Part１　私だけの昭和史
――大戦末期の大陸で
　いっしょにあたらしい国を創ろうね
　最後の乾盃
　敗戦前日の脱出
　戦争は終わったのに
Part２　廃墟の町で
――小さな恋から大きな恋へ
　二人の傍聴席
　歌の別れ
　〈大きな恋〉への旅立ち
　時計の振り子
Part３　無党派市民宣言
――地域に生きるまで
　市川房枝〈スピリット〉とともに
　地方自治空白地帯
　瓢箪から「市議」
　怪文書考
　地方分権というけれど
Part４　生きがいの旅
――世界に友を求めて
　ドナウの大河・ユーゴスラビア
　知られざるフランス
　星野芳樹ムゼーとミスター・アフリカ記者
　ソウルの八月
　プラハの秋
Part５　武士の商法
――イタリアに嵌まるまで
　プロヴァンスからイタリアへ
　ミラノからヴェネツィアへ
　華の都フィレンツェ
　七〇歳イタリア語に挑戦
Part６　フィレンツェの創価学会
――バッジョは学会の広告塔
Part７　沈黙の基地アビアーノ
――ユーゴへ思いを馳せる