書籍詳細:実況中継 まちづくりの法と政策 PartI2

実況中継 まちづくりの法と政策 PartI2 都市再生とまちづくり

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
在庫なし
発刊年月
2002.09
旧ISBN
4-535-51336-8
ISBN
978-4-535-51336-5
判型
A5判
ページ数
360ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

愛媛大学における4日間の集中講義。大阪の坂和弁護士が、面白くも真剣にまちづくりの問題点を解説する。数々の行政訴訟の経験を踏まえ、一貫したスタンスの下に繰り広げる講義。まちづくりの問題点が見えてくる。

目次

再び実況中継によせて
地方分権時代のまちづくりの指針として
一日目第一限
集中講義のテーマ
 ホームページの紹介
 宋家の三姉妹
 将棋・カラオケ
 自己紹介
一日目第二限
弁護士業務と再開発問題
 公害訴訟との出会いと弁護士の仕事
 大阪駅前再開発問題
一日目第三限
阿倍野再開発訴訟とその後の展開
 阿倍野再開発訴訟
 阿倍野その後第二・三幕
一日目第四限
まちづくり法体系と中央官僚の役割
 まちづくり法実務体系の出版
 国土交通省のお役人
二日目第一限
再開発を考える──その1
 日本の都市計画の特徴
 都市再開発のしくみ
二日目第二限
再開発を考える──その2
 再開発と借家人
 再開発組合の破産能力
 都市計画法の二〇〇〇年大改正
 本づくりのノウハウ
二日目第三、四限
公開市民講座
 三つのテーマ
 破綻する駅前再開発
 小泉都市再生の行方
 陪審制と裁判員制度
 戦後五六年
二日目第五限
市民講座の補足と坂和放談
 日本と西欧の都市法
 民主主義を考える
 日本の土地問題
 西安のまちと日本のまち
三日目第一限
再開発から都市再生を考える
 都市再生を考えるシンポの開催
 本音と建前
 震災復興まちづくり
三日目第二限
震災復興まちづくりを考える──その1
 復興計画の検討
三日目第三限
震災復興まちづくりを考える──その2
 復興事業とまち協方式の検討
 芦屋中央地区まち協の顛末
 ホントの地方分権
三日目第四限
土地バブルの発生と崩壊を考える
 坂和流映画評論
 土地バブルを考える
 バブル崩壊と住管機構・RCC
四日目第一限
自由競争と自己責任を考える
 金融ビッグバンと護送船団方式
 保険制度のビッグバン
四日目第二限
地方分権を考える
 地方分権の到達点
 さらなる地方分権の方向
 地方分権を国民のものに
四日目第三限
小泉改革を考える
 小泉改革の行方
 集中講義のまとめ