書籍詳細:精神・心理症状学ハンドブック[第2版]

精神・心理症状学ハンドブック[第2版]

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,135円(本体価格 2,850円)
在庫なし
発刊年月
2003.02
旧ISBN
4-535-98216-3
ISBN
978-4-535-98216-1
判型
A5判
ページ数
400ページ
Cコード
C3047
ジャンル

内容紹介

精神・心理現象を扱う臨床家や研究者なら「誰でも知っていなければならない基礎知識」が学べる便利な1冊。今回の改訂では、数点のコラム・巻末付録を追加し、検索・参照機能がさらに充実した。

目次

I 総論

1 精神・心理症状学の意義

1 心理現象と行動

2 心理現象の正常と異常

3 研究場面での症状評価と診断

2 症状・症候群・疾患

──観察から判断へ

1 症状

2 症候群

3 疾患

4 精神科における診断の意味

5 疾患概念と用語

6 Psychosisと精神病

7 機能性と器質性

3 精神病理学

──現象学と精神力動

1 精神病理学と現象学

2 了解と説明

3 発達と過程

4 記述精神病理学と精神分析学

5 精神疾患の原因

6 精神疾患の原因と症状の理解

7 反応

8 形式と内容

4 病態と挿話

──多軸診断

1 病態と挿話

2 治癒と寛解

3 先天と後天

4 多軸診断

5 心理的社会的ストレス

6 社会的機能と障害

5 急性と慢性

──症状と経過

1 急性と慢性

2 症状と経過

3 病態や挿話の重畳

4 転帰と予後

II 症状学

1 感覚と知覚

1 知覚の定義と種類

2 感覚の変容

3 錯覚

4 幻覚

5 偽幻覚(仮性幻覚)

6 実態意識性の錯誤

7 感覚遮断

2 時間経験

1 世界時間と個人時間

2 個人時間

3 時間体験の異常

4 生物学的リズムとその異常

3 思考

1 思考と思路

2 思考の早さの障害

3 思考の連続性の障害

4 思考内容の障害

5 思考形式(思路)の障害

4 会話

1 会話・思考・行動

2 言葉を出さない症例

5 記憶

1 記銘・把持・追想

2 記銘障害

3 追想障害

6 自我機能

1 自我

2 能動性意識の異常

3 単一性意識の異常

4 同一性意識の異常

5 限界性意識の異常

6 自我機能の異常と思考内容の異常

7 意識

1 意識とその障害

2 意識混濁

3 睡眠性の意識障害

4 特殊な意識障害

5 無意識

8 注意

1 注意

2 集中

3 転導性昴(亢)進

4 睡眠

5 感応現象

6 解離

9 欲動と意志

1 欲動・欲求・意志

2 意欲の量的異常

3 意欲の質的異常と調節障害

4 食欲

5 排泄

6 飲酒と非医療用薬物

7 自己破壊

8 衝動的癖

9 攻撃性と暴力

10 感情

1 感情の内容

2 感情の量的障害

3 感情の調節障害

11 人格

1 人格・性格・気質

2 人格障害

3 人格の範疇的評価と次元的評価

4 病前性格

12 知能

1 知能

2 知能の異常とその分類

3 精神遅滞

4 痴呆

5 一過性の知能の障害

6 知能の異常に類似した状態

13 非器質性身体症状と心身症

1 身体領域での訴え

2 転換症状

3 心因性疼痛

4 体感症

5 自己臭

6 心身症

7 身体化障害

8 心気症

9 身体像の異常

10 非器質性身体症状と病態の捏造

14 疾患への態度

1 病態の捏造

2 病態の否定

3 病態の理解

4 周囲との交流性

15 特殊な症候群

1 緊張病症候群

2 シュナイダーの一級症状

3 陽性症候群

4 陰性症候群

III 精神医学的面接

1 評価場面

──臨床と調査

1 臨床と調査

2 臨床場面

3 調査場面

4 臨床での調査

2 病歴の記載

──臨床評価の記述要素

1 初診時病歴の記載

2 入院時および退院時の要旨

3 フォーミュレイション

4 姿勢と運動

3 自記式尺度・評価尺度・構造化面接

1 症状評価の方法論

2 症状評価の適応

3 構造化面接の使用方法

4 面接の技術

──なぜ面接が必要なのか

1 面接の必要性

2 面接の技術

文献

[付録]

あとがき