書籍詳細:日本の構造改革と法

現代日本法を深く分析する 日本の構造改革と法

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,640円(本体価格 2,400円)
在庫なし
発刊年月
2002.04
旧ISBN
4-535-51315-5
ISBN
978-4-535-51315-0
判型
A5判
ページ数
208ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

現在、急速な構造改革が進められ、憲法を頂点とする法体系が大きく変更されようとしている。それは国民生活の安定と平和のために役立つものなのかを、国際秩序の変化、日本社会の構造変化等、幅広い観点から分析・検討する。

目次

第1章 1980年代以降の国際秩序
 第1節 資本主義の停滞と日本
 第2節 「社会主義」体制の崩壊と民族紛争
 第3節 市場経済をめざす中国
 第4節 EUの統合と発展
 第5節 北米自由貿易協定とアメリカ経済
 第6節 東アジアにおける経済協力
 第7節 GATTとWTO
 第8節 アジアの通貨危機
 第9節 問われる日本の態度
第2章 国際社会における日本
 第1節 国際化に対する政府の対応
 第2節 日本の国際貢献
 第3節 国際の平和と日本
 第4節 経済分野における国際貢献
 第5節 ODA
 第6節 外国人の受け入れ
 第7節 文化の交流と留学生の受け入れ
 第8節 地球環境問題
 第9節 アメリカの軍事戦略と日米安保体制
 第10節 日本の安全保障を国民の意識にのせる
第3章 社会構造と政治体制の変化
 第1節 経済のグローバル化と日本の経済構造の変化
 第2節 産業の空洞化と貿易黒字の縮小
 第3節 勤労者層の変化と家族形態の多様化
 第4節 政権の変化
 第5節 問われる改革の中身
 第6節 政府による構造改革の推進
 第7節 日米経済協議
 第8節 生産の停滞と国民負担の増加
 第9節 福祉国家の後退
第4章 法秩序の変化
 第1節 企業・取引秩序・雇用と法
 第2節 事業者法
 第3節 消費者保護法
 第4節 情報化への対応
 第5節 不動産に関する法
 第6節 高齢者社会への対応
 第7節 遺伝子治療、生殖医療の発達と家族法
 第8節 環境
 第9節 手続法の立法と改正
 第10節 交通時効による逸失利益の算定をめぐる動き
 第11節 規制緩和と行政改革の現在
 第12節 構造改革の特徴と21世紀日本の課題
第5章 なぜ構造改革が求められるのか
 第1節 改革の動き
 第2節 制度改革の論点
 第3節 憲法改正問題への視点