書籍詳細:現代日本経済
現在進行形の日本経済論! 現代日本経済 バブルとポスト・バブルの軌跡
- 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
在庫なし
只今、在庫が不足しており納期が確定できないため、
オンラインでの受付ができません。
オンラインでの受付ができません。
紙の書籍のご購入
内容紹介
同時代を生きる読者は今を照射した現代日本経済論こそ求めている。徹底的に今を理解することを通じて、日本経済の特質や必要な経済理論が理解できるよう工夫されている。多用されるBOXは本論の理解を高めるトピックスを満載。
目次
第1部 バブルの背景
第1章 マクロ経済構造、貿易構造、日米経済摩擦
1 80年代日本のマクロ経済構造と貿易構造
1 外需主導型成長構造
2 日米2国間不均衡の発生
2 日米経済摩擦の展開とプラザ合意
1 経済摩擦の国際的背景
2 80年代日米経済摩擦の激化
3 プラザ合意と前川レポート
第2章 拡張的財政金融政策と円高の急進展
1 「政策協調」としての拡張的財政金融政策
1 超金融緩和政策の展開
2 裁量的財政政策の復活
2 円高の役割
1 円高の急進展
2 円高不況
3 円高の実体経済への影響
第3章 金融自由化のインパクト
1 遅れて集中的に進んだ金融自由化
1 日本の金融自由化
2 金融自由化の展開
2 信用秩序維持政策の転換と「規律付け機能」の緩み
1 信用秩序維持政策とは何か
2 日本における健全経営規制の導入
第2部 バブルの形成と崩壊
第4章 バブルの形成過程
1 経済諸主体の「バブル的」行動と資金の動き
1 企業の行動
2 金融機関の行動
3 家計の行動
4 小括
2 バブルの発生
1 資産価格の高騰
2 バブル発生の「証明」
3 株価バブルと地価バブル
4 バブルと実体経済
第5章 バブルの崩壊過程
1 バブル対策とその理念
1 バブルに対する認識の変化と「バブル潰し」
2 日銀の金融引締め策
3 政府の地価抑制策
2 バブル崩壊と経済諸主体の行動
1 バブル崩壊のクロノロジー
2 バブル崩壊の背景としての経済諸主体の行動
3 バブル崩壊後のマクロ経済と超低成長の諸要因
1 90年代超低成長の実相
2 バブル崩壊後の低成長要因
第3部 ポスト・バブル期の超低成長
第6章 バブルの後遺症としての不良債権問題、金融機関破綻、金融危機
1 不良債権問題の発生と展開
1 不良債権、不良債権処理、金融機関の破綻
2 不良債権問題の経済への影響
3 不良債権の額と処理の進捗
4 不良債権問題のマグニチュード
2 迷走した金融機関の破綻処理
1 不良債権処理の一環としての金融機関破綻
2 破綻処理法法の変遷と新しい処理方法の確立
3 日本経済を襲った金融危機と政策対応
第7章 未踏領域に入った金融政策
1 信用秩序維持のために「動員」された金融政策
1 バブル後金融政策の概観
2 金融緩和政策の展開とその性格変化
3 信用秩序維持のために展開された新たな金融緩和手法
4 超低金利政策の評価
2 量的緩和政策の実相と課題
1 ゼロ金利政策によって始まった量的緩和策
2 量的緩和策の限界
3 量的緩和
4 今後の金融政策の課題
第8章 経済対策と財政再建のジレンマ
1 90年代の財政と低成長
1 90年代の財政悪化の特徴
2 財政赤字の問題点
2 肥大化した経済対策
1 90年代経済対策の特徴
2 景気対策としての公共事業の展開とその問題点
3 景気対策としての減税とその問題点
第9章 産業セクターの構造転換と低成長
1 産業構造の転換と製造業のパフォーマンス
1 産業構造の推移
2 90年代の製造業を取り巻く環境変化
3 産業の「空洞化」
4 「モジュール化」と通信ネットワーク化への遅れ
2 転機を迎えた非製造業、中小企業
1 迷走する非製造業、中小企業セクター
2 70~80年代に強化された産業保護と「所得再分配」システム
3 転換する「所得再分配」システム
4 地方経済、農業、非製造中小企業
5 小括
第10章 グローバル・スタンダードと日本型企業・経済システムの転換
1 グローバル・スタンダードの浸透とその影響
1 「グローバル・スタンダード」とは何か
2 国際会計基準の導入と企業・経済への影響
3 退職給付債務の顕在化と企業財務の悪化、年金問題
2 日本型企業・経済システム論と90年代の低成長
1 企業・経済システムの「グローバル・スタンダード化」
2 日本型企業・経済システム論の現在
3 日本型企業・経済システムと低成長
4 日本型企業・経済システムの転換と90年代の低成長
第11章 意図せざる少子化の衝撃
1 少子化と期待成長率の低下
1 急進展した少子化
