書籍詳細:富、権力、そして神
横浜商科大学学術研究叢書 富、権力、そして神 社会環境論序説
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定価:税込 4,730円(本体価格 4,300円)
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内容紹介
「近代社会」成立の意味は、「自然」と「人間社会」を対象化し「環境化」しえた科学的思考にあった。その過程をふまえて、人間社会に、富と権力と神のそれぞれをめぐる人と人との関係からアプローチし、そのダイナミズムを鮮明に描き出す。
目次
序 論 「社会環境」とは何か
A 「近代社会」形成の世界史的意味
B 「社会環境」とは
C 本書の構成
第1部 「富」をめぐる人間の関係
第1章 経済社会はどのように組み立てられているか
A 近代社会と近代以前の社会における「富」をめぐる人間の関係の相違
B 近代社会の成立を画期づけた市民革命
C 「日常性」の本来の場としての経済活動
第2章 資本の「合理性」と人間の問題
A 資本主義的市場経済の特色
B 「形式合理性」と「実質合理性」
C 「倫理の二重構造」と「経済の二重構造」
D 資本主義経済の直面した二〇世紀問題
第3章 「貨幣」の経済的役割
A 「貨幣」とは何か
B 「資本」に転成した「貨幣」
第4章 「社会環境」と「自然環境」
A 自然科学の発達にともなって生じた自然観の変化
B 最初の人工の世界
C 近代社会成立にともなって生じた人間による「自然」の改良
D 二〇世紀産業社会の出現と「社会環境」・「自然環境」の変化
第2部 「権力」をめぐる人間の関係
第1章 われわれにとって「政治」とは何か、「国家」とは何か
A 「権力」とは何か
B 「国家」とは何か
第2章 近代以前の「国家」と「社会」
A 「共同体」
B 家父長制的「家共同体」
C 「家父長制的支配」から「家産制的支配」へ
D 「家産制国家」の成立と支配構造
E 「家産制国家」の管理機構
第3章 「都市」の歴史的役割
A 「都市」とは何か
B 「都市」の歴史的考察
第4章 「近代国家」と「民主政治」
A 「自然権思想」と「民主政治」
B 合衆国憲法と「近代国家」の機構
C 資本主義の発達とアメリカ政治の変遷
第3部 「神」をめぐる人間の関係
第1章 「宗教」は、どうして学問的に問題とされなければならないのか
A 「政治的解放」と「人間的解放」
B 「科学」と「信仰」
第2章 宗教の成立とその「社会環境」に及ぼした影響
A 「日常性」と「非日常性」
B 呪術倫理と宗教倫理
C 「預言者」の出現と「宗教倫理」の合理化
D 「教団」の成立と「教団」の「宗教意識」
第3章 宗教と「社会層」
A 宗教と文化
B 「宗教」と個々の人間の関係
C 「特権階層」の宗教観
D 「非特権階層」の宗教観
第4章 「神義論」と「救済方法」
A 前章までの議論の粗筋
B 「神義論」の諸類型
C 「救済方法」とその「生活態度」への影響
第5章 「近代社会」の成立と宗教
A 「近代社会」の成立と「生活態度」の変化
B 人間の「生活態度」を規定する決定的な動因は何か
A 「近代社会」形成の世界史的意味
B 「社会環境」とは
C 本書の構成
第1部 「富」をめぐる人間の関係
第1章 経済社会はどのように組み立てられているか
A 近代社会と近代以前の社会における「富」をめぐる人間の関係の相違
B 近代社会の成立を画期づけた市民革命
C 「日常性」の本来の場としての経済活動
第2章 資本の「合理性」と人間の問題
A 資本主義的市場経済の特色
B 「形式合理性」と「実質合理性」
C 「倫理の二重構造」と「経済の二重構造」
D 資本主義経済の直面した二〇世紀問題
第3章 「貨幣」の経済的役割
A 「貨幣」とは何か
B 「資本」に転成した「貨幣」
第4章 「社会環境」と「自然環境」
A 自然科学の発達にともなって生じた自然観の変化
B 最初の人工の世界
C 近代社会成立にともなって生じた人間による「自然」の改良
D 二〇世紀産業社会の出現と「社会環境」・「自然環境」の変化
第2部 「権力」をめぐる人間の関係
第1章 われわれにとって「政治」とは何か、「国家」とは何か
A 「権力」とは何か
B 「国家」とは何か
第2章 近代以前の「国家」と「社会」
A 「共同体」
B 家父長制的「家共同体」
C 「家父長制的支配」から「家産制的支配」へ
D 「家産制国家」の成立と支配構造
E 「家産制国家」の管理機構
第3章 「都市」の歴史的役割
A 「都市」とは何か
B 「都市」の歴史的考察
第4章 「近代国家」と「民主政治」
A 「自然権思想」と「民主政治」
B 合衆国憲法と「近代国家」の機構
C 資本主義の発達とアメリカ政治の変遷
第3部 「神」をめぐる人間の関係
第1章 「宗教」は、どうして学問的に問題とされなければならないのか
A 「政治的解放」と「人間的解放」
B 「科学」と「信仰」
第2章 宗教の成立とその「社会環境」に及ぼした影響
A 「日常性」と「非日常性」
B 呪術倫理と宗教倫理
C 「預言者」の出現と「宗教倫理」の合理化
D 「教団」の成立と「教団」の「宗教意識」
第3章 宗教と「社会層」
A 宗教と文化
B 「宗教」と個々の人間の関係
C 「特権階層」の宗教観
D 「非特権階層」の宗教観
第4章 「神義論」と「救済方法」
A 前章までの議論の粗筋
B 「神義論」の諸類型
C 「救済方法」とその「生活態度」への影響
第5章 「近代社会」の成立と宗教
A 「近代社会」の成立と「生活態度」の変化
B 人間の「生活態度」を規定する決定的な動因は何か