書籍詳細:憲法の歴史と比較

憲法の歴史と比較

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,480円(本体価格 6,800円)
在庫なし
発刊年月
1998.05
旧ISBN
4-535-51139-X
ISBN
978-4-535-51139-2
判型
A5判
ページ数
472ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

「憲法の歴史と比較」を学ぶことは人類の英知を学ぶことであり、世界的規模で「第三の歴史的転換期」にある現在に、たしかな指針を与えるものとなる。

目次

第1部 比較憲法史の研究
 第1章 比較憲法史をどう描くか
 第2章 比較憲法史の方法
 第3章 「比較女性人権史」の試み
 第4章 「議会中心主義」の歴史的位置
第2部 憲法の変容と憲法学 第1章 植民地支配の正当化の問題
 第2章 戦後改憲論にみる立憲主義の欠落
 第3章 英国における憲法理論の2つの潮流
 第4章 憲法をめぐる「守旧」と「改革」
 第5章 ドイツ統一と国法学者
 第6章 ドイツにおける基本法改正動向
 第7章 体制転換とロシア新憲法
第3部 人権の理論と現状
 第1章 法律による人権保障と立憲主義
 第2章 政治的平等
 第3章 アメリカにおけるマイノリティの選挙権
 第4章 反ユダヤ主義との闘い
 第5章 多文化主義と宗教的少数者
 第6章 放送の自由と公平原則
 第7章 オーストラリアの情報公開法
 第8章 財産権が「神聖不可侵」であるということ
 第9章 「福祉国家」論と生存権論
 第10章 団結権と結社の自由
第4部 議会制・選挙・地方自治の理論と現状
 第1章 近代議会法の原理
 第2章 イギリスにおける議会主権の変貌
 第3章 貴族院・その構成と権能について
 第4章 現代議会制の構造と機能
 第5章 フランスにおける議会改革管見
 第6章 立法と行政の権限配分
 第7章 フランスにおける自治体統制権の憲法理論
 第8章 「地方自治の国際的保障」に関する研究序説
 第9章 フランス第五共和制憲法におけるレフェレンダム
 第10章 米国における「住民投票制度」
第5部 憲法訴訟の理論と現状
 第1章 フランスにおける憲法解釈論の現況
 第2章 憲法裁判官の正当性
 第3章 ヨーロッパにおける「民主的社会」の要請
 第4章 個人申立制度が憲法および国際人権法に及ぼすインパクト
 第5章 ポーランドにおける議会・違憲審査制・レフェレンダム