書籍詳細:新版 リー環の話
シリーズ:日評数学選書
リー環についての定評の教科書。3章を加えて新版となる 新版 リー環の話
- 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
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内容紹介
現代数学では欠かせない重要な概念である、リー環について、基礎から半単純リー環の構造・分類の理論までの基礎的な道筋を分かりやすく紹介。新たに、3章を付け加えて新版として刊行。『リー群の話』の姉妹編。
目次
1 リー環の定義
1 環と代数
2 リー環の定義
3 リー環の例
2 部分環、イデアル、準同型
1 部分環
2 イデアル
3 準同型
4 商環と標準的準同型
3 可解環、ベキ零環、エンゲルの定義
1 可解リー環の定義
2 可解リー環の性質
3 巾零リー環
4 巾零リー環の性質
5 表現についての考察
6 定理6の証明
4 リーの定理とリー環の複素化
1 リーの定理
2 一般の体の上のリー環
3 複素数体上のリー環
4 複素リー環の実型
5 実リー環の複素化
6 複素化の性質
5 シュヴァレーのレプリカとカルタンの判定条件
1 リー環のキリング形式
2 カルタンの判定条件
3 ジョルダン分解、半単純成分と巾零成分
4 シュヴァレーのレプリカ
5 定理1の証明
6 根基と半単純リー環
1 リー環の根基
2 半単純リー環の定義
3 半単純性に関するカルタンの判定条件
4 半単純リー環の直和分解
5 単純リー環
7 半単純リー環の表現の完全可約性
1 半単純リー環の単純分解
2 完全可約表現と完約リー環
3 ワイルの定理
4 定理4の証明(既約、忠実表現の場合)
5 定理4の証明(一般の場合)
8 半単純リー環のルート分解
1 半単純リー環におけるs-元とn-元
2 半単純リー環のルート分解
3 極大s-部分環(カルタン部分環)
4 ルートの性質
9 半単純リー環のルート分解(つづき)
1 前章の復習
2 sln(C)のルート分解
3 sl2(C)の表現
4 ルート分解の性質
10 ルート系とワイル群
1 ルート系の性質
2 抽象的ルート系
3 ルート系の例
4 ワイル群
11 ルート系の底とワイル群の生成元
1 実ベクトル空間の線形順序
2 ルート系の底
3 ワイル群の生成元
4 ワイルの部屋
12 ルート系の分類
1 ルート系の可約性
2 ディンキン図形
3 既約な基本形の分類
4 複素単純リー環の存在
13 シュヴァレー底とその応用
1 複素半単純リー環の構造定数
2 構造定数のみたす関係式
3 半単純リー環の同型定理
4 シュヴァレー型半単純リー環と種々の実型
14 半単純リー環の自己同型群
1 半単純リー環の微分環
2 gの微分環と自己同型群
3 カルタン部分環の共約性
4 gの外部自己同型群
15 半単純リー環の表現
1 表現空間の準既約分解
2 準規約成分の一意性とテンソル積分解
3 表現空間のウェイト分解
4 ウェイトの性質1
5 ウェイトの性質2
16 半単純リー環の既約表現
1 単純リー環の表現への分解
2 最高ウェイト
3 sln(C)の既約表現
4 随伴表現と最大ルート
5 双対表現
17 ルート加群、ウェイト加群とアフィン・ワイル群
1 ルート加群とウェイト加群
2 既約表現の存在
3 o(n、C)の既約表現
4 アフィン・ワイル群
5 拡大されたディンキン図形
付記A 複素半単純リー群について
参考文献
付録1 ジョルダン環とリー環
1 形式的に実なジョルダン環
2 実単純ジョルダン環の分類
3 リー環の構成法
付記B 例外単純リー環のTitsの構成法
付録2 シュヴァレーの思い出
シュヴァレーの思い出
1 環と代数
2 リー環の定義
3 リー環の例
2 部分環、イデアル、準同型
1 部分環
2 イデアル
3 準同型
4 商環と標準的準同型
3 可解環、ベキ零環、エンゲルの定義
1 可解リー環の定義
2 可解リー環の性質
3 巾零リー環
4 巾零リー環の性質
5 表現についての考察
6 定理6の証明
4 リーの定理とリー環の複素化
1 リーの定理
2 一般の体の上のリー環
3 複素数体上のリー環
4 複素リー環の実型
5 実リー環の複素化
6 複素化の性質
5 シュヴァレーのレプリカとカルタンの判定条件
1 リー環のキリング形式
2 カルタンの判定条件
3 ジョルダン分解、半単純成分と巾零成分
4 シュヴァレーのレプリカ
5 定理1の証明
6 根基と半単純リー環
1 リー環の根基
2 半単純リー環の定義
3 半単純性に関するカルタンの判定条件
4 半単純リー環の直和分解
5 単純リー環
7 半単純リー環の表現の完全可約性
1 半単純リー環の単純分解
2 完全可約表現と完約リー環
3 ワイルの定理
4 定理4の証明(既約、忠実表現の場合)
5 定理4の証明(一般の場合)
8 半単純リー環のルート分解
1 半単純リー環におけるs-元とn-元
2 半単純リー環のルート分解
3 極大s-部分環(カルタン部分環)
4 ルートの性質
9 半単純リー環のルート分解(つづき)
1 前章の復習
2 sln(C)のルート分解
3 sl2(C)の表現
4 ルート分解の性質
10 ルート系とワイル群
1 ルート系の性質
2 抽象的ルート系
3 ルート系の例
4 ワイル群
11 ルート系の底とワイル群の生成元
1 実ベクトル空間の線形順序
2 ルート系の底
3 ワイル群の生成元
4 ワイルの部屋
12 ルート系の分類
1 ルート系の可約性
2 ディンキン図形
3 既約な基本形の分類
4 複素単純リー環の存在
13 シュヴァレー底とその応用
1 複素半単純リー環の構造定数
2 構造定数のみたす関係式
3 半単純リー環の同型定理
4 シュヴァレー型半単純リー環と種々の実型
14 半単純リー環の自己同型群
1 半単純リー環の微分環
2 gの微分環と自己同型群
3 カルタン部分環の共約性
4 gの外部自己同型群
15 半単純リー環の表現
1 表現空間の準既約分解
2 準規約成分の一意性とテンソル積分解
3 表現空間のウェイト分解
4 ウェイトの性質1
5 ウェイトの性質2
16 半単純リー環の既約表現
1 単純リー環の表現への分解
2 最高ウェイト
3 sln(C)の既約表現
4 随伴表現と最大ルート
5 双対表現
17 ルート加群、ウェイト加群とアフィン・ワイル群
1 ルート加群とウェイト加群
2 既約表現の存在
3 o(n、C)の既約表現
4 アフィン・ワイル群
5 拡大されたディンキン図形
付記A 複素半単純リー群について
参考文献
付録1 ジョルダン環とリー環
1 形式的に実なジョルダン環
2 実単純ジョルダン環の分類
3 リー環の構成法
付記B 例外単純リー環のTitsの構成法
付録2 シュヴァレーの思い出
シュヴァレーの思い出