書籍詳細:現代韓国の民主化と法・政治構造の変動
現代韓国の法と政治に関する総合的研究書 現代韓国の民主化と法・政治構造の変動
- 紙の書籍
定価:税込 8,360円(本体価格 7,600円)
在庫なし
- 発刊年月
- 2003.04
- 旧ISBN
- 4-535-51373-2
- ISBN
- 978-4-535-51373-0
- 判型
- A5判
- ページ数
- 436ページ
- Cコード
- C3032
- ジャンル
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内容紹介
韓国は1987年の「民主化宣言」以来、長い軍政と権威主義的支配を脱し、民主化・現代化の過程を歩みつつある。現代韓国の法・政治の主要領域(憲法・刑事法・労働法・司法等)につき日韓両国の共同研究の成果を収録。
目次
序 章 現代韓国の法・政治構造の変動
1 現代韓国の政治構造とその転換点
2 韓国法の変遷とその特徴
3 民主化と法的改革
第1章 1980・90年代 韓国の政治変動
――民主主義の移行および民主改革問題を中心に
1 はじめに
2 韓国の民主主義移行の背景と原因
3 「上から」の妥協的以降とその結果
4 民主主義移行以後の韓国政治
5 残された民主主義の課題
第2章 韓国の民主化と憲法裁判所
――1988年から1998年まで
第1節 韓国の民主化における憲法裁判所と基本権の実現
1 はじめに
2 10年を越えた憲法裁判所
3 基本権分野の主要決定
4 おわりに
第2節 韓国の民主化における憲法裁判所と権力統制
1 はじめに
2 憲法裁判による権力統制
3 おわりに
第3章 現代韓国と刑事司法
第1節 権威主義の体制化の司法府と刑事裁判
1 はじめに
2 暗黒期の法院と検察
3 権威主義法体制に対する抵抗
4 権威主義法理論に対する対抗的法理論の構築
5 おわりに
第2節 韓国社会の民主化と国家保安法
1 なぜ今、国家保安法なのか?
2 国家保安法の変遷過程と構造
3 国家保安法撤廃の当為性
4 民主化名誉回復法と国家保安法
5 おわりに
第4章 現代韓国と労働法
第1節 韓国労働法の形成と展開
1 はじめに
2 国家統制的な労働法基盤の形成
3 韓国労働法の基本構造の形成
4 国家統制的労働法の本格的展開
5 国家統制的労働法の緩和
6 おわりに
第2節 1990年代以降の韓国の集団的労働関係法の展開と課題
1 はじめに
2 労働者の立法および企業運営への関与の制度化
3 集団的労働関係法の焦点と課題
4 おわりに
第5章 韓国民主化と司法
第1節 1990年代 韓国の司法制度改革の動向と展望
1 改革の時代
2 1990年代、司法改革構想の新しい潮流
3 1995年、司法改革論争の始まり
4 市民層の司法参加要求と司改推の留保的態度
5 おわりに
第2節 市民の司法参与
1 はじめに
2 韓国における市民の司法参与
3 司法参与の入口、司法監視
4 おわりに
第3節 国家人権機構論争
1 はじめに
2 国家人権機構の概念と性格
3 国家人権機構の歴史と類型
4 国家人権機構に対する国際指針
5 国家人権機構の立法過程に関する争点
6 国家人権機構関連立法の内容に関する論点
7 韓国立法論争の教訓
第6章 行政手続法と情報公開法の問題点と改善法案
――強調的法治主義実現のための韓国の実験
1 はじめに
2 行政手続法
3 情報公開法
4 おわりに
終 章 戦後日本の政治過程と現代韓国および朝鮮半島
1 はじめに
2 日本の過去・現在と朝鮮半島
3 憲法九条と戦後政治過程
4 韓国・朝鮮半島の今後と日本
あとがき
1 現代韓国の政治構造とその転換点
2 韓国法の変遷とその特徴
3 民主化と法的改革
第1章 1980・90年代 韓国の政治変動
――民主主義の移行および民主改革問題を中心に
1 はじめに
2 韓国の民主主義移行の背景と原因
3 「上から」の妥協的以降とその結果
4 民主主義移行以後の韓国政治
5 残された民主主義の課題
第2章 韓国の民主化と憲法裁判所
――1988年から1998年まで
第1節 韓国の民主化における憲法裁判所と基本権の実現
1 はじめに
2 10年を越えた憲法裁判所
3 基本権分野の主要決定
4 おわりに
第2節 韓国の民主化における憲法裁判所と権力統制
1 はじめに
2 憲法裁判による権力統制
3 おわりに
第3章 現代韓国と刑事司法
第1節 権威主義の体制化の司法府と刑事裁判
1 はじめに
2 暗黒期の法院と検察
3 権威主義法体制に対する抵抗
4 権威主義法理論に対する対抗的法理論の構築
5 おわりに
第2節 韓国社会の民主化と国家保安法
1 なぜ今、国家保安法なのか?
2 国家保安法の変遷過程と構造
3 国家保安法撤廃の当為性
4 民主化名誉回復法と国家保安法
5 おわりに
第4章 現代韓国と労働法
第1節 韓国労働法の形成と展開
1 はじめに
2 国家統制的な労働法基盤の形成
3 韓国労働法の基本構造の形成
4 国家統制的労働法の本格的展開
5 国家統制的労働法の緩和
6 おわりに
第2節 1990年代以降の韓国の集団的労働関係法の展開と課題
1 はじめに
2 労働者の立法および企業運営への関与の制度化
3 集団的労働関係法の焦点と課題
4 おわりに
第5章 韓国民主化と司法
第1節 1990年代 韓国の司法制度改革の動向と展望
1 改革の時代
2 1990年代、司法改革構想の新しい潮流
3 1995年、司法改革論争の始まり
4 市民層の司法参加要求と司改推の留保的態度
5 おわりに
第2節 市民の司法参与
1 はじめに
2 韓国における市民の司法参与
3 司法参与の入口、司法監視
4 おわりに
第3節 国家人権機構論争
1 はじめに
2 国家人権機構の概念と性格
3 国家人権機構の歴史と類型
4 国家人権機構に対する国際指針
5 国家人権機構の立法過程に関する争点
6 国家人権機構関連立法の内容に関する論点
7 韓国立法論争の教訓
第6章 行政手続法と情報公開法の問題点と改善法案
――強調的法治主義実現のための韓国の実験
1 はじめに
2 行政手続法
3 情報公開法
4 おわりに
終 章 戦後日本の政治過程と現代韓国および朝鮮半島
1 はじめに
2 日本の過去・現在と朝鮮半島
3 憲法九条と戦後政治過程
4 韓国・朝鮮半島の今後と日本
あとがき