書籍詳細:刑事再審と証拠構造論の展開
刑事再審と証拠構造論の展開
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内容紹介
日本における再審手続については、1975年の「白鳥決定」後、一時期「再審の扉」が開かれたが、近年の再審請求事件の多くは、開始決定に至るまで再び厳しい状況にある。主に証拠構造論を中心に現在の再審裁判について、批判的に検討する。
目次
第一章 刑事再審の問題状況
第一節 刑事再審の状況と総合評価
一 はじめに
二 明白性の判断方法(その一)――総合評価
三 明白性の判断方法(その二)――証拠構造
四 おわりに
第二節 再審請求事件の問題状況
一 再審の現状
二 福岡覚せい剤事件・再審開始決定の意義
三 最高裁係属三事件の展望
第三節 逆流の論理と救済の論理
一 棄却決定の論理と思想
二 白鳥・財田川決定の意義と精神
三 逆流の論理と救済の論理
四 再審への展望
第二章 再審請求棄却決定の論理と問題点
第一節 再審請求棄却決定の論理
一 はじめに
二 明白性の判断方法
三 「疑わしきは被告人の利益に」の原則の無視
四 今後の展望
第二節 山本老事件・再審請求棄却決定批判
一 再審請求の経緯
二 確定判決の証拠構造
三 棄却決定の問題点
四 今後の展望
第三節 日産サニー事件・即時抗告審決定批判
一 白鳥決定の二〇年と日産サニー事件
二 事件の経緯
三 明白性判断の問題点
四 最高裁に問われるもの
第三章 刑事再審と証拠構造論
第一節 証拠構造論の展開過程
一 問題の所在――再審の現状
二 証拠構造論の登場
三 白鳥・財田川決定と証拠構造論
四 証拠構造論の理論的展開
五 証拠構造論の到達点と棄却決定
第二節 最高裁・名張決定と証拠構造論
一 問題の所在
二 名張決定の問題点
三 中谷解説の問題点
四 証拠構造論の展望
第三節 総合評価と証拠構造論
一 問題の所在
二 最高裁二決定(名張・尾田決定)と総合評価
三 総合評価と証拠構造論
第四章 事実認定と証拠構造論の展開
第一節 事実認定論の課題
一 無罪事例と事実認定
二 事実認定の問題状況
第二節 事実認定と証拠構造論
一 問題の所在
二 証拠構造論の意義と理論的基礎
三 証拠構造論の展開
四 証拠構造論の「事実」観
第一節 刑事再審の状況と総合評価
一 はじめに
二 明白性の判断方法(その一)――総合評価
三 明白性の判断方法(その二)――証拠構造
四 おわりに
第二節 再審請求事件の問題状況
一 再審の現状
二 福岡覚せい剤事件・再審開始決定の意義
三 最高裁係属三事件の展望
第三節 逆流の論理と救済の論理
一 棄却決定の論理と思想
二 白鳥・財田川決定の意義と精神
三 逆流の論理と救済の論理
四 再審への展望
第二章 再審請求棄却決定の論理と問題点
第一節 再審請求棄却決定の論理
一 はじめに
二 明白性の判断方法
三 「疑わしきは被告人の利益に」の原則の無視
四 今後の展望
第二節 山本老事件・再審請求棄却決定批判
一 再審請求の経緯
二 確定判決の証拠構造
三 棄却決定の問題点
四 今後の展望
第三節 日産サニー事件・即時抗告審決定批判
一 白鳥決定の二〇年と日産サニー事件
二 事件の経緯
三 明白性判断の問題点
四 最高裁に問われるもの
第三章 刑事再審と証拠構造論
第一節 証拠構造論の展開過程
一 問題の所在――再審の現状
二 証拠構造論の登場
三 白鳥・財田川決定と証拠構造論
四 証拠構造論の理論的展開
五 証拠構造論の到達点と棄却決定
第二節 最高裁・名張決定と証拠構造論
一 問題の所在
二 名張決定の問題点
三 中谷解説の問題点
四 証拠構造論の展望
第三節 総合評価と証拠構造論
一 問題の所在
二 最高裁二決定(名張・尾田決定)と総合評価
三 総合評価と証拠構造論
第四章 事実認定と証拠構造論の展開
第一節 事実認定論の課題
一 無罪事例と事実認定
二 事実認定の問題状況
第二節 事実認定と証拠構造論
一 問題の所在
二 証拠構造論の意義と理論的基礎
三 証拠構造論の展開
四 証拠構造論の「事実」観