書籍詳細:情報の経済学
情報の経済学 不確実性と不完全情報
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内容紹介
近年、注目を集めている情報の非対称性や不完全性、また市場に加えられるノイズは現実の経済現象が必ず直面する問題である。くじ、大学入試といった日常的なやさしい例をひきながら、情報を含む経済学を解説する。
目次
第1部 不確実性の経済学
第1章 利害調整の場としての市場
利害の対立とその調整
資源の稀少性
交換とその社会的有益性
市場メカニズム
第2章 不確実性とくじ
不十分な知識のもとでの意思決定
行動と結果
不確実性のもとでの意思決定(1)
不確実性のもとでの意思決定(2)
くじを賞品とするくじ
非常にたくさんの賞品があるくじ
第3章 期待効用仮説
序数的効用と基数的効用
3種類の賞品をもつくじ
くじとその賞品
期待効用仮説
期待効用指標
期待効用指標の選び方
期待効用指標の基数性(1)
期待効用指標の基数性(2)
期待効用指標の基数性(3)
期待効用関数
第4章 危険に対する態度
パチンコの経済モデル
モデルの基本的枠組み
需要者の行動(1)
需要者の行動(2)
利潤と平均的出玉率
市場均衡
期待効用関数のグラフ
くじLyの賞金の期待値
危険に対する態度(1)
危険に対する態度(2)
第5章 不確実性と市場
状態依存財
状態依存財と不確実性
条件付き契約
簡単な条件付き契約のモデル
キャンセルのできない契約
キャンセルのできる契約
弁当屋の行動
市場均衡
第6章 保険の理論
相互扶助と保険
家計が直面する危険
保険金と保険料
保険に対する需要
利潤について
市場均衡とその性質
均衡保険料率での保険需要
逆選択と道徳的危険
第2部 情報の経済学
第7章 情報の非対称性と競争市場
情報の非対称性
「良い客」と「悪い客」がいる市場
レンタカー・サービスの市場(1)
レンタカー・サービスの市場(2)
完全情報化の競争均衡
非対称的情報化の競争均衡(1)
非対称的情報化の競争均衡(2)
情報の非対称性の問題点
[補論]アカロフの「レモン市場」
第8章 情報の非対称性と自己選抜
客の行動とタイプの関係
契約条件の提示と市場均衡
均衡の形態
分離均衡
プーリング均衡
社会的厚生
信用と評判
シグナリング均衡
第9章 合理的予想均衡
価格が伝える情報
基本的枠組み
需要曲線と供給曲線
経験からの学習と予想
予想の自己実現性
合理的予想均衡
合理的予想均衡の存在可能性
超過需要曲線で考えた場合の合理的予想均衡
第10章 合理的予想均衡と情報の価値
価値のある情報と価値のない情報
モデルの修正
価格から学習できない市場
消費者行動の定式化
消費者が享受できる満足の大きさ
α=0の場合の情報の価値
情報をもった消費者がいるときの合理的予想均衡
α>0のときの情報の価値
市場の究極的な均衡
情報獲得費用
市場の究極的均衡の不存在
第11章 ノイズを伴った合理的予想均衡
価格の情報伝達能力
ノイズがあるときの予想
価格からの学習のむずかしさ
みかんがおいしい確率とまずい確率
需要関数と供給関数
予想の形成
予想の自己実現性と合理的予想均衡
「情報の価値」について
第12章 情報財とその市場
情報と情報財
知識と媒体
情報財とその複製
情報財の生産
情報財市場の特異性
モデルの基本的枠組み
情報財の価格形成(1)
情報財の価格形成(2)
社会的厚生
複製の作成・頒布の禁止政策
補助金の交付
文献案内
索引
第1章 利害調整の場としての市場
利害の対立とその調整
資源の稀少性
交換とその社会的有益性
市場メカニズム
第2章 不確実性とくじ
不十分な知識のもとでの意思決定
行動と結果
不確実性のもとでの意思決定(1)
不確実性のもとでの意思決定(2)
くじを賞品とするくじ
非常にたくさんの賞品があるくじ
第3章 期待効用仮説
序数的効用と基数的効用
3種類の賞品をもつくじ
くじとその賞品
期待効用仮説
期待効用指標
期待効用指標の選び方
期待効用指標の基数性(1)
期待効用指標の基数性(2)
期待効用指標の基数性(3)
期待効用関数
第4章 危険に対する態度
パチンコの経済モデル
モデルの基本的枠組み
需要者の行動(1)
需要者の行動(2)
利潤と平均的出玉率
市場均衡
期待効用関数のグラフ
くじLyの賞金の期待値
危険に対する態度(1)
危険に対する態度(2)
第5章 不確実性と市場
状態依存財
状態依存財と不確実性
条件付き契約
簡単な条件付き契約のモデル
キャンセルのできない契約
キャンセルのできる契約
弁当屋の行動
市場均衡
第6章 保険の理論
相互扶助と保険
家計が直面する危険
保険金と保険料
保険に対する需要
利潤について
市場均衡とその性質
均衡保険料率での保険需要
逆選択と道徳的危険
第2部 情報の経済学
第7章 情報の非対称性と競争市場
情報の非対称性
「良い客」と「悪い客」がいる市場
レンタカー・サービスの市場(1)
レンタカー・サービスの市場(2)
完全情報化の競争均衡
非対称的情報化の競争均衡(1)
非対称的情報化の競争均衡(2)
情報の非対称性の問題点
[補論]アカロフの「レモン市場」
第8章 情報の非対称性と自己選抜
客の行動とタイプの関係
契約条件の提示と市場均衡
均衡の形態
分離均衡
プーリング均衡
社会的厚生
信用と評判
シグナリング均衡
第9章 合理的予想均衡
価格が伝える情報
基本的枠組み
需要曲線と供給曲線
経験からの学習と予想
予想の自己実現性
合理的予想均衡
合理的予想均衡の存在可能性
超過需要曲線で考えた場合の合理的予想均衡
第10章 合理的予想均衡と情報の価値
価値のある情報と価値のない情報
モデルの修正
価格から学習できない市場
消費者行動の定式化
消費者が享受できる満足の大きさ
α=0の場合の情報の価値
情報をもった消費者がいるときの合理的予想均衡
α>0のときの情報の価値
市場の究極的な均衡
情報獲得費用
市場の究極的均衡の不存在
第11章 ノイズを伴った合理的予想均衡
価格の情報伝達能力
ノイズがあるときの予想
価格からの学習のむずかしさ
みかんがおいしい確率とまずい確率
需要関数と供給関数
予想の形成
予想の自己実現性と合理的予想均衡
「情報の価値」について
第12章 情報財とその市場
情報と情報財
知識と媒体
情報財とその複製
情報財の生産
情報財市場の特異性
モデルの基本的枠組み
情報財の価格形成(1)
情報財の価格形成(2)
社会的厚生
複製の作成・頒布の禁止政策
補助金の交付
文献案内
索引