成長が住民の生活レベルの向上に実際に結びつくようにする──開発の新しい理念「参加型開発」の意義を考察し、各国における多様なプロジェクトの経験を紹介する。
目次
第1部 参加型開発の意義
第1章 開発と参加
1 はじめに
2 参加概念の登場
3 開発をめぐる議論の変遷
4 原則や理念としての参加
5 弱者の日常的抵抗
6 参加の利点を認めた指導者達
7 参加の実践
8 今後の方向性と問題点
9 結びに代えて
第2章 参加型開発の展開
1 はじめに
2 貧困概念の再検討
3 貧困克服のための能力の類型
4 地方分権化の試み
5 NGOと市民社会
6 市場経済システム
7 政治・経済・共同体の相互関連性
8 結び
第3章 住民参加型農村開発のための
計画立案諸方法
1 はじめに
2 集中型農村開発査定(RRA)
3 住民参加型農村開発査定(PRA)
4 目的指向型農村開発計画(ZOPP/PCM)
5 住民参加型農村開発の支援マニュアルの位置付け
第2部 事例研究
第4章 西アフリカでの開発ワーカーの実践
1 はじめに
2 二つの対立するパラダイムと参加型開発
3 参加型開発の実践現場から
4 参加型アプローチを推し進めるために
5 おわりに
第5章 小口金融活動から住民参加
による地域開発へ
1 はじめに
2 マイクロファイナンスの成果と限界
3 MFと参加型開発
4 ジンバブエにおける貯蓄クラブの活動
5 まとめ
第6章 共感を呼びおこす
コミュニケーション・ストラテジー
1 はじめに
2 コミュニケーションの視点からみる参加
3 アメリカ国際開発庁(USAID)主導のプロジェクト
4 ガーナNCWDタマレ支部の活動
5 アクションエイドの活動
6 「同情」と「共感」
異なるコミュニケーション・ストラテジー
7 おわりに
第7章 地方分権化政策の再構築
1 はじめに
2 ウガンダにおける地方分権化政策の変容
3 貧困・エンパワーメントと地方評議会
4 恵まれない人々の代表性
5 財政の地方分権化
6 地方分権化と基礎教育
7 地方分権化と保健サービス
8 結論
第8章 市民と政府の協働
1 はじめに
2 県民皆識字運動とは何か
3 ビハール州における県民皆識字運動
4 有効性と限界性
5 むすびにかえて
第9章 当事者性の探求と参加型開発
1 環境問題・自立・当事者性の科学
2 参加型の学問による参加型開発
3 参加型農民開発の事例研究
第1章 開発と参加
1 はじめに
2 参加概念の登場
3 開発をめぐる議論の変遷
4 原則や理念としての参加
5 弱者の日常的抵抗
6 参加の利点を認めた指導者達
7 参加の実践
8 今後の方向性と問題点
9 結びに代えて
第2章 参加型開発の展開
1 はじめに
2 貧困概念の再検討
3 貧困克服のための能力の類型
4 地方分権化の試み
5 NGOと市民社会
6 市場経済システム
7 政治・経済・共同体の相互関連性
8 結び
第3章 住民参加型農村開発のための
計画立案諸方法
1 はじめに
2 集中型農村開発査定(RRA)
3 住民参加型農村開発査定(PRA)
4 目的指向型農村開発計画(ZOPP/PCM)
5 住民参加型農村開発の支援マニュアルの位置付け
第2部 事例研究
第4章 西アフリカでの開発ワーカーの実践
1 はじめに
2 二つの対立するパラダイムと参加型開発
3 参加型開発の実践現場から
4 参加型アプローチを推し進めるために
5 おわりに
第5章 小口金融活動から住民参加
による地域開発へ
1 はじめに
2 マイクロファイナンスの成果と限界
3 MFと参加型開発
4 ジンバブエにおける貯蓄クラブの活動
5 まとめ
第6章 共感を呼びおこす
コミュニケーション・ストラテジー
1 はじめに
2 コミュニケーションの視点からみる参加
3 アメリカ国際開発庁(USAID)主導のプロジェクト
4 ガーナNCWDタマレ支部の活動
5 アクションエイドの活動
6 「同情」と「共感」
異なるコミュニケーション・ストラテジー
7 おわりに
第7章 地方分権化政策の再構築
1 はじめに
2 ウガンダにおける地方分権化政策の変容
3 貧困・エンパワーメントと地方評議会
4 恵まれない人々の代表性
5 財政の地方分権化
6 地方分権化と基礎教育
7 地方分権化と保健サービス
8 結論
第8章 市民と政府の協働
1 はじめに
2 県民皆識字運動とは何か
3 ビハール州における県民皆識字運動
4 有効性と限界性
5 むすびにかえて
第9章 当事者性の探求と参加型開発
1 環境問題・自立・当事者性の科学
2 参加型の学問による参加型開発
3 参加型農民開発の事例研究