書籍詳細:インド 開発のなかの労働者

「貧困の分かち合い」は終わるか? インド 開発のなかの労働者 都市労働市場の構造と変容

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,180円(本体価格 3,800円)
在庫なし
発刊年月
2003.03
旧ISBN
4-535-55315-7
ISBN
978-4-535-55315-6
判型
A5判
ページ数
312ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

人びとは成長の果実を手にできるのか?

経済改革以降成長率を高めているインド。開発の成果はこれまで膨大な数の労働者に届いてきたのか。底辺のインフォーマル・セクターに視点を据え、複雑かつ巨大な労働市場の実態と変化のしくみを、数多くのデータとフィールドワークに基づき多面的に明らかにする。

目次

序章 経済変化と労働市場
第I部 インド労働市場構造の歪み
第1章 組織部門雇用の伸び悩み
第2章 増加する「働く貧困層」
第3章 労働力の「女性化」
第II部 インド労働市場の歴史・慣習・制度
第4章 工場労働者形成小史
第5章 カーストとモビリティ
第6章 法・組織と労働者
第III部 インドの経済自由化と労働者
第7章 政・労・使の激しい攻防
第8章 経済改革と労働者のいま
終章 まとめと課題
参考文献
索引