書籍詳細:経済学と実在
経済学と実在
- 紙の書籍
定価:税込 4,840円(本体価格 4,400円)
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内容紹介
現在の主流派経済学は存在論を無視し、実存の本性に無関心でありすぎたために、いまや混迷状態にある。それにとってかわる、より説得力のある、実り豊かな考え方をもった経済学とはなにかをスケッチした画期的著作。
目次
第I部 科学と経済学
第1章 出発点:永続する緊張第2章 実在論、説明、科学
第3章 超越論的実在論の擁護
第4章 実証主義の遺産
第5章 論証の性質
第6章 豊かな存在論に向かって
第II部 現在の経済学の諸問題
第7章 計量経済学第8章 経済「理論」
第9章 適切な説明のための代案とその要件
第10章 主観主義
第11章 現在の経済学の限界
第III部 人間主体と社会
第12章 社会と経済:相互依存の再生産第13章 行動する主体のスケッチ
第IV部 経済的説明
第14章 広範な目的と登場する障害第15章 実験のない科学としての経済学
第16章 抽象化
第17章 経済学における真理
第18章 例解
第V部 経済政策と予測
第19章 経済政策と意図的な変化第20章 経済科学と予測