書籍詳細:子どもが算数・数学好きになる秘訣

子どもを算数・数学好きにするために家庭に一冊 子どもが算数・数学好きになる秘訣

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,650円(本体価格 1,500円)
在庫なし
発刊年月
2002.11
旧ISBN
4-535-78364-0
ISBN
978-4-535-78364-5
判型
四六判
ページ数
224ページ
Cコード
C41
ジャンル

内容紹介

算数・数学好きになるかどうかの分かれ目は小学4年と中学1年にある。日頃の授業の受け方、家庭で勉強する際に心がけることなど、子どもを算数・数学好きにするための処方箋をさまざまな事例からていねいに紹介する。

目次

1章 子どもが算数・数学好きになる秘訣
 見えない努力をほめ、「解けた」という感動を与えよ
 「やって行くうちに理解する」ことも少なくない
 間違っているときはどこが間違ったかを必ず見つけよ
 算数や数学はとくに“自信”が大切である
 「分からないところを質問しなさい」と言ってはならない
 考えるゲームを好きにさせる
 飽きっぽい性格の子どもにはとくに変化をつけよ
 必要以上に公式を暗記させるな
 先生とは違う子ども自身のオリジナルな解法はほめよ
 算数・数学は予習中心に学習せよ
 参考書は一冊を確実に学べ
 狭くても確実に勉強せよ
 図形の学習では空間図形を避けるな
 チャレンジ精神の旺盛な子どもには昔の教科書を与えよ
 掛け算の危機をはね返そう
2章 効果的な育て方
 結果論的思考ではなく戦略的思考を
 成績にあまりこだわるな
 曖昧な言葉はなるべく使わない
 初めから解法をパターン化して覚えさせるな
 難しいことをやさしく説明せよ
 子どもに対するYES・NO型質問は減らせ
 問題演習ではチャレンジする前に答えを見てはいけない
 家庭教師の第一条件は「相手の気持ちを理解できる人」
 「皆と一緒」という安心感はマイナス
 2次方程式に対する悪口には耳を貸さぬこと
 コンピュータ利用の教育を過信するな
 「算数や数学の学習は誰にとっても大いに役立つ」という意識をもて
 「女性は数学に不向き」ではない
 きれいな解にならない方程式も積極的に練習せよ
 嘘は算数・数学嫌いの始まり
 義務教育や試験を学習のおもな理由にしてはならない
 子どもは「純粋数学型」か「現実社会型」かを見極めよ
 何ごとにも興味をもってデータをとろう
 現実社会型の子どもにはそれに合った話題を与えよ
 文章題は現実に沿ったものがよい
 純粋数学型の子どもにはそれに合った話題を与えよ
3章 効果的な学習法
 子どもの論理的表現力を養うには「地図の説明」が効果的である
 「だから何が言えるのか」を自問すること
 記号と数式に対する過剰な意識を捨てよ
 「すべて」と「ある」をきちんと使い分けよう
 算数の計算規則の導入では規則を設けないで試すことから始めよ
 証明文の練習はたくさんの“全文”を書くことがよい
 算数の難しい問題は家族一緒でチャレンジを
 順列記号Pと組合せ記号Cに頼るべからず
 ピクニックには巻き尺をもって行こう
 天下り式説明法を心がけよ