2 期待成長率低下と設備投資の低迷
2 少子化と年金危機
1 公的年金の問題点
2 年金危機と低成長への影響
終 章 日本経済は何を間違えたのか
1 要約的整理
1 バブル発生の経済環境
2 バブルの形成と崩壊
3 バブル後・超低成長の諸要因
2 本書で展開した新しい論点について
3 おわりに
参考文献
索引
第1章 マクロ経済構造、貿易構造、日米経済摩擦
1 80年代日本のマクロ経済構造と貿易構造
1 外需主導型成長構造
2 日米2国間不均衡の発生
2 日米経済摩擦の展開とプラザ合意
1 経済摩擦の国際的背景
2 80年代日米経済摩擦の激化
3 プラザ合意と前川レポート
第2章 拡張的財政金融政策と円高の急進展
1 「政策協調」としての拡張的財政金融政策
1 超金融緩和政策の展開
2 裁量的財政政策の復活
2 円高の役割
1 円高の急進展
2 円高不況
3 円高の実体経済への影響
第3章 金融自由化のインパクト
1 遅れて集中的に進んだ金融自由化
1 日本の金融自由化
2 金融自由化の展開
2 信用秩序維持政策の転換と「規律付け機能」の緩み
1 信用秩序維持政策とは何か
2 日本における健全経営規制の導入
第2部 バブルの形成と崩壊
第4章 バブルの形成過程
1 経済諸主体の「バブル的」行動と資金の動き
1 企業の行動
2 金融機関の行動
3 家計の行動
4 小括
2 バブルの発生
1 資産価格の高騰
2 バブル発生の「証明」
3 株価バブルと地価バブル
4 バブルと実体経済
第5章 バブルの崩壊過程
1 バブル対策とその理念
1 バブルに対する認識の変化と「バブル潰し」
2 日銀の金融引締め策
3 政府の地価抑制策
2 バブル崩壊と経済諸主体の行動
1 バブル崩壊のクロノロジー
2 バブル崩壊の背景としての経済諸主体の行動
3 バブル崩壊後のマクロ経済と超低成長の諸要因
1 90年代超低成長の実相
2 バブル崩壊後の低成長要因
第3部 ポスト・バブル期の超低成長
第6章 バブルの後遺症としての不良債権問題、金融機関破綻、金融危機
1 不良債権問題の発生と展開
1 不良債権、不良債権処理、金融機関の破綻
2 不良債権問題の経済への影響
3 不良債権の額と処理の進捗
4 不良債権問題のマグニチュード
2 迷走した金融機関の破綻処理
1 不良債権処理の一環としての金融機関破綻
2 破綻処理法法の変遷と新しい処理方法の確立
3 日本経済を襲った金融危機と政策対応
第7章 未踏領域に入った金融政策
1 信用秩序維持のために「動員」された金融政策
1 バブル後金融政策の概観
2 金融緩和政策の展開とその性格変化
3 信用秩序維持のために展開された新たな金融緩和手法
4 超低金利政策の評価
2 量的緩和政策の実相と課題
1 ゼロ金利政策によって始まった量的緩和策
2 量的緩和策の限界
3 量的緩和
4 今後の金融政策の課題
第8章 経済対策と財政再建のジレンマ
1 90年代の財政と低成長
1 90年代の財政悪化の特徴
2 財政赤字の問題点
2 肥大化した経済対策
1 90年代経済対策の特徴
2 景気対策としての公共事業の展開とその問題点
3 景気対策としての減税とその問題点
第9章 産業セクターの構造転換と低成長
1 産業構造の転換と製造業のパフォーマンス
1 産業構造の推移
2 90年代の製造業を取り巻く環境変化
3 産業の「空洞化」
4 「モジュール化」と通信ネットワーク化への遅れ
2 転機を迎えた非製造業、中小企業
1 迷走する非製造業、中小企業セクター
2 70~80年代に強化された産業保護と「所得再分配」システム
3 転換する「所得再分配」システム
4 地方経済、農業、非製造中小企業
5 小括
第10章 グローバル・スタンダードと日本型企業・経済システムの転換
1 グローバル・スタンダードの浸透とその影響
1 「グローバル・スタンダード」とは何か
2 国際会計基準の導入と企業・経済への影響
3 退職給付債務の顕在化と企業財務の悪化、年金問題
2 日本型企業・経済システム論と90年代の低成長
1 企業・経済システムの「グローバル・スタンダード化」
2 日本型企業・経済システム論の現在
3 日本型企業・経済システムと低成長
4 日本型企業・経済システムの転換と90年代の低成長
第11章 意図せざる少子化の衝撃
1 少子化と期待成長率の低下
1 急進展した少子化
2 期待成長率低下と設備投資の低迷
2 少子化と年金危機
1 公的年金の問題点
2 年金危機と低成長への影響
終 章 日本経済は何を間違えたのか
1 要約的整理
1 バブル発生の経済環境
2 バブルの形成と崩壊
3 バブル後・超低成長の諸要因
2 本書で展開した新しい論点について
3 おわりに
参考文献
索引